”昔ばなし大学 再話コース”で再話するのに教材として選ばれたお話10話のうち、2つに”炭焼き小屋”が出てくる。
和歌山の日高地方と高知のお話だ。
どちらも備長炭の生産地で、なんら不思議はないだろう。
昔話には生活に密接なものが出てくることが多々あって、昔から炭は使われていただろうから、当然と言えば当然なのだろう。
ただ、備長炭と呼ばれるようになった歴史はそんなに古くはない。
それに、”炭焼き小屋” という場所として出てくるだけなので、別に炭を特定する必要はない。
有名な『わらしべ長者』にも炭は出てくる。
これは、刀鍛冶が欲した炭なので、松炭だと思われる。
再話とは別の意味で興味深く、昔話と炭焼きの関係を知りたくなった。
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