◎バレてしまった

９月２２日（金）天気　晴れ　気温２７℃　南の風後北東の風　

　　　　　　　中潮　波高　１.０ｍ後０.５ｍ　水温２２.７℃

　出港８時５５分　　帰港１６時１５分　

　釣果　真鯛　４４cm、手の平２、計３尾
　　　　釣友　真鯛４５cm、尺１、足の裏１　計３尾

　９月も半ばを過ぎて次第に風が強い日が多くなり釣りに行ける日も

少くなって来た。

　今日の朝方は風が強くて、久し振りの釣り日和とまでは言えないものの、

まあ、これからはこんな日和が多くなるでしょうという見本みたいな日だ。

　南東の風だから、沖に出るに従い次第に波が高くなり風も強くなって、

ポイントに着くのに思ったより時間が掛かったが、９時３０分には釣りを

開始出来た。

　９時４０分、アタリが出たが、餌取りみたいな？鯛みたいな？

　風が強く錘も６０号なので判然としないが何かが掛かった。

　１５０ｍ以上も糸が出ているので時間をかけて巻き上げた結果は１８cm

の真鯛。やれやれである。

　二流し目からは新しく買ったシーアンカーを出して釣りをする。

　本当は本来の船首から出せばもっとシーアンカーの効果が出るのだが、

二人でヨコタ流しで釣りをするには今のスタイルが一番楽だ。

　１１時、やっと次のアタリが出たがこれもさっきと似たような状態で、

上がって来たのは２３cm、手の平サイズの真鯛。

　さっきはリリースしたけど、これはキープする。

　次第に風も幾分弱くなってきたものの、もう少し風が弱くならないと

シーアンカーは外せない。

　１１時１５分、さっきと同じようなアタリが出たが、

引き具合からするとあまり大きくなさそう。

　上がったのを計測してみるそれでも２４cm位ある。

　シーアンカーを外した１２時２０分頃、釣友がリールを巻き

始めているが、どうやら結構大きそうな具合だ。

　竿が大きくしなり、竿先が何度も大きく下振れをする。

　慎重にタモを掛けて船上に上げたのは４５cmの真鯛だ。

　いやー良かった。型物が出たし船頭としても一安心というところだ。

　風も弱くなり鯛ラバを始めるが、なかなか反応がよろしく無い。

　釣友は足の裏サイズを上げ、そろそろ調子が良くなってきたみたいだ。　

　１３時３０分、私の鯛ラバに漸くカッカッカッカッと強いアタリが出て、

重く乗ったのを感じてから軽くアワセて巻き上げると、何度も糸が

引き出されて行く。

　力強い引きの手応えは３５cm以上は十分にありそうな気配だ。

　上がって来たのは４４cmの真鯛だ。

　１４時３０分頃、釣友がまたリールを巻いているが、上がって来たのは

尺クラスの真鯛だ。

　置き竿にした餌釣りの方にアタリが出て、勢いがいい割には軽い！

　上がってきたのは１０cmにも満たないチャリコと言われるような金魚

クラスの真鯛だ。あーあ時間が、餌が勿体ない。

　そして釣友も何度かリリースサイズも釣り上げたみたいなのだが、

忙しい割にはがっかりさせられるのだ。

　その後、鯛ラバにさっきと同じような強いカッカッカッカッとアタリが

出て竿が大きくしなった。

　軽くアワセてから引きを楽しみながら巻き始めて途中でフッ！と軽く

なった。あっーーーバレてしまった。

　惜しいっ！鯛ラバでは良くあるケースだけど、そうは言ってもあの重さ、

あの鋭い引きが無かったことにするなんてのは・・・・。

　正直言って諦めきれないというのが本音だ。

　未練がましいかも知れないが何度経験しても辛いものがある。

　結局今日は３尾もリリ－スして、忙しい割にはあまり大きな成果を

上げられずに終わった。

　１６時１５分帰港

◎気持ちがいいっ！

９月１６日（土）天気　曇り　気温２５℃　南東の風後北東の風　

　　　　　　　若潮　波高　１.０ｍ後０.５ｍ　水温２２.４℃

　出港９時１０分　　帰港１６時１０分　

　釣果　真鯛　５３cm、５０cm、３８cm、足の裏２、手の平１、
　　　　　　　チダイ３３cm×２、アマダイ２３cm、　計９尾

　孫が肺炎とかで１週間我が家に来て療養していたが、今日は

開放されるというのもあったし、台風が来るとまた暫く行けそうも無いと

思って一人で釣りに出かけた。

　本当は土日祝日は船が多く出て、人が仕掛けを流している側を

スピードも落とさず走り回ったりするなどマナー欠落も目立つから

出来れば避けたい曜日ではあるが、他に釣り日和が無ければ止むを得ない。

　今日は若潮ということであまり潮が動かないのかな？

　それに午後からは北東の風だというから余計船が流れにくくなるから、

午前中勝負かな？などと考えながらポイントに向かう。

　今日は流れも弱く風も穏やかなので鯛ラバを中心にやろうと決めて、

保険をかけるような気分で餌釣りの竿を置き竿にする。

　しかし肝心の鯛ラバにはさっぱりアタリが出ず、１０時１５分、

期待していない餌釣りの竿にさっそくアタリが出た。

　いわゆる餌取りのようなアタリだが難なくアワセて巻き上げるとあの

可愛いお目目と顔をしたアマダイちゃんだ。

　（この間も食べたけど美味しかったな）
　
　２０分位経ってやっと鯛ラバにアタリが出てあまり大きく無さそうだが

竿が柔らかいからそれなりにしなり、釣り味が楽しめる。

　上がって来たのは足の裏クラスの真鯛だ。

　１１時５分、鯛ラバに例のカッカッカッ！とアタリが出て止まらない。

　竿が重くなったところで軽くアワセると竿が大きくしなり鋭い引き込が

始まった。

　ドラグが利いているからなかなか巻き巻きが進まない。

　慎重にやりとりした末に水面に白い腹を出して上がって来たのは５０cmの

真鯛だ。

　やっぱり大鯛を上げると気持ちがいいっ！

　１１時３０分、さっきと同じようにまたカッカッカッ！とアタリが出て

それでも巻き続けると、さっきより強いような引きが何度も何度も出る。

　これも大鯛だ！

　いやはや、連チャンで大鯛が来るとは釣った本人がびっくり！

　この後しばらくアタリが途絶え、止むを得ず沖の方へとポイント移動する。

　昼食のパンを齧る時はさすがに鯛ラバは出来ないので置き竿を見守るが、

相変わらず置き竿に変化はない。

　１３時２５分鯛ラバにまたアタリが出てこれもなかなかいい引きはするが、

先ほどではない。

　巻き上げると３７cmの真鯛だった。

　すぐ鯛ラバを降ろしてまたアタリが出て足の裏クラスの真鯛と

好調が続く。

　１４時過ぎ鯛ラバにまたアタリが出て今度は尺クラスのチダイが来た。

　また暫くアタリが遠のいてきたので、元のポイントに移動する。

　１５時５分今度は餌釣りの竿にアタリが出た。

　すぐに糸を送ると喰いついてきてアタリが止まらない。絶好調！
　
　アワセるまでもなく掛かって来たのは３３cmとさっきと同じような

サイズのチダイだ。

　すっかり針を飲み込まれてしまって外せないので糸を切ってキープする。

　鯛ラバにまたアタリが出て、掛かったのはこれまでに無く小さい手の平

サイズの真鯛だ。

　段々と大きさも魚種も小さくなって来たなぁー。

　そうこうしているうちにそろそろ陸へ戻る時間が来た。

　１５時３０分、納竿し片付けを始める。

　１６時１０分帰港。

　これでやっと前に二度に渡ってバラした釣行のリベンジをしたような

感じがする。

　それにしても鯛８尾の内７尾が鯛ラバとは初めてで、いつもこうなら

いいがと思うものの、そうはいかないし・・・・。

　帰港し船の水洗いをしている隣のオーナーに「今日はどうでした？」と

聞いたら、「鯛ラバ中心にやってたけど全然駄目だった。餌釣りで１尾

釣っただけ。同じポイントでこの間は爆釣だったけど・・・・」と言ってた。

　ポイントによって、日によって、釣り方によって随分バラつきがあるなぁ

ということを思い知った。

　それにしても今日は運が良かったとでも言うのかな。

◎やってしまった！

９月１１日（月）天気　曇り一時雨　気温２６℃　南の風後北東の風　

　　　　　　　中潮　波高　１.０ｍ後０.５ｍ　水温２１.０℃

　出港８時５５分　　帰港１５時５分　

　釣果　真鯛４０cm、３５cm、３３cm、手の平１、チダイ足の裏１、ｻﾊﾞ１、計６尾

　　　　釣友真鯛尺２、足の裏１、計３尾　小鯛等リリース　

　昨日の朝まで、明日は午後から雨が降るし風も強いから行けないと

諦めていたところ、午後からの予報で変化し、雨は夕方遅くから、

風は強く無いという予報に変わり、これなら行ける、と早速釣友に

連絡をして釣行決定。

　朝、港まで来ると思った以上に風があるが、ま、行けるでしょうと

８時５５分出港する。

　９時２０分、ポイントに到着。

　潮と風の流れで７０号の錘でも流されて行くが、白波が立つ割には

うねりもそんなに高くは無く、波高も１ｍ弱位。

　今日は早くからシーアンカーを出しての釣りだ。

　二人共、早くからフグやサバのアタリ、手の平サイズの真鯛と雑魚

ばかり続いていたが、１１時１５分、私にやっと鯛らしいアタリが出て

竿もそれなりにしなり、重さも感じられる。

　上がって来たのは３３cmの綺麗な真鯛だ。

　とりあえずボウズは免れ安心する。

　１１時３５分、釣友が足の裏クラスを釣り上げた。

　今日は魚の活性が高いのか割にアタリも出るから、この調子ならいい線

行くかも知れないと期待が高まる。

　１２時１０分、アタリが出て、糸を送りながら慎重にアワセる。

　うまく掛かったところで電動リールを回転させ巻き上げて間もなく

ふっと軽くなった。

　あーあっ！外れた！

　そんなに大きくは無かったが尺位はあったような引きだった。惜しいっ！

　風が次第に弱くなり、シーアンカー無しでも釣りが出来そうな雰囲気に

なって来たが、時折小雨がパラつく状況になって来た。

　１２時２５分、釣友が尺クラスのをチダイをヒット！

　１２時４０分頃、船を流し直しをしようと方向転換をしながら動かしたら

ググッグッと異音がしたので、ハッと気が付いた。

　シーアンカーを回収しないで動かしたのでシーアンカーのロープが切れて

しまったのだ。

　アッチャー、やってしまった！

　老化のせいかこうしたうっかりミスが時々発生する。（このボケッ！）

　シーアンカーはみるみる沈んで回収不能になってしまった。(このアホッ！）

　ドライブは大丈夫かと上に上げて確認してみたが異常は無かったので

一先ず安心するが、これでドライブやプロペラが破損したら・・・と思うと

ぞっとする。　

シーアンカーは1万円前後で買えるがドライブやプロペラだったら

その何倍もするので、不幸中の幸いと言うべきか？

　15年以上使ってあちこち錆て傷も目立つようになったし、

もう一回り大きいのが欲しいと思っていたので諦めるしかないし、

もう二度とこんなことはしないよう注意をしなければ・・・と思う。

　思うのだが・・・・歳とともに自信が無くなる・・・、これが辛い。

　１時１０分、釣友が尺クラスの鯛を釣り上げた。

　よし、まだまだ行ける、と思っていたが、餌の青虫がだんだん

心細いような状態になってきた。

　細いのや短い餌ばかりでまともなものが無い。

　鯛ラバを出しても良いような流れ具合になったので鯛ラバを始める。

　１３時４０分、鯛ラバを降ろしては巻き巻きを繰り返して結構巻き上げた

ところでそろそろ降ろそうかと思っていたら、カッカッカッと絡んできた。

　よーし、いいぞっ、いいぞっと冷静にさらに巻き上げて漸く掛けることが

出来た。

　このところ鯛ラバ釣法で不調が続いていたので、７月２０日以来の鯛ラバ

釣果で、後で計測したら４０cmあった。

　この後すぐ釣友が尺オーバーの鯛を釣り上げたが、次第にまた風が強く

なり、小雨も降り始めた。

　風も東北東に変わり、天候悪化の兆しがするヤバイ雰囲気になってきた。

　釣友も帰港した方がいいという意見だったので、餌も無いし帰港を決断。

　波はまだ１ｍにはなっていないがそれなりに高くなってきているので

朝来た時のようなスピードは出せない。

　時間に余裕があるので３０分ほど時間をかけて１５時５分帰港。

◎お目目パッチリの可愛い顔

９月６日（水）天気　曇り　気温２７℃　南の風　

　　　　　　　大潮　波高　１.０ｍ後０.５ｍ　水温２１.１℃

　出港９時００分　　帰港１６時２０分　

　釣果　真鯛４５cm、足の裏１、手の平３、ｱﾏﾀﾞｲ、ｱｼﾞ、ｻﾊﾞ各１、計８尾

　　　　釣友真鯛３５cm、尺２、足の裏、手の平、アジ、フグなど　計？尾　

　釣り日和の昨日にするか、少し風が強いが今日にするか悩んだが、釣友は

今日の方が都合がいいだろうと勝手に忖度して今日行くことにした。

　強風の吹くのは１時頃かと思っていたら朝からビュンビュン吹いている。

　予定通り９時出港し９時半前にはポイントに到着。

　波はまだ０.５ｍ位の高さで想定通りだが、風の方は十分釣りが出来る

強さだ。

　餌の付いた仕掛けを降ろして５分、早くもアタリが出た。

　真鯛のような鋭いアタリと引きで難なく掛けることが出来たが、

上がって来たのは真鯛では無く２４cmのチダイだった。元気だのう。

　９時４６分大きなアタリが出て、これもアワセに苦労しないで

掛けることが出来たが思ったより重さも引きもある。

　おぉー、これは３５cmは超えているな！と慎重になるが、この前の

反省から「あまり時間をかけないで取り込みをしないと・・・・」と

まだトラウマから脱しきれないでいる。

（今もあの「ブチッ！」の音が耳の奥に蘇る）

　上がって来たのは４５cmの真鯛だ。見るからに美味しそうだ。

　１０時過ぎ、釣友が尺クラスを連発する。

　うむ、今日は行け行けの日かと思うとテンションが上がる。

　しかし次第に風も強くなり、波も高くなって１ｍを超えそうになってきた。

　折角のこのチャンスだから確実に釣果を上げるにはシーアンカーを出す

しか無いと物入れから引っ張り出す。

　直径１.５ｍのシーアンカーだから大きな効果は無いが、

出さないよりはずっとましだ。

　その後二人揃って手の平サイズやサバやアジなど釣り上げていたが、

１０時５０分頃釣友が竿を立ててリールを唸らせている。

　これはタモが必要だなと準備をするが、妙に緊張する。

　やっぱりまだ「頭にコツン」が蘇る。

　上がってきたのは３５cmの真鯛だ。これで釣友もお刺身をキープした。

　その後は次第にアタリも少なくなり１２時過ぎに足の裏クラスを釣り

上げてからパタリと止まった。

　この頃から晴れ間も出るようになり、風や波も少し落ち着き始めて

きたので沖に移動する。

　１時１０分、アタリが出たが、鯛ではないし何だろう？またアジか？と

思って巻き上げたらお目目パッチリの可愛い顔した２２cm位の

アマダイだった。

　１時３０分手の平サイズを追加してもう餌が無くなった。

　ここで鯛ラバを出して降ろしては巻き巻きを始める。

　時々絡んでくるのが分かるがヒットしない。

　１度だけ、おっ！来た来たっ！、掛かったかと思っていたら途中から

外れたみたいで残念無念。

　鯛玉の重さや色を替え、スカートを替え、色々やってみるがどうしても

ヒットさせることが出来ない。

　１５時１０分帰港しながらポイントポイントに寄って鯛ラバで探り釣りを

することにしたが、結局は二人とも鯛ラバでの釣果は無し。

　１６時２０分帰港する。

◎すっかり戦意喪失

９月１日（金）天気　曇り　気温２５℃　北東の風後北の風　

　　　　　　　若潮　波高　１.０ｍ　水温２３.４℃

　出港９時１０分　　帰港１４時５０分　

　釣果　０

　台風が近づいて来てまた行けなくなる日が多くなると思い、風が強いが

何とかなるだろうと出かけた。

　次第に風が強くなりそうだしその時は逃げ帰ればいいや、と今日に限って

少し安易だった。

　悩んだら止める、が本来の正しい判断だし、多くの場合そうしてきたのだが、

この間のタモ掛け失敗のバラシが尾を引いて、リベンジの火が熱く燃え

盛ってどうしようもないのだ。

　行き先はどうする？風が強くなって、そら逃げるぞっ！って時に早く

戻れる所と言えば目の前のあそこしか無い。

　その先の沖までは無理だな。

　９時１０分出港し２０数分でポイントに到着。

　到着するまでは、なんだ大した風でもないし波高も０.５ｍと十分行けるん

でねぇのと考えていたが、到着したとたんに風が急に強まり、ウサギ

（白波）も飛び跳ね始めた。

　うわっ！こりゃっ大変だ、この状況で釣りをするのはちとヤバ過ぎるなぁ。

　仕掛けを出し餌付けをして投入する頃にはリベンジどころか既に返り討ちに

合った状態だ。

　でもここですごすごと帰港するのもしゃくだし・・・と続行を決める。

　しかし風が強い割には流れが無いのか思ったより軽い４０号の錘で済む。

　それでも底を引きずるような感じに近い流し方になり糸をあまり出せない。

　軽いアタリが出て様子を見ると大した引きもしない状態でうやむやになった。

　仕掛けを回収してみると餌がすっかり無くなっている。ん～ん、餌取りか？

　２回目も同じようなアタリで、回収すると今度はハリスが切られている。

　フグの野郎の仕業だな、これは。

　こうして続けて２回ハリスを切られてすっかり戦意喪失してしまった。

　風は強いし流れは無いし波は高くなってくるし風は北風に変わったし・・・。

　ま、出て来た以上は何とか結果を出して帰らなければ・・・・と思ったのに

この状況では結果も出せなくなる。

　ここで鯛ラバならフグ野郎もハリス切りはしまい、と鯛ラバに切り替える。

　こう風が強いと鯛ラバも流されやすくなってコンディションも良くない

のだが、かなり重い１５０ｇの鯛玉を使って何とか出来そうだ。

　しかし時々鯛ラバに絡んではくるが中々ヒットしない。

　スカートを替え、ネクタイを替え、鯛玉を替えと色々やって、ようやく

掛かって、やっと乗った！と思って４～５回巻いたらバレてしまった。

　あと一歩というところで乗せることが出来ず残念。

　まぁ、鯛ラバの場合は結構あるケースなんだけど・・・・それにしても。

　風は次第に強くなりとうとう１４時１０分帰港の決断をする。

　波が高い分スピードが出せないので来るときの２倍近い時間、

４０分掛けてやっと帰港した。