平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

腹立たしい五輪エンブレム取り下げ問題! 佐野氏の国際賞受賞作品にも新たな疑惑が!

2015年09月02日 | 事件・出来事
 オリンピックエンブレム使用中止問題。
 佐野氏ありきの出来レースだった疑惑は否めない。

 大会組織委員会の武藤敏郎事務総長は昨日の記者会見で、審査の経緯についてこう言った。
「8名の審査員のうち、4名が佐野氏の作品を支持した」

 では、この4名とは誰なのか?
 佐野氏と関係のある人物ではないのか?
 具体的には、

・長嶋りかこ氏~博報堂で、佐野氏とは昔の上司部下の関係。
・高崎卓馬氏 ~電通で、例のサントリーのトートバッグを佐野氏に依頼した間柄。
・永井一正氏 ~一正氏の息子は永井一史氏で、一史氏は多摩美大学で、佐野氏とは教授仲間。
・浅葉克己氏 ~毎日デザイン賞で佐野氏といっしょに審査員を務めた。

 この出来レース疑惑を晴らす意味でも、大会組織委員会は、支持した4名を明らかにすべきだ。
 支持したのが上記の4名だったら極めて怪しい。
 同時に2位、3位になった作品も提示してほしい。
 2位、3位の作品と佐野氏の作品にどれくらいの違いがあったのかを知りたい。
 これが今回の不祥事をまねいた大会組織委員会の説明責任というものだろう。

 昨日の記者会見で、武藤敏郎事務総長が語った取り下げの理由も腹立たしい。
「専門家の間では通用して分かり合えるが、一般国民は残念だが理解しない」
 つまりデザインの専門家の認識では佐野氏のデザインは問題ないが、一般国民にはそれが理解されず、不信感を持たれているから取り下げると言うのだ。
 何という上から目線。
 だとしたら、ベルギーのデザイナー・ドビ氏が提訴しているのはなぜだ? ドビ氏はプロのデザイナーではないのか?
 日本の他のデザイナーはどう考えているのか? 問題ないと考えているのは、審査に関わった一部の人間だけではないのか?
 そもそも国民の不信を招いたのは、佐野氏がサントリーのトートバッグやエンブレムの展開図で他人の画像を勝手に流用したことにある。そこを大会組織委員会はどう考えているのか?
 問題のとらえ方が違うだろう。

 責任を誰も取っていないのも腹立たしい。
「勘違いがないように申し上げますが、デザインを選んだのは、私どもではなく審査委員でございます」
「誰に責任があるとか、そういう事はありません」
 新国立競技場といい、本当に誰も責任を取らないな。
・新国立競技場では、62億の損失。
・エンブレムでは、4600万の損失。
・日本の国際的評価はガタ落ち。
・国民のオリンピックへの期待は激減。
 昨日の記者会見で、僕は武藤氏は辞めると思ったよ。
 何しろ直接関わったことではないしろ、武藤氏はすべてを統括する責任者なのだから。
 武藤氏は財務省の天下り官僚らしいが、昨日の会見はまさに玉虫色の霞ヶ関文学であり、役割を分散させて誰も責任を取らないあたり、さすが!
 この問題処理のやり方、小保方さんの時の理研の対応とそっくり。
 一年後くらいに佐野氏に損害賠償を請求するんだろうな。


 その他、ネットではさまざまな反応が出ている。

 佐野氏のデザイン事務所の仕事場の画像を見て、
「佐野の仕事場の写真が答えだろ。PCとマウスしかない環境ではせいぜいイラレのパスをマウスで操作したり、切り張り程度の作業が限界。あの環境で他にどうしろってんだ。デザイン作業のためにあるはずの多用なツール類が一切見当たらなかったからな」
 漫画家の江川達也氏は、
「才能のない人の仕事場だと感じる。無能な空気が漂う。自分なら金があってもこんな事務所なんか作らない。こういうのがオシャレならば、俺はオシャレが大嫌いだ。デザインを作ってる空気を感じない。こういう部屋では、ものづくりがしにくい。むしろ、「Mr.Copy&Past」という会社名だと、この事務所のデザインにしっくりくる。クリエイトする空気じゃなく、コピペする空気にはピッタリはまる」(メディアゴン・yahoo!ニュース)

 あとは、驚くべきはこれ。

 激震 佐野研二郎氏の国際賞受賞作品にパクリが見つかった(netgreek)

 これが真実なら、コピペ・パクリはもう決定的ですね。
 コピペは佐野氏の体質になっている。
 というか、武藤事務総長の言葉を借りれば、コピペすることはデザインの専門家の間では常識?

コメント (8)
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