エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

七草粥

2017年01月08日 | ポエム
誠に粗とした習いである。
昨日が、正月七日。
七草粥を頂く日、であった。

他聞に洩れず、ぼくも七草粥を頂いた。



七日の習わし・・・。
七草粥を頂く。
沐浴して身を清める。
内と外から、清浄する。
正しく、清らかとなって新年を始めるのである。

中国の占書にある、正月七日間の意味合いはこうなっている。
1日 鶏
2日 狗(犬)
3日 猪(豚)
4日 羊
5日 牛
6日 馬
7日 人(人日・じんじつ)
そして、8日は穀物
となっている。







「人日や八日の穀の豊かなれ」







七草粥は、心身を清める。
清楚にする。
贅沢を排す。



だから、祖なのである。



    荒 野人

因に、今日の写真は啄木鳥と苔。
七日の日に映した写真である。