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エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

冬木立

2014年12月15日 | ポエム
厳然として存在する冬木立。



厳しさの中に、どこかしら柔らかい。
それは、深落葉の所為である。
深落葉が温かいのだ。

厳然としてあること・・・それは柔らかさの裏返しであるのか!






「冬木立先の先まで淡き風」







冬木立の中を散歩する。
大好きである。

視界をチラチラと横切る。
それは、あわあわとした風景である。



あてども無くひたすら歩いた。
その行為が、愛おしい。

だがしかし・・・句は詠めない。
枯渇した我が感性よ。

しかして蘇れよ!



       荒 野人


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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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一幅の絵 (さとうまさこ)
2014-12-15 11:40:30
冬木立の写真。感じ入ります。今日の俳句も好きです。
「木立の間を散策する紳士」なんて、絵になりますね。
男の子や、若者も悪くないですが。

女性だと絵になりません。若い娘なら失恋を慰めているみたいだし、老女ならわびしいだけ。家族連れなら平凡な幸せになってしまう。

 男にしかできないことって、あるんですね。
返信する
行進曲が、 (ゴマメのばーば)
2014-12-15 14:36:06
落葉樹の冬木立、私は大好きです。繊細で圧倒的な存在感があって………。
冬木立の樹々は、根を張った植物というより、歩きだしそうな気配が感じられます。
賢治の「月夜のでんしんばしら」が、思い起こされました。
『ドッテデ ドッテデ ドッテデド』
と行進するかも。
多分、カメラなど向けられない、夜中に。
『ドッテデ ドッテデ ドッテデド』と。

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まさこさんへ! (荒 野人)
2014-12-15 20:00:46
木立の間を散策する、短足、ずんぐりむっくりの単なるじじい、です。
でも、男にしか表現できない絵や雰囲気があるのだと知って頂いて、感謝です。

さすがは、まさこさんですね。
鋭い視点です。
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ゴマメのばあばさんへ! (荒 野人)
2014-12-15 20:08:19
先程、ゴマメのばあばさんのブログ訪問させていただきました。
社会的発言の内容に、同意致します。

こんがらがった政治状況ですが、透徹した視座で俯瞰すると全てが見えてきますね。

この道しかない・・・それはいつか来た道!
そうのように限定的に進路を押しつける事が、危険なのです。

曰く、沖縄!

賢治が生きていたら、おろおろ歩きながら思索を深めるでしょう。
そして、発信するに違いありません。
作品として・・・。

やはり「ごまめの歯ぎしり」だったのですね。
最初コメントを頂いた時、そのように書こうかと思ったのですが失礼かと思い止めました。

でも、歯ぎしりできるなんて羨ましい。
感性と健康な体の為せる業ですね。
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