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5月23日(月)天気 曇り後晴れ 南後西の風 波高1m後0.5m 小潮
出港 4時10分 帰15時30分 水温14.5℃
釣果 テリ1尾、ソイ1尾、タラ小1尾、ホッケ33尾、水蛸1尾(全長160cm7.4kg)
風・波ともに沖釣りが出来そうな日和となりそうなので、前日、船を下架
しに行った。
そこで聞いたのはホッケばかりでテリは釣れなかったという嘆きの情報。
ん~ン・・・・・・と思ったが、ま、ホッケばかりで赤いのが全く釣れない
ということではないだろうと楽観的に考えて出港することに。
ポイントに1時間20分位かけて到着したが、周りを見渡しても船は
私の他に1艘だけ。これは悪い予感がする。
魚探を見ても反応がまばらで釣りになるかな?と疑問符を付けながら
仕掛けを下す。やはりさっぱりアタリが来ない。仕方ないからポイント移動
でもっとましなところはないかと探し回り、さっきよりも反応の強いところを
見つけては仕掛けを下すがさっぱり食って来ない。
あきらめて別のポイントへ行くことにして、途中のポイントに寄り道をして
仕掛けを降ろしたら竿が上下に揺れる。来た来た。期待を込めて電動リールの
SWをONにしたら今度は電動リールが動かない!えっーこの140Mの深さ
の仕掛けを手巻き巻き巻きであげるのー?。
(幸い、もう一本の竿の電動リールは元気みたいだから良かったけど)
やっとこさ巻きあげてみるとホッケが2尾かかっている。あ~ぁ。
結局この場所ではホッケが3尾だけで赤いお魚はお目にかかれずに。
で、最後の頼みの綱のポイントに行くと5艘ほどの船が流している。
ここは期待出来るかな?と思って仕掛けをおろすといきなり、でぐっ・
でぐっ・でぐっ・でぐっと連射速砲できた。やばい、ここもホッケだ。
10本針の仕掛けに10尾のホッケが鈴なりにぶら下がって竿を揺する。
もう1本の竿には2尾だけだから、付けエサの違いかなー?
不調の電動リールも時々思い出したように動いてくれるが大丈夫かな?
なんてたって15年前に中古で買った年代物だからなー。
ホッケを外しているうちにポイントを大きく外れてしまうので、何回も
元に戻るための操船をしなければならず時間のロスが大きい。
手前船頭は釣りと操船の二股商売だから釣りに専念出来ないからなぁ。
何度か流し、電動で仕掛けを上げようとしたが動かず、仕方ないから
手巻きで巻きはじめると異様に重い。??????なんだこりゃ?
手巻きでこれだけ重いのは初めてで地球のかけらでも引っ掛けて上がって
来るのかなと思ったら、なんとタコではないか。それも超大きな水蛸だ。
タモで掬い取ろうとしても片手ではとても上げきれない。
船にある秤で計ったら5Kのメーターが簡単に吹っ切れてしまった。
あまり動き回るのでナイフで脳天を突いて締めたがなかなかぐったりせず
時間が取られてしまった。
もう一方の竿を上げるとやっと赤いテリと黒いソイが仲良くぶら下がって
きたので思わずにんまり。
そうこうしているうちにクーラーボックスにホッケがだいぶ溜まってきた。
釣果(?)が多いと魚を捌く手間も半端じゃなくなるのでそろそろ潮時かと
思って時計を見ると1時半。仕掛けや竿の後始末したりして帰港に舵を
きったのが2時、帰港したのが3時半だった。
11時間も海の上にいたことになる。ん~疲れたなぁ~。やっぱり年かな?
帰ったらこれを捌くのかと思うと気が重くなる。
ホッケはやっぱり開きにしなくっちゃぁと思うとその手間も倍以上だ。
しかし買ったホッケの開きに比べると「おいしいっ!」ことこの上ないから
ホッケを開かずして何を開くというのか。人に上げるととても喜ばれるし。