10月26日(木)天気 晴れ 気温20.0℃ 南東後南の風
長潮 波高 0.5m後0.3m 水温20.7℃
出港8時40分 帰港15時50分
釣果 真鯛78cm(5.84kg)、キダイ1 計2尾(オマケ:サバ)
釣友とは昨日釣行する予定だったが、前日の天気予報とは打って変わって
午前中は雷雨の予報に。
当日朝に急遽釣行中止の連絡を入れた。
盛ったり撒けたりで釣友には申し訳ないことになってしまった。
そして今日は好天だが、釣友は都合で釣行出来ず今日は一人旅。
残り釣行回数が限られて来た中で、親戚に配る鯛の予定が
なかなか配れず少しあせりが入って来た。
気合を入れて出港するも果たして・・・・・。
8時40分に出港し30分程で最初のポイント到着。
ここでは鯛ラバのセットをしながら風向きを確認し、流すコースを考える。
何回か鯛ラバを落とし、やはり沖の方が良さそうだな、ここはフグも
多そうだし・・・と考えているうちに鯛ラバをぐちゃぐちゃにされてしまった。
15分程で移動し、沖のポイントに向かう。
9時50分、アタリが出た。
なかなか引きが強いしドラグも鳴らすのでおっ!早速鯛か?と期待したが
巻き上げる途中で鯛では無いことに気付く。
上がって来たのはホウボウだ。美味しい魚だが省力化のためリリースする。
以前は持ち帰ったが・・・・・。
10時半頃アタリが出て巻き上げているうちにふっと軽くなった。
鯛ラバの玉の重さも感じられない! しまったっ! 鯛玉を盗られた!
あ~ぁ これで今年2個目。
10時55分頃エソが釣れてきた。
この魚も歯が鋭いので鯛ラバやリーダーを傷付けるので困りものだ。
11時10分頃、電動で巻き上げをしている途中で何かが喰い付いた。
かなり高速なのだが、これに喰いつくのはサバしかいない。
案の定サバがついて走り回っている。
釣り上げて頭と尻尾を落とし、内臓を取り、袋に入れてクーラーBOXへ。
なかなか本命の鯛のアタリが出ない。
満潮時間も過ぎ、午後になっても鯛のアタリがないのでもはや焦り気味。
このままボウズで帰るのかと思うと情けなくなってくる。
13時45分頃、アタリが出た。
渋いアタリが続いて喰い込まない!
巻き上げを止めても走らない! ????と、早巻きで巻きアワセ的に強引に
巻くと付いている!
えいやぁっ!でアワセたら掛かった!
ところが今度は動かない。ドラグが滑って一向に巻き上げが出来ないのだ。
時折やたらと走るような動きも見せ道糸が出て行く、ブリか?
ドラグの締まり具合も間違いない。
それにしても叩くような引きでもないしどうもブリっぽい。
仕方ないから焦らずじっくりやるしかない。
近くでは大きなナブラが発生し、それが近づいたり遠くへ行ったりと
海面が賑やかになってきた。
やっぱりブリだろうな?
5分以上巻いては出されの綱引き状態だったが、徐々に巻き上げが
できるようになった。それにしても重い!
50m切るまで5分以上も掛かったと思うが、まだ正体不明のまま。
電動リールで巻き上げながら、手動でもゴリ巻きして力任せに巻き上げる。
30mを切った辺りから少しづつ巻き上げ量が増えてきてはいるが、
時間をかければかける程水深の変化に追従出来るようになって元気なままだ。
15mを切った辺りからようやく力尽きたような抵抗となって、
残り10m辺りでブリでは無いことがはっきりしてきた。
そして水面の7~8m先辺りに白っぽい魚体が浮いたっ!
鯛だ!かなりの大きさだ!。
ここまでくるとさすがに抵抗らしい抵抗も見せず引き寄せられる。
左手で竿を操り、右手でタモを差し出して無事ネットイン。
ふっー疲れた!やれやれだ。
船上で見るとさすがにデカッ! 78cmもある。
ブリだったら何度もネットインを失敗して手こずっていたかも知れない。
獲物的にも鯛で良かった。1件落着。
14時25分頃アタリが出た。
小物の引きで、さっきの大ダイと比べると拍子抜けするような軽さ。
上がって来たのは足裏サイズのキダイだ。
リリースしても海底には戻れないだろうとキープして帰港準備を始める。
陸側のポイントでもう1尾ゲットして帰港しようと欲ボケ船頭は考えた。
14時50分陸側のポイントで釣り開始。
15時5分アタリが出て巻き上げる。
突然ふっと軽くなり鯛玉を盗まれた!
あ~ぁ、やっちまった。
よせばいいのに欲で手を出して高価なタングステンの鯛玉をロスしちゃった。
このアホっ!
これで今日2個目のロス。今年3個目だ。あー~ぁ。
15時20分帰港開始