8月28日(月)天気 曇り 気温30℃ 南東の風後南の風
小潮 波高 1.0m後0.5m 水温23.5℃
出港9時00分 帰港16時15分
釣果 真鯛手の平1尾、チダイ31cm、30cm サバ、アジ4尾 計8尾
釣友 真鯛42cm他チダイ等5尾、アマダイ1尾 計6尾
(ホウボウ、カナガシラ等リリース)
前回の釣行から8日ぶりだったので釣友を誘って9時丁度に出港。
9時半には釣り開始。風も流れも早く錘は70号でもどんどん
流される状態だ。
9時50分、200mも糸が出ている状態でアタリが出た。
大物のアタリでは無いがしつこいように喰いついてくるので難なく
掛かった。
割に重いし引きもあるので真鯛の足の裏クラスかなと思ったら上がって
来たのは太っ腹のチダイだ。
ま、これでも歓迎だ。
ほぼ同じ頃釣友もリールを回転させて何かを釣り上げた。
それなりに重さも引きもありそうなので真鯛かと思ったら30cm超えの
釣友が嫌いなホウボウだ。
鳴き声がするから気味が悪いと嫌っているのでリリースをする。
美味しい魚だけどね。
その後釣友は10時10分頃手の平サイズの真鯛を上げ、さらにその
30分後には42cmの真鯛を釣り上げた。
一方の私は中型?小型と言っていいような鯵をあげ、この頃から鯵が
多く掛かるようになった。
もう少し大きければ文句も言わないのだが、餌が勿体ないし、手返しが
面倒だ。
11時40分手の平サイズの真鯛が来たが鯛の方はだんだん
サイズダウンしてきて手の平より小さい小鯛、金魚のような鯛まで釣れる
状態になってきた。(当然リリース)
11時50分頃釣友がまた少し大きめのを釣ったらしく竿を撓ませている。
てっきり鯛だと思った二人だが私がタモで掬いあげたのはまたしても
ホウボウで40cm近い大きさだ。釣友はこれもリリース。
私はその後鯵サバなど小物ばかりの追加でクーラーは数こそ多いが・・・。
1時過ぎ、あまり鯵が釣れるので邪魔臭くなりポイント移動することにした。
もう少し深場で大物を狙おうという判断だ。
風が治まり流れも少し落ち着いたので鯛ラバも始める。
絡んではくるのだが針掛かりせず、いろいろパーツを変えたり重さを
変えたりしてもどうもヒットしない。
14時、置き竿にしていたエサ釣りにアタリが出て糸を出し次のアタリを
待つ。
比較的簡単に釣れてきたのはチダイだったからだろう。
30cmはあるが引きも弱いしどうしても釣り味にイマイチ感がある。
15時05分頃、置き竿にアタリが出て、これは引きが強いアタリだ。
慎重にアワセてから鋭い引き味を楽しむ。
ドラグも少し緩いので糸が出ていくがこれは大きそうだ。
40cmを超えるのは間違いない。
いつもより倍近い時間をかけてじっくりと慎重に巻き上げる。
ところがこれが失敗の始まりだった。
いよいよ取り込み、ということでタモを準備する。
50cm位の鯛が大きく白い腹を出しながら浮いてきたので片手でハリス、
片手でタモを持ちいよいよ掬おうと思ったらうまくタモに入らず鯛の頭を
コツンとやってしまった。
とその瞬間、鯛が怒って突然大きく反転し持っていた5号のリーダーを
”ブチッ!”と切って逃げてしまった。
本当にしまったっ!だった。
60m以上の深さから引き上げられれば鯛は通常はあまり力も出せないのだが、
ゆっくり時間をかけて引き上げたために思ったよりはダメージが軽く、
強く反転する力が残っていたのだろう。
一発でタモに入れられずコツンと頭を叩いたのも悪いのだが、
取り込みの時にハリスは手に巻き付けてはいけないというそもそもの
基本を怠ったのも反省だ。
こういうバラシは初めてだが基本を怠った痛恨の代償というしかない。
悔やんでもどうしようもないが、やはりタモ入れは確実に、が肝心だ。
この後はやる気がなくなってエサ釣りの竿や周りを片付け始める。
いつまでも”ブチッ!”という音が耳から消えない。
トラウマになりそうだ。