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7月30日(木)天気 晴れ 気温27.3℃ 南西後西の風
長潮 波高 0.5m 水温19.0℃
出港8時55分 帰港16時10分
釣果 真鯛60cm、48cm、33cm、チダイ1、キダイ2、カナガシラ1尾 計7尾
朝から天気予報をあちこち見まくって考え込んでいた。
一時的であれ、予報で風速が6mも出ている状況で釣行したことが無い。
昨日から風速が強くなるばかりでどうしたものかと・・・・。
最終的に判断したのは天気図だ。
まず雨が降るなど悪化する状況に無い。
風が強い予報とは言え高気圧と低気圧の気圧差が大きい訳ではないので、
釣りが困難なほど風速は強くならないだろうし、なっても一時的だから、
最後はシーアンカーを出せばなんとかなる。
と、楽観的にかつ我田引水的に判断して釣行することに決めた。
港に着いてみると確かに風はあって、これ以上強くなる風速を考えると
甘い判断だったかな?と多少の不安はある。
ま、釣行不能になれば帰港するだけだ、と開き直って出港。
目指すは沖のポイントで、波も思ったよりは穏やかだ。
9時50分釣り開始。
周りを見ると2艘の船がおり、いつもの7~8艘と比べ少ない。
潮の流れも風の具合も良く、潮と風が反対になり船が動かない心配が
無いので集中して釣りに専念出来る。
10時5分餌釣りの仕掛けに小さいアタリが出たが糸を送って様子を見る。
50号の錘で200m位糸が出ているので微かなアタリも微妙だ。
軽くアワセて見ると掛かった感触が伝わる。
上がって来たのは27cm位のカナガシラだ。
餌仕掛けの様子を見ながら鯛ラバで時々下しては巻き巻きをする。
10時40分頃、落としてすぐ巻き上げ動作へ入った瞬間、ズンッ!と
いきなりの当りでカッカッカッカッも無く喰いついて来た。
来た!来た!来た!これは大きいとすぐわかる引きと重さだ。
慎重に、慎重に巻き上げていく。
ドラグも効いているが思った程リールの逆転は無いので、50cmクラスか?
白い腹を出して大きな真鯛が浮いて来た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/53/717c19dd64a2bbd99c8b279be8ea4f27.jpg)
さっそく手製の測定器?の上に上げて測ってみる。
60cmの真鯛だ。
マリーナに持ち帰って測れば、「56cmです。」なんて言われかねない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/dd/b545050009096c8a73279c78029cacea.jpg)
今年4尾目の大鯛(50cm以上)だ。
11時55分餌仕掛けの竿に渋いアタリが出て、
なんとか掛けることが出来た。
上がって来たのは尺クラスのチダイだ。
周りでは時々ナブラが発生し「サッー」という小魚が跳ねる音がする。
近くに青物などが小魚を追い上げているのだろう。
12時30分餌仕掛けにまたアタリが出て、上がって来たのは
手の平クラスのキダイだ。
午後の心配していた風も全く強くならず、むしろ午前の方が強い位だ。
1時過ぎ、昼飯のパンを齧りながらのんびり竿を握りアマダイの
大きい奴が来ないかなぁなどと思っていたら、
13時35分、餌仕掛けにチダイやキダイとは違った少し強いアタリが出た。
おおっ!鯛のアタリだ。
期待が膨らむが、掛けた瞬間、あまり大きくないなと判断する。
上がって来たのは33cmの真鯛だ。
今日は餌仕掛けに喰いつきがいいな、潮の流れと風で餌仕掛けの流れ方が
いいのかも知れないな、などと思いながら時々鯛ラバを落として見る。
14時、鯛ラバにカッカッカッカッとアタリが出て最初こそ少し竿を
絞るような感じになったが、重さも無いし、引きも弱い。
上がって来たのは足の裏クラスの太ったキダイだ。
14時30分、餌仕掛けにアタリが出て糸を送り様子を見る。
なかなか次のアタリが来ない。
ダメか、と思いつつさらに糸を送るとアタリが復活し、ダメもとで
アワセると掛かった。
これはなかなか引きも強いし、重さもある。
アマダイというより真鯛だな。
40cmあるか無いか・・・などと想像しながら巻き上げてみると
上がって来たのは48cmの真鯛だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/af/bbb9857982c241cd0849973d7ef67606.jpg)
そろそろ帰港に備えてポイント移動しようと陸側へ向かう。
おびただしい数の流木やプラゴミ、空き瓶、空き缶などが一面に漂い、
行く手を遮る。
行くときも多かったが、帰りの方がもっとひどい。
連日の大雨で川のゴミがすべて海まで運ばれてきたのだ。
気を付けて走らせていたつもりだったが、後方で「ガツン」と音がし、
以来微妙な振動と異音が・・・・。
ヤバイ!ペラをやられたか?また修理に金がかかる~。
着いたポイント辺りはナブラがより広く発生しており、秋ならいざ知らず、
今時こんなに沸くように発生するなんて・・・・。
鯛ラバを落とせば青物が掛かるかも知れない・・・・などと思いながら
鯛ラバを落とす。
納竿の時間が来たので、最後の一投と思って落とした鯛ラバにもアタリが出ず
回収のために巻き上げたら、喰いついた!
ラッキー!と喜び勇んで鯛ラバを巻き上げるが、いくら巻き上げても
追いつかない。
むしろどんどん糸が出されっぱなしで、船の下にもぐったり、後方の
ドライブ側に向かったりしながら縦横無尽に走り回り、深さ50mなのに
あっという間に100m以上も糸を出されてしまった。
もはや制御不能状態になり、あ~ぁ、下手な色気を出したばっかりに・・・と
後悔するばかり。
適正なドラグ調整ではあったが、ほんの少しだけドラグを締めてみると
糸の出は少しは少なくなったが竿の曲がり方が半端ないっ!
そしてとうとう5号のフロロカーボンのリーダーがプッツン!
あ~ぁ、やっちまった!
タングステンの鯛玉もろとも持ち去られてしまった。あ~ぁ、もったいない。
青物の正体は不明だけど、もしかしてシイラかな。
急いで港に向かい帰港予定時間に間に合った。
好事魔多しの1日だった。