10月29日(土)天気 晴れ 北東⇒北の風 波高0.5m⇒1.0m 中潮
出港 8時5分 帰港16時00分 気19.0℃ 水温20.0℃
釣果 鯛33、32、30cm、足の裏2枚、手の平4枚計9枚キス16cm1尾、計10尾
釣友:53、51、46cm尺~足の裏、手の平計7枚、鯵大1尾計8尾
森吉山の山頂ではケータイの電波が届くかなー?と何気なく見たら立派に
届くではないか。さすが老舗のケータイ会社だ。安いばかりのつながらない
会社とはインフラの量が違う!これで遭難した時に助かる確率が違うという
ものだ。
と、よく見ると釣友から電話が入っていた履歴表示があった。
釣友が九州の山から戻ってきて3日以上経つからそろそろ疲れもとれ、
釣りに行く気になったらしい。
山頂から360度見回しながら彼に電話すると案の定だった。
結局、その日以降、なかなか天気と風に恵まれずにいたが、ようやく
釣行が実現できた次第。
マリーナのスタッフの話ではこの頃あまり釣れておらず、「鯛はもういない
のではないか」と言うではないか。んーん、そうかなぁーと半信半疑。
というのも例年、11月でもまだまだ釣れていたし、今朝方早く知人から
電話があって「また鯛が釣れ出したぞ」という話があったからだ。
たぶん、こっちの話が正解じゃないかなと期待半分なところだ。
8時過ぎに出港し、ポイントに着いて仕掛けを流す。しかしアタリが
なかなか来ない。フグのアタリがあって仕掛けボロボロや針ごと持って行かれ
たりで苦戦したが、小物の鯛もポツポツ上がり出した。手の平や足の裏サイズ
5枚ほどで、期待した尺以上の鯛は上がって来ない。
釣友はどういう訳か手の平サイズ1枚だけで不振の様子だ。いつもと違う
パターンではないか。大体は私の方が圧倒的に差を付けられているのに・・・。
11時半頃、イマイチの状態を脱するためポイント移動をすることにして
船足を速める。
さて、ポイントについてしばらくはアタリも無かったのだが、1時頃あたり
からアタリが出始めた。そしてついに釣友に大物のアタリが来た。
53cmの鯛が上がった!越冬前の荒食いなのか、まるまると太っている。
私にもアタリが出たが、釣友程の大きさのアタリでは無く、尺クラスだろう。
続いてまたアタリが出てもう30m位というところでふっと軽くなってバラシ
になってしまった。これも尺クラスの引きだったから、歯ぎしりする程ではない。
釣友も次第にピッチを上げ、時に足の裏クラスも混じるものの尺オーバー、
40数センチ、と今までの不振がウソのように釣り始めた。
ここはボーズか大物かと当り外れも多いが、今日は当りッー!の日だ。
最後の一流しというところで、流し始めてすぐまた釣友に大きなアタリが出た。
さっきと同じ位の大きな鯛だ。51cmあるというから、連発の大ヒット。
さすが師匠っ!最後はきちんと帳尻を合わせてきっちりクーラーボックスを
一杯にしたのだから見事と言うしかない。
私も去年一度だけ64、53,46cmと大物を釣ったことがあるがそれ以来の快挙だ。
結局、私も尺クラスから足の裏サイズ計4枚程を追加したが、竿を大きく
しならせる大物は釣ることができなかった。
帰港時間が迫って来るのがなんだか惜しい位で、ここはじっくり釣りを楽しみ
たいところだがそうもいかず、後ろ髪(ハゲがかっているから後髪と言うほどの
髪は無いが)を引かれるような気分で釣り場を離れた。
さて私は同級生仲間と「11月に大物(40cm以上)が釣れたらそれで一杯
やるべぇ」という約束をしたが、果たして出来るか?
この釣り場に運を任せて最挑戦だ。