今年もあと四ヶ月・・・毎月の『月初の内藤易』を書く度に月日の経つのが早く感じている私でございます。
九月『月初の内藤易』 出ました卦は『艮為山・ゴンイザン』 キーワードは『動かざること山の如し』 あの甲斐の国の戦国武将・武田信玄の旗指物(軍旗)に記された『風林火山』にある様に、この卦が出た時は沈着黙考して、軽挙妄動を慎む時と・・・・
まさしく私に言われている様な卦『艮為山』でございます。 『艮』とは泰然として動かぬ山。 軽率に動くと山また山の難儀が控えていると・・・協力者も期待出来ずに一人我が道を行く覚悟が必要。依頼心は禁物、地味な努力で現在の地位や境遇を守ってゆく事が大切と諭しております!
ここで知ったかぶりを・・・
『風林火山』の原文は『故其疾如風 其徐如林 侵略如火 難知如陰 不動如山 動如雷霆・・・』 疾き事風の如く 静かなる事林の如し 侵略する事火の如く 動かざる事山の如し・・・』 出何処は『孫氏の兵法』 古代戦国時代の軍師は皆んな『易者』でも有ったんです・・・
この卦『艮為山』で勇名なのは、かの『初代内閣総理大臣・伊藤博文』がこの卦が出たのにもかかわらず、韓国ハルピンに出発して、結果 暗殺されてしまったとの話しも有ります!
今月は軽挙妄動をモットーに参りましょうね・・・・ご同輩!