平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

軽減税率~相変わらず上から目線の政府! 霞ヶ関の官僚には民間で3年間くらい働いてほしいね

2015年09月11日 | 事件・出来事
 今回の洪水で被災された方々にお見舞い申し上げます。
 救助にあたられた自衛隊、海上保安庁、警察、消防の方々には頭が下がります。
 だからこそ、自衛隊の方々には、アメリカの手先になって戦場には行ってほしくない。

 さて、政府は相変わらず、上から目線である。

 財務省が打ち出した消費税10%UPにともなう軽減税率。
 簡単に言うとこういうことだ。

①食料品を買ったり、外食したりするたびに毎回レジでマイナンバーカードを提示。
②ネットで銀行口座を登録し、食品2%分の還付申請をおこなう。
③戻って来る金額は、年間で上限4000円!(5000円にしようとする動きもあるようだが、そんな大差ない)

 国民を舐めきってるとしか思えない。
 国民にこれだけの手間をかけさせておいて、戻って来るのはたったの4000円ですよ!

 以前にも書きましたが、これは食費20万円に相当する額で、これを1ヶ月に換算すると、1ヶ月あたりの食費は、約16,600円!
 仮に働いている人が、500円ランチを20日間とったら10,000円で、他の食費を加えたら、こんな金額、簡単に越えてしまう。

 そして、この制度を表す言葉がまたゴマかし。
 日本型軽減税率!
 これのどこが軽減税率なんだ?
 軽減税率っていうのは、食品にかかる消費税をなくすってことで、この制度にあてはめれば、2%分のお金を全額返すってこと。
 なのに戻って来るのは、上限4000円!
 ふざけるな!
 もし、この制度をやるのなら、2%分すべてを返せっつーの!

 安倍政権って本当に言葉のゴマかしばかりだよな。
・4000円の還付が、日本型軽減税率
・戦争法案が、平和安全法案
・武器輸出が、装備移転
・兵站が、後方支援
・訓練が、研修

 で、極めつけは、麻生財務大臣のこの発言。
「マイナンバーカードを(買い物に)持っていきたくなきゃ持っていかなくていい。
 その代わり、その分の減税がないだけ」

 出たよ、上から目線。
 税金を戻してやるから、カードを使って買い物をしろ。還付申請をしろ。
 出来ないヤツには払わない。

 まったく政治家や官僚は、誰から給料をもらってると思ってるんだ?
 国民の税金だろう?
 霞ヶ関の官僚には、ぜひ民間で3年間くらい働いてほしいね。
 お金を稼ぐってことがどんなに大変か、わかるから。
 その大変さがわかれば、こんなバカな制度は作らないし、税金のムダ使いもしない。
 
 なお、このマイナンバーカード。
 これによって、銀行預金・収入・納税・クレジット・渡航歴・健康保険・証券口座・電気、水道、ガス・各種税金・年金履歴・病歴・医療情報などの情報が、すべて国に把握されるらしい。
 はあ……、すごい管理社会だね。
 プライバシーが筒抜け。
 これに今回の日本型軽減税率が導入されれば、何を食べているかも把握されるわけか。

 すごいね、安倍さん。
 国家統制を着実に進めている。
 戦争になれば、預金封鎖とかするのかな?
 貧乏な人や健康な人には、軍隊に入れって通知が来るのかな?


※追記
 麻生大臣は、昨日、次のように発言。
「財務省案にケチをつけるなら代替え案を出せ」
 出たよ~、代替え案を出せというはぐらかし。
 そもそも選挙の時の公約にしたのは、あんたたちだろうが!
 公約守れ!
 特に公明党、本当に自民党の言いなりだな。

コメント (4)
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