新しい時代、新しい国づくりの始まりです。
「父祖伝来の土地はどうなる?」
「奥御殿はどうなるのじゃ?」
「お家を潰す気か!」
当然、既得権者は動揺し、怒りますよね。
これに対し、美和(井上真央)は前向きだ。
「みんなが見たかった明治という新しい時代を私は歩んでいきます」
未来をつくることにシフトチェンジしている。
これは松陰や久坂や高杉の考えていたことだから。
そのDNAが美和に引き継がれている。
おそらく夫・久坂玄瑞(東出昌大)が美和に遺したものとは、「新しい日本をつくる」という遺志だったのだろう。
脚本は小松江里子さん。
四人目の脚本家。
いきなり美和のモノローグが出て来たのには驚いたなぁ。
「私はまだ知りませんでした。その子が久坂の遺した子だったとは」
「みんなが見たかった明治という新しい時代を私は歩んでいきます」
本来なら、これ、ナレーション(語り)の池田秀一さんが語るべきこと。
自由だなぁ、作品の統一性がなくなるし、モノローグっていうのは便利な手法ですが、こういう使い方だと格調が下がる。
まわる風車っていうのもね。
秀治郎の風車が回ることで、辰路(鈴木杏)の心の動揺を表したのだろうが、隠喩としてはイマイチのような気が……。
これくらいの隠喩だったらやらない方がいい。
偶然も……。
無法者の男たちに追いかけられて、美和は辰路に助けられ、広い京都で、偶然、出会ってしまう。
まあ、1時間ドラマで、1回くらいの<偶然の使用>はありなんですけどね、男たちに追いかけられて……っていうのは、どうだろう?
薬を届けるために京都に行くくだりといい、手法としてはちょっと安易。
いかにも段取りっぽい気がする。
脚本家の皆さん、もう少しがんばって下さい。
役者さんにもっと芝居をさせてあげて下さい。
「父祖伝来の土地はどうなる?」
「奥御殿はどうなるのじゃ?」
「お家を潰す気か!」
当然、既得権者は動揺し、怒りますよね。
これに対し、美和(井上真央)は前向きだ。
「みんなが見たかった明治という新しい時代を私は歩んでいきます」
未来をつくることにシフトチェンジしている。
これは松陰や久坂や高杉の考えていたことだから。
そのDNAが美和に引き継がれている。
おそらく夫・久坂玄瑞(東出昌大)が美和に遺したものとは、「新しい日本をつくる」という遺志だったのだろう。
脚本は小松江里子さん。
四人目の脚本家。
いきなり美和のモノローグが出て来たのには驚いたなぁ。
「私はまだ知りませんでした。その子が久坂の遺した子だったとは」
「みんなが見たかった明治という新しい時代を私は歩んでいきます」
本来なら、これ、ナレーション(語り)の池田秀一さんが語るべきこと。
自由だなぁ、作品の統一性がなくなるし、モノローグっていうのは便利な手法ですが、こういう使い方だと格調が下がる。
まわる風車っていうのもね。
秀治郎の風車が回ることで、辰路(鈴木杏)の心の動揺を表したのだろうが、隠喩としてはイマイチのような気が……。
これくらいの隠喩だったらやらない方がいい。
偶然も……。
無法者の男たちに追いかけられて、美和は辰路に助けられ、広い京都で、偶然、出会ってしまう。
まあ、1時間ドラマで、1回くらいの<偶然の使用>はありなんですけどね、男たちに追いかけられて……っていうのは、どうだろう?
薬を届けるために京都に行くくだりといい、手法としてはちょっと安易。
いかにも段取りっぽい気がする。
脚本家の皆さん、もう少しがんばって下さい。
役者さんにもっと芝居をさせてあげて下さい。