桜の満開の花便りが次々と・・・『春』ですね! 『春爛漫』ですね! ワクワクして来ますね! 『キャンディーズの春一番』の歌詞に有る様に重いコート脱いで出掛けたくなりますよね、でも『花に嵐の例えも有るさ・・・花冷え』のこの季節です、花粉もPM25も多いし空気もカラカラの今日この頃です。特に『お花見』の際にはマスクと暖かめの服装で・・・・
『地風升・チフウショウ』・・・今月の『内藤易の卦』です。 キーワードは『伸びゆく若芽』 まさに『春ピッタリ』の卦でございます。 『升』とは、のぼり行く事『地』の下に芽を出した『若木』が天を目指してすくすくと伸びゆく姿を示す『卦』です。
易卦の中では『上昇』を示す卦が『晋・升・漸』と三つ有ります『旭日昇天』の『火地晋・カチシン』が最も勢いが盛んですが、この卦はどうして危険とヒズミを伴うので『この地風升』の様な堅実に自信を持っての向上の方が『春の季節』には宜しい・・・と。
と、この『易の解説書・易経』に書いて有ります。 この本が『内藤易』の源で、私の『易解説』は殆どがこの『易経』からの丸写しナンです! だよね! そうじゃなきゃこんな難しい見事を偉そうに解説なんか出来ませんものね・・・
偉そうな解説ついでにもう一つ・・・今月の『内藤やすおの知ったか振り易講座』でございます。勿論この本『安岡正篤著の易と人生哲学』からの引用ですが・・・
先生曰く『易学と言うものは人間学・人物学である・・・』 人間は学べは学ぶ程、変化進歩するもの、その変化を九段階に分けて『描写解説』したのを『今月の知ったか振り易講座』に・・・・
『野』 『従』 『通』 『物』 『来』 『鬼入』 『天性』 『超脱』 『大妙』・・・の九つに順を追って進歩の段階を分類しております。
『野』・・・修業の初めはまだ『垢ぬけない』 『従』・・・だんだんとコナレテ来る 『通』・・・次第に行き詰まらなくなる 『物』・・・物になって来る 『来』・・・きちんと形になって来る 『鬼入』・・・今まで見られなかった神秘的な作用が 『天性』・・・人間のくさみ・癖が抜けて自然体に 『超脱』・・・死を知らず、生を知らず生死を超越する 『大妙』・・・最後に『真』に通じる。 この段階の一段を登るには最低一年はかかると・・・とすると九年か? 私はもうすぐ七十年、いつまで経っても『野』の段階から進歩無しですが、イヤ『垢ぬける』どころか『垢まみれ』の私です!
難しい事はサテ置き今月も楽しくお過ごし下さいませね!