平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

戦争法案反対派、かく闘えり~シットイン・フィリバスター・ひとり牛歩、芸能人もデモに参加!(画像あり)

2015年09月20日 | 事件・出来事
 先日、国民の声を無視して強引に可決された戦争法案。
 戦争できる国と国家主義に突き進む、安倍自民党って本当に恐ろしい。
 平和の党の看板を捨てて自民党にしっぽを振る、公明党って情けない。

 さて、戦争法案反対派は下記のように闘いました。
 まずは国会正門前。
 

 平和と民主主義を守るために集まった人たち。
 路上の人たち。
 カウンターデモクラシー。

 17日の木曜日は大雨の中、必死に廃案を叫んでた。
 SEALDs(シールズ)の若者たちなんか、徹夜で疲れているのに、早朝、舗道の清掃・ゴミ集めまでしているんですからね、本当に頭が下がる。
 彼らのことを「利己的だ」と言った未公開株・未成年買春の自民党議員がいたけど、どちらの方が人間として公共的かは明白。

 横浜の地方公聴会では、シットイン。
 

 路上に座り込んで抗議する非暴力の抗議行動。
 世界で認められている立派な抗議手法です。

 フィリバスターもありました。
 採決を時間切れにするために、長々と演説する、別名・牛タン戦術。
 民主党・枝野幹事長は、何と1時間43分も演説。
 

 これもまた立派な抵抗行動。
 映画『スミス都に行く』では、主人公スミスがフィリバスターにより正義を実現する姿が描かれた。
 昨日のブログに書きましたが、福山哲郎議員のフィリバスターもよかったですし、枝野幹事長のも内容が詰まっててよかった。
 民主党、やれば出来るじゃん。

 山本太郎議員は、牛歩戦術。
 ゆっくり歩くなどして投票に時間をかけ、採決を時間切れに持ち込む手法。
 この手法は、見た目にカッコ悪く、評判も悪いので、議員はあまりやりたがらないようなのですが、山本太郎議員、たったひとりでよくやりました。
 しかも、『自民党が死んだ日』として、合掌。チ~~ン!
 

 さすが役者さん、見せ方を知っている。所作も美しい。

 最後はふたたび国会前。
 

 何と俳優の石田純一さんがやって来た。
 いはく
「戦争は文化じゃない!」「この国は個別的自衛権で守れる!」
 ナンパなイメージの石田さんだが、意外と硬派。
 その他にも、この法案に反対を表明した芸能人は、僕の把握しているかぎりでは、
・美輪明宏さん
・渡辺謙さん
・笑福亭鶴瓶さん
・樹木希林さん
・中居正広さん(SMAP)
・坂上忍さん
・鈴木奈々さん
・今井絵里子さん(SPEED)

 というわけで、戦争法案は成立してしまいましたが、多くの人が言っているように、闘いはこれから。
 一度、路上に立った人間は体験を忘れないし、おかしなことがあれば、また路上に立つ。
 賛成した議員の落選運動もおこなおう。
 これから全国各地で違憲訴訟が起こるので、賛同して寄付をして、原告団に入る。憲法学者の小林節氏などは、弁護士・作家・芸能人・ジャーナリストを集めた原告100人規模の訴訟を起こすらしい。

 問題なのは野党だが、反自民票が分散しないように共闘して下さいよ。
 現在は民主主義の危機なのだから、党利党略は捨てるべきだ。
 まずは参議院で与党の過半数割れを目指しましょう。
 ねじれになれば、暴走は難しくなる。

コメント (4)
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