の~んびり ゆっ~たり釣り遊び

 青い海で釣り糸を垂れる至福の時を大切にしたい。
釣果もそれなりに期待しつつ胸膨らませて船を出す、気ままな釣り日記

★15分以上は体がもたない

2020年11月27日 | 釣り

11月25日(水)天気 曇り 気温11.5℃ 南東の風 

    若潮 波高 1.5m後0.5m  水温15.7℃

       出港9時35分  帰港15時15分 

 釣果 真鯛81cm(6.4kg)
    真鯛61cm、42cm×2、33cm、イナダ1尾、サバ1尾 計7尾


 今年最後の釣りに行こうと決めてから天気に恵まれず2週間経って

ようやく迎えた釣り日和?

 天気予報的には十分行けると思える予報だが、どうも予報地域(市中心部)と

目指す海上の釣りポイントではかなり状況が違う。

 まず風の強さがまったく違う。

 今の時期は予報風速に大体風速2~3mをプラスしたものが海上の風速の

実感値だ。

 波の高さは大体予報値プラス・マイナス0.5なので違っても想定内だ。

 今日は波の高さ1m・・・・・なのだが港外に出て沖に向かうに従って

高くなり、ポイントに到着したら1.5m前後の波高。

 風はプラス2~3mどころかもっとある感じで、シーアンカーを出そうかと

考えたが、昼を過ぎれば治まる筈・・・と考え、ここは耐えるしかない。

 10時5分ポイント到着。

 餌釣りの仕掛けに60号の錘を付けて流し、置き竿にして鯛ラバの

準備をする。

 鯛ラバで落として巻き巻きをしていたら置き竿にアタリが出た。

 しかしとっさに対応できずモタモタしているうちに餌を盗られたみたいで

アタリが無くなった。仕掛けを回収すると餌を喰われている。

 喰い気や反応が無いときは餌はいつまで経ってもそのままだが、喰い気は

あるようだし反応があると思えば少しは期待できるかも?!

 10時40分、鯛ラバにアタリが出て大きく竿がしなり、ずっしりとした

重さが伝わってきた。

 おっ!いよいよ来た来た!

 しかし巻き上げているうちにふっと軽くなりバレてしまった。

 う~む、惜しい!  
 
 11時丁度、鯛ラバにまたアタリが出てこれはうまく掛かった?

 引きも強いから40cm以上はあるだろう?

 ところが巻き上げるに従って走り出したではないか。あっち行ったり

こっち行ったり。

 くそー、青物かー。

 あまり大きくないからサワラ?サバのでけーの? なんだ?

 上がって来たのはイナダで、相変わらず船べりを走り回っている。

 タモに入れるのに難儀してようやく収まった。手間取らせやがって!


 11時20分また鯛ラバにアタリが出て今度は間違いなく鯛の叩くような

引きが伝わって来た。

 この感触というか竿を通して伝わってくる魚の躍動感が気持ちいいっ!

 上がって来たのは42cmの真鯛でお刺身サイズだ。


 満潮が11時15分だから潮の動きもあまり無いのに喰い気が

あるってことか。いい雰囲気だ。 

 11時40分、鯛ラバにまたアタリが出て巻き上げるに従って軽くなる。

 ????サバか?

 テンションを保つために巻き上げスピードを上げても軽い。

 上がって来たのはやっぱりサバでさっきのイナダよりせわしなく走り回る。

 12時40分、また鯛ラバにアタリが出て、42cmの真鯛を追加する。

 この調子で行け行けならいいが・・・・。

 風もようやく治まり始めて波も1m位まで落ち着いて来た。

 13時丁度、鯛ラバにカッカッカッカッと強めのアタリが出たが、

なかなか喰いこまない。

 途中で巻き上げをストップしたり、ゆるゆると巻いたりしてようやく

重さが伝わって来たのでアワセを入れる。

 それから竿が急に曲がり出し、重さもずっしりとあって手応え充分。

 リールが逆転し道糸が引き出され、大物が掛かったという実感が

じわじわと伝わって来る。

 たまらないなぁー、これこれっ!この感じが病みつきになるもとだ。

 上がって来たのは61cmの真鯛だ。


 慎重にタモ入れをして今期12枚目の大物でシーズン終了を飾るか。

 しかしタモで引き上げる時にタモが壊れて、あらららっ!

枠が柄から外れて、仕方ないから丸い枠を両手で抱え込むようにして

ようやく引き上げる。

 危なかった!

 フロロカーボンのハリスで緊急かつ暫定的に修理して次に備える。


 仮修理を終えた直後の13時15分、餌仕掛けにアタリが出て、

道糸をどんどん出して次のアタリを待つ。

 軽く聞き合わせをすると感触が伝わってきたのでアワセを入れ、

掛かったのを確認して巻き上げる。

 あまり強い引きではないので???だったが上がって来たのは33cmの

真鯛だ。

 14時15分、鯛ラバを落として7~8m位巻き上げたところで

アタリが出た。
 
 ズンッ!という感じのひったくるようなアタリが出ていきなり道糸が

ザッーと出て行く。

 えっ!えっ!? 今度はブリか?シイラはシーズン終わったよな?

 10m位糸を引き出して止まったが、重い!

 糸の長さ80m位のところでさっぱり巻き上がらない。

 2m巻けば2m引き出され、3m巻けば3m引き出される。

 綱引き状態でのやりとりが続く

 去年9月のシイラや今年6月のブリのような引きに似ているような、

ちょっと違うような??

 しかし少しづつ巻き上げることが出来るようにはなったがペースは遅い。

 慎重に慎重にと言い聞かせながら、バレるなよ、バレるなよと祈る。

 15分かかってようやく少しづつ上に上がるようになって来た。
 
 考えてみれば今朝、フロロカーボンのリーダーを点検して良かった!

 少し傷が付いていて、迷ったが思い切って取り換えたのだ。

 あれを面倒くさがって取り換えなかったらリーダーを切られて

「ハイッ!お終いっ!」だったかも知れない。

 さて、これは鯛か?鯛だとしたら70cm以上は確実にある。

 あと20m、あと15m・・・・ついに白い腹を出した魚体が10m先の

海面に見えてきた。

 鯛だっ! デカイッ!

 巻き上げて手元近くに引き寄せるが、それすらも重くまだ抵抗を続けている。

 先ほど仮修理したタモは使えるのか?

 慎重にタモ入れをしてまたまたタモを抱えるように、抱き上げるようにして

引き上げる。重っ!

 この重さでのやり取りは15分以上は体がもたないかも・・・・と思ったが

なんとかこらえて20分近くかかってゲーム終了。

 船上に横たわった鯛は見たことも無い初めての光景だった。


 手足が震えるような感動というか何というか・・・・・。

 計測すると81cmある。


 これが夢にまで見た、あこがれていたハチマルか・・・・。

 バタバタと動くからメジャーからずれて中々正確な計測が出来ない。

 まして写真を撮ろうとしてもおとなしくしてないから余計時間がかかる。

 えらを付け根から切って血抜きをし、バケツに突っ込む。


 辺り一面に散った血を洗い流し納竿の作業に入る。

 まだ帰港予定時間までは時間があったが、これ以上釣ってもしょうもないし、

資源の無駄というもの。

 今日はこれでお終い!、今シーズンはこれで終了!

 今期大物(50cm以上)13枚の釣果と81cmの各記録更新の有終の美を飾って

15時15分帰港。

 興奮の嵐に包まれて今日の、今シーズンの釣りが終わった。

【追記】夜寝る時に興奮状態がよみがえってなかなか眠れなかった。
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★抑え込まれた

2020年11月13日 | 釣り
11月12日(木)天気 曇り 気温11.9℃ 南東又は南南東の風 

      中潮 波高 1.5m後0.5m  水温17.5℃

      出港9時15分  帰港15時55分 

 釣果 真鯛51cm、尺1、足の裏1、手の平1 計4尾 
  釣友 真鯛40弱1、尺1、足の裏2 計4尾
 
 毎日強風が吹き、今年は小春日和も無いのかと嘆いていたが、天気予報で

久し振りの好天気で釣行可能という情報が3~4日前から出ていた。

 ネットであれこれ各種予報を検索しても久しぶりに釣りにもってこいの

予報だった。

 朝の予報では曇りがちだが次第に晴れ間が多くなり絶好とまでは

言わなくても十分釣りを楽しめそうな好天気だと・・・・。

 今年最後かもと釣友を誘って9時15分出港。

 港外に出ると1m位の波があり、ま、こんなものかなぐらいに思って

いたが、沖に出るにつれて波も高くなり、風も次第に強くなる。

 それでも、悪化する予報ではないからそのうち落ち着いて来る、

それまでの辛抱だ、くらいに思っていたが・・・・・・・。

 10時少し前に手前のポイントに到着。

 波は1.5m、風はかなり強い。

 少しでも船の流れを抑えようとシーアンカーを出しての釣り開始。
 
 しかしアタリもさっぱり出ず、我慢の時間が続く。

 11時、釣友が真鯛の足の裏クラスを釣り上げた。

 さすがだ、この強風下で釣るとは。

 60号の錘をぶら下げているので何回か知らないうちに餌を盗られて

いたが、11時40分、ようやく私の竿にもアタリが分る程度に

喰いついて来た。

 280mも道糸が出ているから回収する時間も深海釣り並みの時間だ。

 上がって来たのは足の裏サイズの真鯛だ。

 やれやれ、これでボウズは免れた。

 直後、釣友も同じ位のサイズの真鯛を釣り上げる。

 いよいよ鯛連中も「もぐもぐタイム」かな?俺もそろそろ昼飯・・・・・

どころではない、食いたいとも思わない、波が高くて、船が上下に揺れるので

すっかり酔ってしまった。

 吐くほどではないにしても船頭が船酔いではなぁ~。

 11時55分、釣友が尺クラスの真鯛を釣り上げる。

 周りは大分明るくなっているのに、そしてそろそろ天気が良くなっても

いいのに、我々の頭上にだけ雲が覆いかぶさっていて、太陽はたまに顔を

少しだけ出す程度。

 風は少し弱くなってきたかな?位だが、太陽が出ていると出ていないとでは

あったかさや風の冷たさ加減が極端に違う!助けてくれー!サブッー!

 12時45分、釣友が鯛ラバの竿を大きくしならせ、時々ジッーとスプールを

逆転させながら巻き上げている。

 40cm位かな?と言いながら楽しんでいる。

 タモで掬い上げた真鯛はほんのちょっと足りないが綺麗な赤い真鯛だ。

 私も鯛ラバを時々出すのだがさっぱりアタリが出ず、今日はお刺身は

無理か?

 次第に風も弱くなってきて、シーアンカーも回収し大分釣りやすくなった。

 13時25分、鯛ラバにようやくカッカッカッカッとアタリが出た。

 なかなか乗らなくて、巻き上げを止めたり、巻いたりを繰り返しながらようやく

掛けて上がって来たのは30cm位の真鯛だ。

 14時20分、鯛ラバを落として着底と同時に巻き上げたが、抑え込まれた

ような、根がかりしたよう感じでスムースに巻き上げられない。んっ!?

 リールのハンドル巻き上げに力を入れると浮いたようなので一気に巻き上げると

鯛特有の叩くような引きが始まった。

 ずっしりと重さもあって引きも強い!

 スプールが逆転し道糸が引き出されるがこれは50cm以上あるかも?

 上がって来たのは51cmの真鯛だ。

 今期11枚目の大物でおそらく今年最後の大物かも知れない。

 嬉しい1枚だ。

 15時05分、餌釣りの竿にアタリが出て引きもわりにある。

 おっ!鯛の尺オーバーは確実な感じだ!と気持ちよく巻き上げたら、

上がって来たのは50cm以上もある大きなエソだった。くそっ!


 リリースして5分後いよいよ納竿の時間となった15時10分、釣友が

最後の一投に来た!と巻き上げている。

 なかなかいい引きで、タモを準備してスタンバイしていると、

上がって来たのはエソだった。

 リリースしたのより少しサイズダウンした奴だ。

 釣友もがっかりしている。 あ~ぁ、残念!

 急いで帰港支度をし、15時15分、帰港開始。15時55分帰港。

 今日は寒かった。ヒートテックの下着の厚いのを着てさらに

厚着してても風が冷たくて・・・・。

 せめて太陽がもっと予報通りに照ってくれてたらと思うと・・・。

 今シーズン、もう後が無い!もう1回行けるかな?
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