もう10年くらい前になってしまったが、施設の洗濯仕事をしていたとき、インフルエンザが流行り出す冬にマスク着用を言われた。
配給された不織布マスクを着用して、勤務時間はたった半日にもかかわらず、ほっぺたがかゆくなってきて、肌に合わないことを実感した。
手芸品店で偶然、布マスクを見つけて、その場でレシピを覚えて帰って、自作した。
去年、567対策にマスクを!と言われ始めたとき、その当時に縫った布マスクを引っ張り出してきた。
マスク不足で大騒ぎする頃には、周囲にも布マスクの人が多くなってきて、時代の先端を行ってたと思えるくらい堂々とできたけど…
今でこそ言えるが、初め頃は自作の布マスクはちょっと恥ずかしかったのだ
マスクの供給量が落ち着いてきて、最近は布マスクの割合は減ってきたけど、恥ずかしさはみじんも感じなくなった。
567が猛威を振るい、更に感染力が強くなって、防御率の高い不織布を着けるよう要求される場面が出てきた。
私が遭遇した最初は、今年7月の健康診断。
1ヶ月前から対策を考えていた割りに、梅とラッキョウでバタバタしていて、行動できたのは前夜。
不織布マスクカバー。 ネットで検索して、手縫いで作成。
レシピでは、縫い代を中へ隠すように布を2枚重ねて縫うようになっていたが、見た目は無視することにした。
暑さ息苦しさを回避するべく実用性を重視して出来上がったのは、縫い代やダーツ部分が不織布の下から垣間見える(気にしない気にしな~い)
その後、今までに出番が2回
いや、むしろ2回もあったことに少し驚いたけど、公共の場では不織布マスク着用も致し方ないのだろう。
つい先日、地方紙の新聞記事。
私はまだ綿100%なら何とか許せるけれど、こういう人も居るんだよって広い心で受け入れていける世の中になっていきますように…