エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

霜柱

2017年01月16日 | ポエム
霜柱とシモバシラは「似て非なるもの」と紹介した。
その証左をお示ししようと思っている。

先ずは「シモバシラ」。



次いで「霜柱」。



如何であろうか。

ぼくは、この霜柱が好きだ。
もちろん、シモバシラが嫌いな訳では無い。
毀れ物を扱うように、大事に観察する。

けれど、霜柱はズンズン踏みしめる。
踏んだ音を楽しめる。







「透きとほりやがて溶け初む霜柱」







昨日の朝は、霜柱が綺麗だった。
昼前の陽射しを受けて、キラキラと輝いた。

こんな綺麗な霜柱・・・ぼくは到底、踏んで遊ぶ気にならなかった。
大寒波の賜物である。



そう思わなければ、この寒さは『うっちゃる事」が出来ない。



     荒 野人