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炭焼き母ちゃんの奮闘記
スローライフ・エコライフ・エンジョイライフ

少しだけ、ゆとり

2016-03-11 14:42:26 | 日記

今日は3月11日。 あれからもう5年が経ったんだ。
そう、長女が自動車の仮免に合格した日。長男が寮から荷物を引き払ってきた日。
その後、二人はそれぞれの大学に入学、編入して卒業、社会人として1年が過ぎようとしている。
5年の月日はそれだけ状況が大きく変化を遂げるだけの期間だと感じる私。
反面、被災地・被災者の方にとってはあの日から時間が止まってしまっている所・人がかなりおられるのではないだろうか?!と今、思いをはせるたび心が痛くなる。

あの頃、大学に二人それぞれ進学させ、翌年には次女と三人もやっていけるのだろうか?!むっちゃ不安の日々だった。
世の中は震災でバタバタしていたはずだけど、私自身はそちらに目を向ける余裕は持っていなかった。
仕送り二人分がなくなって、長男・長女が戻ってきた生活リズムに慣れてきた昨年末、ようやく心にゆとりが出来てきたかな?
被災された方々とはレベル、内容の違う”ゆとり”で申し訳ないのだけど・・・

昨年秋、恩師と再会したことを報告するために久しぶりに友人に手紙を出した。
それを皮切りにメール等でやりとりして、ようやく京都でランチする約束ができた。
時は2月20日。
前回の投稿で書いたとおり、体調不良の2月。熱を出して寝込んだ翌週だったけど、ようやく取り付けられた予定を破棄するわけにはいかない!
完全復帰ではなかったけれど、行ってきました京都!!

独身時代、大阪栄養士会で集まっていた LUFE(Let us feel english)のメンバーだった友2人。
うち一人は同級生であり、数年は同じ職場だった。
年賀状のやりとりしかできていなかったけど、会えばタイムスリップして話がはずむ、とよく聞くけれど、まさしくそのとおりだと思った。
内容は家庭・子供のこと、親の介護などあの頃にはまず話題にものぼらなかったことがほとんどだったけど
懐石料理に舌鼓をうって、おしゃべりに花を咲かせた。
天気はあいにく雨降りだったけど、京都タワーに上って、ベンチに座り込んでまたまたおしゃべり。
さらに予約してもらっていたラウンジでティータイム。

夕方までしっかり京都で過ごした。帰りは京都発の特急に乗れたので、田辺まで直行、約3時間。
普段は大阪まで鈍行と快速の乗り継ぎで行ってたから、今回はとてもリッチで優雅な日帰り旅行だった。
それもこれも、少しだけ心にゆとりが出来てきた証拠かな?
あぁ、どうか、震災にあわれた方々に”進展”というものが感じられますように。
まだまだ先が見えない状況は1日でも早く改善されていきますように・・・