厳然として存在する冬木立。

厳しさの中に、どこかしら柔らかい。
それは、深落葉の所為である。
深落葉が温かいのだ。
厳然としてあること・・・それは柔らかさの裏返しであるのか!

「冬木立先の先まで淡き風」

冬木立の中を散歩する。
大好きである。
視界をチラチラと横切る。
それは、あわあわとした風景である。

あてども無くひたすら歩いた。
その行為が、愛おしい。
だがしかし・・・句は詠めない。
枯渇した我が感性よ。
しかして蘇れよ!
荒 野人

厳しさの中に、どこかしら柔らかい。
それは、深落葉の所為である。
深落葉が温かいのだ。
厳然としてあること・・・それは柔らかさの裏返しであるのか!

「冬木立先の先まで淡き風」

冬木立の中を散歩する。
大好きである。
視界をチラチラと横切る。
それは、あわあわとした風景である。

あてども無くひたすら歩いた。
その行為が、愛おしい。
だがしかし・・・句は詠めない。
枯渇した我が感性よ。
しかして蘇れよ!
荒 野人
「木立の間を散策する紳士」なんて、絵になりますね。
男の子や、若者も悪くないですが。
女性だと絵になりません。若い娘なら失恋を慰めているみたいだし、老女ならわびしいだけ。家族連れなら平凡な幸せになってしまう。
男にしかできないことって、あるんですね。
冬木立の樹々は、根を張った植物というより、歩きだしそうな気配が感じられます。
賢治の「月夜のでんしんばしら」が、思い起こされました。
『ドッテデ ドッテデ ドッテデド』
と行進するかも。
多分、カメラなど向けられない、夜中に。
『ドッテデ ドッテデ ドッテデド』と。
でも、男にしか表現できない絵や雰囲気があるのだと知って頂いて、感謝です。
さすがは、まさこさんですね。
鋭い視点です。
社会的発言の内容に、同意致します。
こんがらがった政治状況ですが、透徹した視座で俯瞰すると全てが見えてきますね。
この道しかない・・・それはいつか来た道!
そうのように限定的に進路を押しつける事が、危険なのです。
曰く、沖縄!
賢治が生きていたら、おろおろ歩きながら思索を深めるでしょう。
そして、発信するに違いありません。
作品として・・・。
やはり「ごまめの歯ぎしり」だったのですね。
最初コメントを頂いた時、そのように書こうかと思ったのですが失礼かと思い止めました。
でも、歯ぎしりできるなんて羨ましい。
感性と健康な体の為せる業ですね。