風の森in開田
・・・午前5時30分 14,8℃
タイトルは麻織物の一日・・・やのに、なんであんぱん?
一昨日伊那に行った時、立ち寄ったお店に美味しそうなあんぱんが・・・
その又前日なんか甘~いモンが食べとうて、必死にそこら中探したんやけど、
おかきはあったけど、甘いモンは無し!
仕方無う冷凍室に眠ってた、干し柿を解凍して食べたんよね。
その話しを一緒に行ってた人に話したら・・・
そら身体が甘いモン欲しがってんねんから、食べたらエエんよ~!って。
そんな言葉だけは素直に聞いて、売り場にあったあんぱんに手が伸びてました。
ホンマはつぶあんが好きやねんけど、無かったのでこしあんで我慢・我慢~!
こしあんは重たいほどにたっぷり入ってましたよ~! けどなんで横浜あんぱんなんやろ?
横浜あんぱん物語って書いてあるけど、なんか横浜に由来する話しがあるんやろか?
そしたら書いてました・書いてました~! 袋の裏に・・・
1854年に幕府が鎖国令を解いて、欧米各国からパンを主食とする外国人が急増しました。
外人居留地に指定された横浜に、早速外人経営のパン屋が4軒オープンしてパン焼きが始まり、
同時に下働きに雇われた日本人達にも、技術伝承が始まったのです。
こうして日本の本格的なパンの歴史が、横浜から開始されたのでした・・・やってぇ~!
これで頭の中の数少ない引き出しの、雑学のスペースに一項目増えました。
麻織物には車で拾うて貰うて・・・他の人の用事で、ちょっと西野の白菜畑に寄り道。
西野の奥の方は畑も区画整備されて、まるで飛行場みたいに(チョット大げさ?)広~いんですぅ。
冬はここで、かまくら祭りが開催されるとこですぅ。
もう出荷済みの畑もあったけど、まだ収穫前の白菜畑は緑色の絨緞。
向こうの斜面はそば畑・・・
里山風景って言うの? 日本の原風景と言えるのかも? 心癒される景色ですぅ。
昨日の麻織物は12人・・・ほぼ顔ぶれは固まって来てます。
おばあちゃんを囲んで糸を績む人、その糸に縒りをかけるために糸車を回す人、
機織りをする人、織り上がった裂き織りでポーチなどの製品を作る人・・・
その日その日誰が何をすると決めるのでも無く、それぞれがしたい作業を自主的にする。
そんな自由さの中にも、一つの目的に向って楽しく会を進めて行く気持ちはみんなの中に・・・
もう自然と糸績みならこの人に、糸車で縒りをかけるならこの人に、機織りの事ならこの人に・・・と、
習うて上手になった人に次の人が習うたり、昔とった杵ずかで得意な仕事が出来る人に習うたり、
自然とそういう図式が、出来上がって来たような・・・
けどチョット前にTVで有松絞りを放映してた時、そこでは一人が一つの工程だけをやって、
10の工程があれば10人の人が、一工程だけを専門にするんやとか・・・
そうしないと中々上達と言うか、エエものが出来へんそうです。
伝統工芸の有松絞りとは一緒に出来へんけど、そう言う話しもあると言うことで。
作業をしながらも、そこここで色んな話しや笑いが飛び交い・・・♪
ボケとツッコミ、そんじょそこらの新人芸人さんよりも面白いかも知れへん掛け合いや、
生涯学習の講義を、わざわざ聞きに出掛けるより、
会長さんと最近入会された男の方のお話を聞いてる方が、ず~っと為になると思えたり。
その他にもう一つ大きな楽しみは・・・お昼の時間ですぅ。
まるでハイキング気分のような、色んなおかずやデザートが回転寿司のように廻って来て・・・
昨日はナント!新米のおにぎりが届きました~! それもお仕事で欠席される方から・・・
わざわざ朝早うからお仕事前におにぎりを、それも30個近くも。
お重には朴葉やオヤマボクチの葉を敷いて、ミントの花や花付きの茗荷、
それに海苔まで添えての、細かい心遣いに・・・感謝! みんなで美味しく頂きましたよ~!
他にも、ゴーヤ入りのパイや手作りのおやきも。
いつも1時間のお昼休みはアッと言う間に過ぎて・・・お昼からの作業への大いなる活力です。
そろそろそば祭りに出すお店の品物の準備も・・・
私は去年はそば打ちで一緒出来へんかってんけど、今年は一緒にお店をしてみた~い!
ひょんな所から仰山の瀬戸物の寄付があって、その瀬戸物を綺麗に洗うたり品物を選んでた人が、
その中にCafe風の森にピッタリのがあったからと、私にくれはったモノが。
風の字が入った、急須と湯呑・・・
日本茶もやけど、これで紅茶を入れてもエエかもね?
今日は久し振りに開田に来はるお客さんがあって・・・
残念ながら今は小雨と濃霧やけど、ご到着のお昼頃にお天気が回復してたらエエんやけど。