内藤やすお|演歌十八番

内藤やすおブログ

神田川 初蝉

2020年07月26日 | 日記

 

『閑かさや  岩にしみいる  蝉の声・・・松尾芭蕉』

 

『我を見て  ジジィジジイと  油蝉・・・ないとう罵声』

 

神田川で今年初めての『蝉の鳴き声』を聴きました。 いよいよ『梅雨明け』ナンでしょうかね。 ジィ~ジィ~と鳴くのは『油蝉』 ミィ~ンミンミンと鳴くのは『ニイニイ蝉』 オ~シンツクツクと鳴くのは『ツクツクボウシ』 エエ~ンエンエンと鳴くのは『彼女に振られた私』・・・

 

 

『初蝉や  梅雨明けまだか  神田川・・・ないとう罵声』

 

その年に始めて聴くのが『初蝉』。 ここのところ東京もズウ~ッと雨、その雨の合間の晴れ間の『初蝉』のです。 神田川の遊歩道も『松尾芭蕉』が歩いた奥の細道の風情があって、まさに『岩に染み入る』様な静かさが、きっとジィ~ジィ~と喧しく鳴く『油蝉』じゃなくミィンミンと静かに鳴く『ニイニイ蝉』だったんではないかと』・・・

 

 

『七年の  土の匂いの  蝉の殻・・・ないとう罵声』

 

蝉って幼虫時代は7年もの間『土の中』 で、殻から抜けて『成虫・蝉』になって生き抜くのは精々一週間。 せっかく陽の元に出たんだから精一杯鳴けば良いのですよね。 でも鳴くのは『オス』だけ、『メス』を呼び込むために一生懸命に鳴くんだそうです。 私も『メスの女』でも呼び込むために、大声で鳴いてみようかな・・・

でも『油蝉』みたいなシジィ爺ぃと鳴くのでは、呼び込まれてくるのは『ババァ婆ぁ』ばかりかね・・・だろうな。

 

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