☆途中から喰いついた

９月２９日（土）天気　曇り　気温２１℃　南東後北東の風　

　　　　　　中潮　波高　０.５ｍ　水温２１.８℃

　出港９時　　帰港１６時１０分　

　釣果　アマダイ３０～２５cm　計４尾

　　　　釣友　真鯛６０cm、尺２尾、アマダイ４尾、アジ６尾

　漸く釣り日和を迎えて釣友と行けることになった。

　台風がまた来ると言うのでこれを逃せばまたしばらく行けそうも

無くなる。

　いや、ほんとに今年は日和に恵まれず、まだ１５回しか行っていない。

　これからますます風が強くなり波が高くなることを考えれば行ける時は

万難を排して・・・は大袈裟か。

　９時出港し真っ直ぐ沖のポイントを目指す。

　９時５０分釣り開始。
　
　１０時１０分頃、釣友が大きく竿をしならせ、リールから道糸を滑り出さ

せながら格闘をしている。

　かなり大きそうな引き具合だ。

　何度も何度も竿を海面側に引き下げられながらも徐々に間合いを詰め、

最後は私がタモ入れをしてフィニッシュ！

　大きさは６０cmあるというから今季最大の真鯛だ。いやー凄い！

　１０時４５分私の鯛ラバにアタリが出たが、どうも軽いし、引きも弱い。

　ホウボウかカナガシラか？

　上がって来たのはアマダイだ。

　その後間もなく私の鯛ラバにまたアタリが出て、今度はカッカッカッカッと

重さも引きも手応え十分という願っても無いチャンスが訪れた。

　よし、来い！と慎重に巻き上げているうちにバレてしまった。

　うーむ残念！！　掛かりが浅かったか。

　これが今日唯一の私のハイライトで、この後は餌釣り仕掛けや鯛ラバで

アマダイを３尾釣っただけ。

　鯛ラバ仕掛けを回収するときに途中から喰いついたサワラにハリスを

切られて高価なタングステンの鯛玉をロストしたり、フグに餌の付いた針を

持って行かれたり。

　鯛ラバでも何度か絡みつくアタリはあったもののカッカッカッカッとまでは

行かず仕舞い。

　何度かスカートやネクタイの色を変えたり、鯛玉を替えたりしてみたものの

無駄な労力となってしまった。

　まったくいいところが無い今日の釣行ではあったが、釣友が久し振りに

大物を釣り上げたのは良かった。

　このポイントが結構範囲が広く、今まで南北を中心に流していたのが、

東西でも十分流せることが分かったのは収穫だった。

　１５時１５分、釣友が餌切れとなり納竿。

　１６時１０分帰港。

　小中高から同級生の親友と約束していた年１回の釣行はいよいよチャンスが

少くなってきた。どうする？

☆上下運動が激しくもう気持ちが

９月２５日（火）天気　曇り　気温１８℃　南後北東の風　

　　　　　　大潮　波高　１.５ｍ　水温２１.８℃

　出港１１時１０分　　帰港１６時１０分　

　釣果　真鯛足の裏、チダイ３３cm、カナガシラ３０cm、サバ３５cm　計４尾

　昨日釣友に釣行の連絡をしていたのだが、今朝の天気予報を見てう～むと

考えた。

　心配した雨は何とか回避出来そうだが波高と風が心配になってきた。　

　行けるようだがこれは普通は誘う状況では無いと思えたからだ。

　波が高いし、午後３時頃から風が強くなる、と。

　今まで何度か途中で止めて帰ってきたこともあったし、そういう可能性が

ある状況で誘うというのは避けたい。

　せっかく出港の準備万端整えていたのだが中止を連絡した。

　自分も諦めて、今日は掃除当番なので掃除をし、終わったところで再度

天気予報を見たら強風の時間が少しは短くなっている。

　時計を見たら１０時過ぎていたが、駄目元、途中で引き返してもいいやと

釣友を誘わず出かけることにした。

　１１時１０分出港。

　出港して港外に出たとたん、ヒエー、やっぱり波が高い！

　でも想定内の１.５ｍなので静かにポイントに向かう。

　普通は最初からこういう波高では釣りには行かないのだが、釣りをやって

いて段々波高になってきたことは何度かあった。避けたいのだが・・・。

　波の状況を見ると、波がしらが砕けて白くなっている部分は少なく、

むしろ西からのうねりが高く残っているという感じだ。

　これに強風が吹いて波がしらが白く砕けるとヤバくなる。

　強風で無いにしてもそれなりに風は強いし、これ以上強くなったら

即帰港だ。

　手前のポイントに普通３０分弱のところを４０分かけてたどり着き、

餌仕掛けを流す。

　風と潮が一致して結構早いスピードで船が流される。

　さっぱりアタリが出ない。

　鯛ラバを出し９０ｇのタングステンの玉を使って降ろして巻き巻きをする。

　１２時１０分鯛ラバにカッカッカッカッときて乗ったのを確認して

巻き上げる。

　あまり大きく無いし引きも弱いから？？？と思ったが、上がって来たのは

足の裏サイズの真鯛だ。

　餌の仕掛けの方はどうも浮いているようなので錘を替えようと巻き上げる。

　もうすぐ２０ｍ位で海面というところでサバが喰いついてきた。

　これはやたら走り回りせわしない。

　大きさは久し振りの３５cmクラスの大きさだ。

　締めサバにすると美味そうだが・・・・。

　錘を６０号に替え、流しているうちにかすかにアタリが出たが続かない。

　しばらく待って巻き上げると、針が無い！

　またフグにやられた。クソッ！
　
　針の交換やらなにやらで下を向いているうちにすっかり酔いが回ってきた。

　ず～っと１.５ｍの波の上下に船が同調しているうちに具合が悪くなってきた。

　１３時４０分、鯛ラバに何かが掛かった。

　軽いし、引きも弱いし何だろう？

　上がって来たのは３０cmクラスのカナガシラだ。

　お呼びでないっていうの！

　ここで風が強くならないうちに沖のポイントに行ってみるかと移動する。

　１４時３０分餌仕掛けにアタリが出た。

　糸をどんどん出しながら様子を見る。

　軽く聞きアワセをしてみると掛かっているようだ。

　巻き上げるとそれなりに重さもあるが鯛の３段引きでもなく始終バタバタ

している感じだ。

　上がってきたのは３３cmクラスのチダイだ。どうりで・・・・。

　すっかり針を飲み込まれている。

　また下を向いての作業は嫌なのに・・・仕方ないがハサミでチョン。

　３時近くなり強風の予定時間が来たが吹かない。ラッキー。

　むしろ朝方よりは弱くなっている？、んな訳ないか。

　風向きが変わり潮流れと逆になったため船の動きが遅くなってきた。

　船は相変わらず上下運動が激しくもう気持ちが悪くてどうにもならないが、

自家製のコマセ撒くまでには至っていない。

　しかしもうそろそろ帰港した方が身のため、と帰港の準備を始める。

　１６時１０分、帰港。

　酔いは止まったが体がまだ揺れているような感覚だ。

　風呂に入っても寝るまでこの感覚に陥るとは参った！

☆大きくしなりグイグイと

９月１４日（金）天気　晴れ時々曇り　気温２７℃　南後北の風　

　　　　　　中潮　波高　１ｍ後０.５ｍ　水温２０.９℃

　出港９時１０分　　帰港１６時１５分　

　釣果　真鯛５１cm、アマダイ２８cm×２尾　計３尾

　　　　釣友　真鯛３５cm、尺１、アジ２　計４尾

　相変わらず釣り日和に恵まれず風の強い日や雨の日などが多い。

　本当は今日はいろいろ事情があって釣行出来なかったのだが、えいやっ！で

ズル休みして釣りに出たのだ。

　午前は南風、午後は西風から北風と変化するというので今日は真っ先に

一番遠くのポイントへ向かう。

　このポイントの手前もそうなのだが沿岸から５海里以上離れているので、

２級船舶免許の方は来れないので比較的混まないしバッティングもないので

のんびり釣りが出来る。

　今日は思ったより波が高く、ここしばらくずっーと0.5ｍの波高で釣りを

してきたせいか１ｍの波高でもなんか酔いそうな感じだ。

　ま、次第に波が穏やかになるという予報なので安心してはいるが。

　９時５０分ポイント到着。

　流れが無くて船の流れもかなり遅く釣りづらい状況の中、１０時５０分、

釣友が尺クラスの真鯛を釣り上げた。

　さらに２０分後再び釣友が真鯛を釣り上げる。今度は３５cm位はありそうだ。

　うーむ、相変わらず上手い！

　１１時５５分、私の竿にアタリが出て、真鯛か？と期待してどんどん糸を

出して様子を見る。

　？？釣れているような？でも変だな・・・・。

　リールで巻き上げると釣れているのが分かるが引きも弱いしホウボウの

小さいのかな？位に思っていたら例のお目目パッチリの可愛いアマダイだ。

　なぜか今日もきっかり２８cmのサイズだ。

　糸をどんどん送ったせいかすっかり針を飲まれて外そうにも外れず

仕方がないからはさみで糸を切って・・・・。

　時々鯛ラバで様子を見るのだが少しは絡むのだがどうも

カッカッカッカッという勢いが無い。

　しかし１２時１０分ついにカッカッカッカッと勢いのあるアタリが出て、

柔らかい竿が大きくしなりグイグイと道糸も引き込まれる。

　来た！来た！　これが無ければ釣りに来た甲斐が無いというものだ。

　最後は釣友にタモに入れてもらい無事ランディング完了。

　船に貼り付けたメジャーでざっと測ってみると４９cm位あったと

思っていたが、家で正確に測ったら５１cmあるではないか。

　これで昨年の大物（５０cm以上）４尾を超えて５尾となり記録更新。

　これも初心者(ヘタ)でも釣れるという鯛ラバのおかげでございます。m(_ _)m

　１２時４０分、鯛ラバに何かが喰いついたが鯛では無いようだ。

　巻き上げてみるとアマダイだ。

　これもきっちり２８cm！！

　餌釣りの方はただ餌を盗られているばかりで、餌やり係みたいな具合だ。

　しかし１３時２０分、アタリが出て掛けたものの鯛では無いようだ。

　上がって来たのはカマスで、手でつかんで針を外そうとしたらスルッと

すり抜けて針が付いたまま海へポチャンッ！

　ハリスがボロボロで手でつかまなくても切れていたような感じだ。

　この辺りから風と潮が真逆になりすっかり船の動きが止まった。

　同じ場所にいるだけでどうにもならずコース移動はするが状況は同じ。

　その後鯛のアタリが出て掛けたものの引きも弱いし、軽い。

　上がって来たのは手の平サイズの真鯛だが、手でハリスをつかみ船上に

抜き上げようとしたら船ベリでポチャン。

　捌く手間が省けたと思えば「まっ　いいか」だな。

　その後あまりの反応の悪さに陸側のポイントに移動したが、結局は

そのまま納竿の時間になってしまった。

　１２日振りの釣行で数では不満だったがサイズ的にはまずまず満足の

釣行となり、残り少ないシーズンは最長の記録更新を果たしたいと

思うのだが・・・・。

☆狙いが見事に外れて惨憺たる結果

９月２日（日）天気　晴れ後曇り　気温２９℃　南後北の風　

　　　　　　小潮　波高　後０.５ｍ　水温２２.２℃

　出港９時１５分　　帰港１６時１５分　

　釣果　アマダイ２尾サバ１尾　計３尾

　　　　釣友　真鯛４７、４４cm、尺２、キス１計５尾

　先週の火曜日、絶好の釣り日和を逃してしまい、２週間ぶりの釣行だ。

　雨や風などこの季節にしては少し悪天候が続く状況で、これを逃したのは

「勿体ない！」？

　体調不良から復帰してほぼ２ヶ月ぶりの釣行となった釣友は出港４０分前に

現れ、かなりの意気込みが感じられる。

　行き先はいつものポイントのもう少し沖側のポイントだ。

　連日の大雨で川が増水し、海水の濁りが「半端ないっ！」と判断したからだ。

　３０分程船を走らせ手前のポイントに着くと、想定していたよりは濁りが

少ないが、それでも結構濁りがある。

　釣友に聞くとここでやってみたいということだったのでここで取りあえず

釣り開始。

　仕掛けを流してみると風は弱いが思った以上に流れがある。

　１０時１０分釣友が尺クラスの真鯛を釣り上げた。

　この濁りの中でもしっかりと結果を出すのはさすがだ。

　１０時３０分、再び釣友にヒット！

　またしても尺クラスの真鯛だ。

　私は餌仕掛けは置き竿で出して、鯛ラバ主体で攻める。

　大物狙いみたいなイメージだ。

　１０時３５分、釣友が沖のポイントに行きたいというので再び船を走らせ

１０分程で到着。

　しかしここも想像以上に濁りがあり、このポイントでこんなに濁りが

あるとは！とびっくり。初めてだ。

　しばらく二人共音沙汰無しで推移していたが１２時４５分、釣友が大きく

竿をしならせ引きを楽しんでいる？

　聞いたら電動リールの調子が悪く手巻きでやっているとのこと。

　？と思ったら餌仕掛けは電動リールだが鯛ラバは手巻きだそうだ。納得。

　とすると鯛ラバで大物を掛けたということか・・・・うーむさすが！。

　上がって来たのは大物（５０cm）に僅かに足りないが４７cmの立派な真鯛。

　餌仕掛けに微かなアタリが出たが、鯛ラバを巻き巻きしていたので対応

できず、後から仕掛けを回収して餌を点検しようと巻き上げていたら

途中から竿にビンビンとアタリが出始めた。

　ははぁー、サバが来たな、巻き上げ途中でもせわしなく動き回るサバ。

　上がって来たのは３２cmの真サバだ。

　昔は自分でしめ鯖を作ったが、年を重ねて暇が増えたのにだんだん億劫に

なって、今では塩振りでおしまい。一夜干しもしない。（すれば美味いけど）

　次第に風向きが変わり潮の流れと逆向きの風になって船が殆ど動かない

状況になってきた。

　１３時４０分、私の鯛ラバにやっとアタリが出たが、すぐに真鯛では

無いというようなアタリだ。

　２８cmのアマダイだ。

　次第に北風が強くなりしかもなぜか陸側に流されるような状況になった。

　１５時３０分釣友がまた竿をしならせて今度は電動リールを回している。

　上がってきたのは４４cmの真鯛だ。うーむ上手い！

　１５時４０分、私の餌仕掛けにアタリが出たが引きも弱いし重くもない。

　上がって来たのはまたしても２８cmのアマダイだ。

　なぜかここのアマダイは決まって２８cm！

　お目目パッチリの愛くるしい顔つきのアマダイは食べると美味しいのだが

　今日はやはり外道扱いだ。

　結局今日は鯛ラバでの真鯛の大物狙いが見事に外れて惨憺たる結果に

なって、反省！

　やはり濁りが強い時はむしろ臭いのある青虫の餌仕掛けに集中すべき

だったんだなーと。その辺はやはり師匠との腕の差だなー。

　鯛ラバもスカートの色を何度か変えてみたがその辺もまだまだ未熟だ。

　１６時３５分、帰港開始。