9月26日(月)天気 曇り 気温27℃ 南東後北の風
若潮 波高 0.5m 水温 ℃
8時50分出港 帰港16時10分
釣果 鯛 42cm、チダイ尺1、計2尾
釣友 マトウダイ 1尾
今日は、釣友を誘っての釣行だ。
天気予報は波・風ともに穏やかで、心配な要素は無い。
午後から少し風が強くなりそうだが十分釣りが出来そうな具合だ。
8時半集合で実際二人が顔を合わせたのは8時ちょっと過ぎ。
相変わらず釣友は早い。
早く集合した分、予定より早く出港することが出来た。
波が穏やかなので予定より早くポイントに着き、早速仕掛けを降ろす。
15分程でアタリが出てアワセて針掛かりさせることが出来た、つもり
だった。
引き具合からはフグでしょっ!という感じでイマイチ気合が乗らない。
おまけに途中からバレて、癪にさわるったらありゃしない。
さらにその15分後アタリが出たが、鯛では無い。
フグか?チダイか?と半信半疑で電動リールで巻き上げるが、割に重い
感じがする。ってことはチダイか。
上がって来たのは尺クラスのチダイだ。
引き味がつまらないからイマイチの感がするけど、釣れないよりは
ずっとマシだ。
10時頃釣友が餌の点検で巻き上げていたところに小さなサバが
喰い付いてきた。
釣友はそのサバを餌に仕立てて大物狙いを始めた。
そして10時半、サバに喰い付いて来たお魚さんが出た。
上げてびっくり、40cm近いマトウダイではないか!
生を、釣りたてを初めて見た。本州以南で釣れるとは言え、この北の海で
釣れた話しはあまり聞かない。
それだけ温暖化が進んで、海水温が上がってきているってことか。
その後はさっぱりアタリも無く、餌盗りが時々邪魔しに来るだけで、
殆ど釣りにならない。
12時頃、パンでも齧りながらのんびりやるか、と思っていたらパンの
入った袋が無い!。
カミさんの作ってくれたおにぎりも無い!
しまった!車の中に忘れて来た。
しょうがないから水を飲むしかない。
自分は腹を空かしてお魚さん達にせっせと餌やりなんて笑えない!
あまり鯛の食い気が無い、いや、いないのか、反応が無さ過ぎて
仕方無いからもっと深場に移動することに。
そして鯛ラバの仕掛けを落として着底して巻き上げると同時にすぐ
カッ!カッ!カツ!と喰い付いて来た。
構わず等速で巻き上げ、頃合いを見計らってアワセると針掛かりして
いるのが確認できた。
この間程大きくはないが40cm以上はありそうな引きで、竿もしなり、
ドラグも滑って糸が出て行ったりもするし、それなりに重い。
上がって来たのは42cm位の真鯛だ。フッー!
しかし鯛ラバも同じ場所ではやっぱり釣りにならない。
緩やかな流れがあってこそであるが、流れが速くても釣りに
ならない。
だから流れ具合で餌釣りと使い分けが一番いいかも知れない。
今日も流れや風がないため、船はその後はほとんど同じ場所に漂い、
釣りにならない状態になってしまった。
こうなれば餌釣りもお手上げになる。
次々とポイント移動しながら鯛ラバを使う方法がベターなのかな?
満潮が10時頃だったから、潮がもっと動いてもいいはずだが、
潮も動かず風も吹かずで万事窮すだ。
結局膠着状態で納竿の時を迎え、帰港することになってしまったが、
今日の誤算は午後からもっと風が吹くはずだったのに無風状態になって
しまったことだ。
本当は予報ではもっと風が吹いて、むしろ強すぎる位になるのでは
ないかと心配してたのに完全に予想外に。
なかなか思うような天気や釣行にはならんものだ。
帰港したらとたんに腹が減っていたのを思い出し、おまけに疲れが
どっと出て、車の中に忘れていったパンやおにぎりをむさぼるように食べた。
こんなことは初めてだ。
なんとか釣れたからいいものの、釣れなかったら悲惨な一日になるところ
だった。