6月27日(水)天気 晴れ 北西⇒北の風 波高0.5m 小潮
出港 9時00分 帰港14時10分 気温26℃ 水温20.5℃
釣果 0尾
久し振りに釣友を誘って鯛狙いでも・・・・と思って電話をしたら所要
があって行けないという。ま、お互い、暇な時もあれば忙しい時もあるからなぁ。
ということで一人で行くことにしたのだが、昨日、知人が「全然釣れていない」
と嘆いていたからそれが気になり始めた。
一時ピンポイント的に集中して釣れたことがあったが、以後はピタッと釣れなく
なり、全体的にはさっぱりな具合らしいが、今度はまた別なところで集中的に釣れ
始めたりでどうも安定した釣れ具合にはなっていない。まだ6月だから・・・・と
言えばそれまでだが、みんな頭を傾げている。
そういう状況の中で期待半分、1尾でも釣れればOKみたいな気分だ。
ポイントに着いて仕掛けを流す・・・・さっぱりアタリが無い。
30分位経ったところで弱い餌盗りらしいアタリが出た。仕掛けを上げてみると
針のところだけ残して喰われている。
しばらくして今度はいつの間にか針毎持ち逃げされてしまった。合わせようがない
巧妙な餌盗りでフグの仕業だろう。それも2回もやられてしまった。
依然として鯛の力強いアタリは無くて、昼近くになったところで3度目の流し直し
をして船の姿勢を直そうとギアをバックに入れエンジンを吹かしたら突然
「ガガガガッー」とギアが悲鳴を上げた。えっーなんだ?慌てて前進に入れると
そういう音もなくしっかり前進する。もう一度バックに入れ吹かすと「ガガガガッー」
と恐ろしい音が・・・。バックが駄目っ!ということらしい。そんな・・・・・!!
まだ2時間も経っていないのにこのまま帰港するのは・・・と思ってバックを使わず
前進のみで操船をし、流し直しをする。
3度目の流しでも鯛らしいアタリは出ない.これで諦めもついた。
前進も出来なくなって立ち往生したら「栄光の涙」どころか、「涙の曳航」に
なってしまう、やーめた、とついに帰港を決意した.
帰港してメカニックに見てもらうとギアシフト用のケーブルの表皮がめくれて
中のワイヤーが錆ついて露出していることがわかった。これが原因でスムースに
ギアシフトが出来ないようなのだが、それでも犯人と断定はできないらしい。
あーぁなんてこった。ヘタすりゃぁギアも取替?参ったなぁ。
でも考えようによっては沖釣りの時でなくて良かったというしかない。
それに釣友も乗っていない時だし、不幸中の幸いみたいなものかも。
しかし就航10年目でこんなトラブルが出てくるとは、とほほ・・・だ。