の~んびり ゆっ~たり釣り遊び

 青い海で釣り糸を垂れる至福の時を大切にしたい。
釣果もそれなりに期待しつつ胸膨らませて船を出す、気ままな釣り日記

おやおや! 向こうから喰いついて来た!

2011年11月11日 | 釣り
11月10日(木)天気 曇り 南西⇒西の風 波高1.0m⇒0.5m 大潮

出港 8時50分 帰港15時30分 気温15℃ 水温18.5℃

釣果 鯛35、29、27cm 計3枚 カサゴ26cm1尾計4尾

釣友:足の裏2枚、カナガシラ1、ホウボウ1計4尾
  
 冬が近くなると日の出が遅くなり日の入りが早くなってホントに釣りの

時間が少なくなってしまう。そのため出来るだけ早く出港出来るように

前日から準備していたのだが、8時50分の出港が限界かも。

 それでももっと早く行くとすれば前もって下架しておくしかないのだが。

 それはともかく天気予報では、「晴れで小春日和となり、風もおだやか

でしょう」だったのだが、残念ながら外れだった。

 天気予報はコンピューターで算出し、最後は人間の経験則からくる

「微調整」でやっても、「時間のずれ」「地域のずれ」「強弱のずれ」

などで必ず当たるということも無い。

 仕方無いとは言え天気予報で畑仕事や釣りの計画を立てている当方に

とっては外れるのは辛い。ま、次第に精度が上がるのを期待したい。

 で、釣友との釣行は多分今年最後?となるかもと思って気合を入れて

いたのだが、ポイントに着いて仕掛けを流してもピクともしない。

 今日は大潮だし、越冬前の荒食いもするだろうからきっとそのうちに

ガンガン?釣れてくるぞと期待していたのに、程遠い状況だ。

 12時前まで粘ったが、ついに辛抱しきれずに、ポイント移動をすることに。

 新しいポイントに行ってもアタリはフグらしきものがあるだけでさっぱり。

 ここも駄目かと、またポイント移動して、仕掛けを流す。最初にアタリを

とって釣り上げたのはやはり釣友だった。んーん、うまいもんね。

 で私にもやっとアタリが出て足の裏サイズをあげたが、その後はまたフグ

にカミカミボロボロされて仕掛けを作り直し。

 2枚目をやっとこさ釣り上げて尺には少し足らないが、なんとか格好は付き

そうな具合になってきた。
 
 その後はモゾモゾしたアタリがあって結構重いのでフグではないがなんだろ?

と思って上げてみるとカサゴではないか。これは美味い魚だから外道でも

嬉しい外道だ。

 そうこうしているうちにもう15時近い。もう仕掛けを上げて帰港準備を

しなければ・・・・と思って巻き上げ始めると、ムムッ!途中から何かが

食いついて来た。これはなんだ????

 巻き上げているうちにだんだん例のゴンゴンという引きが出て、鯛が

食いついてきたと確信した。

 上がってきたのは今日一番の大きさで尺以上はある。

 もしかして次第に時合いが来ていたのかと思える感じで、帰るのが

惜しい気がするが、止むを得ない。

 少し遠い距離まで航行してきたこともあって、時間に余裕をもって帰港

することにしたのだが、これが夏ならこれから本番なのになぁー。残念!


 さて、今年は多く行けても後2回止まりかな。青物・メバル狙いが

いいかも。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アホな初体験、やっちまったぜ

2011年11月05日 | 釣り



11月4日(金)天気 晴れ 南⇒西の風 波高1.0m⇒0.5m 小潮

出港 5時55分 帰港16時00分 気19.0℃ 水温.0℃

釣果 テリ33cm~16cm計6尾、鯵中2尾、イカ6杯、鯛29cm計11尾

 
 波・風がこの頃には珍しく穏やかな予報だったので、前日に船を下架

しておいた。餌のイカの短冊、ホタルイカ、帰りがけに寄って鯛釣りを

する青虫も用意し・・・・。

 テリ釣りは6月12日以来だし、8月6日のイカ釣り以来の沖釣り

だから久し振りだ。歳とともに億劫になってきて、元気が無くなって

きたということか。

 朝4時に起床し、寒さ対策をバッチリやって、家を出発する。

 途中、ゴミ出しをして、コンビニによっておにぎりを買って、船に乗り、

出港の準備をする。ロッドホルダーや沖釣り用の竿のセッテングなど

終えたら、もう6時近い時刻になっている。さぁいよいよ出港!

 17ノット位の巡航速度で1時間ちょっとの時間だから結構な距離だ。

 25分位走ってから、冷凍の餌を外気に触れさせて解凍しておかないと

使えないぞ・・・と探し始めたら、餌が無いっ!!

 えっ?!、うそっ!!、いくらあちこち探しても無いから、車の中か、

桟橋に置き忘れたのか?

 これから戻って取りに帰れば往復50分のロスになる。迷ったが、

主目的はテリ釣りだから、餌は現地調達で何とか出来るだろうと踏んで

釣り場に向かう。

 かつて、無線で「テリ釣りで、餌を忘れて釣りが出来なかった」という

話を傍聴したことがあったが、この時は「アホな人」と笑いながら

聴いていたが、なんと自分が「アホな人」になるとは!

 こんなことは初体験で、なんとも恥ずかしい限りだ。でも、初代の

「アホな人」は現地調達出来なかったのか?しなかったのか?

 さて現地についてまず餌の調達からと思ってイカヅノを下す。果たして

イカは釣れるのか?

 何回かサミングをしながら下したり、シャクリ上げたりしてやっと

釣れる場所まで流して、2ハイ釣り上げ、ついでにお刺身用もキープして

おこうとシャクリ続ける。全体的に小振りなイカが多い。全部で6ハイ

程釣りあげ、ま、いいかなと思ってイカヅノをしまい始めたら、排水用の

穴から1ハイ逃げられてしまった。ムムッ、もったいない。

 こんどはイカの短冊作りだ。食紅の粉を振りかけかき混ぜて着色する。

 やっとテリ釣りが出来る状態になったが、すでに時間は8時半近い

状態だ。遠くに釣り船が見えるが、まばらだ。

 微速装置もスパンカーも無い小型ボートではテリのポイントを維持

しながら釣るのは極めて難しいから、半分は流し、後の半分は後進で

流された分のいくばくかをカバーするしかないから、操船がまことに

忙しいのだ。のんびりゆったりの釣りなどとは縁遠い釣りになる。

 だから風の無い日が一番ベターなのだが今日は思ったより風がある。

 テリのポイントをなんどか流すが、さっぱり魚信が出ない。
 
 あきらめてそのまま流しつづけて、ポイントを外れたところでやっと

アタリが出て竿がゴンゴンと上下する。いいぞいいぞと思わず顔がゆるむ。

 上げるとなんと5尾もぶら下がっているではないか。おまけに大きな鯵も

1尾かかっている。調子いいぞ、と思って同じところをなんどか

流すのだが、なぜかアタリがこない。

 魚影が薄いとピンポイントでしか釣れない場合も多いので、少しずれると

アタリが出ないのだ。

 結局そこはあきらめて別のポイントへ。そこもダメ、あそこもダメと

探り釣りのような状態で移動し、やっとまたアタリが出た。

 ゴンゴンと何度か竿を揺らすが、しばらくは追い食いさせて・・・・と

静まったころ上げると30cm以上ある大きなテリと中鯵1尾の計2尾だけ。

 この大きなテリだけで何度も竿を揺らしていたのだ。

 騙されたような感じだが、その後はアタリが出ず、時間も正午を過ぎて

いる。

 ホームポートへ帰る途中鯛のポイントへ寄ることにして、沖釣りは終了。

 1時間近くかけて鯛のポイントへ着いたが、青虫が無いからどうするかと

考え、イカの短冊を団子状に房掛けしてやって見た。

 1度だけアタリがゴン!ときたが、合わせるようなアタリにはならず、

それっきりで魚信は無い。やっぱ、無理か?

 でも鯵釣りのサビキにイカの短冊を付けていて何度か鯛を釣ったことが

あるから釣れないことは無いのだが、・・・・。

 青虫と形状が似たような疑似餌があることにはっと気づいてすぐつけ直し

をして流した。そしたら来た。鯛のアタリが来た。慎重に糸を送ったり、

誘ったりしてがっちり針掛りさせる。この引きはせいぜい尺クラスかなと

思って慎重に巻き上げると、尺に少し足らないが丸々と太っている。

 これでなんとか刺身は食えるな、と機嫌良く流し続けるが、その後は

アタリも出ず、帰港時間になってしまった。

 帰港し車の中を見ると、今朝忘れていった餌が解凍どころかあったかい

状態で鎮座していた。あーぁ、アホなボク!




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする