ぽつお番長の映画日記

映画ライター中村千晶(ぽつお)のショートコラム

秘密への招待状

2021-02-14 02:15:41 | は行

予備知識なしで、ぜひ。

 

「秘密への招待状」73点★★★★

 

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インド・カルカッタのスラム街で

孤児院の運営に奔走するイザベル(ミィシェル・ウィリアムズ)は

資金不足に頭を悩ませていた。

 

そんなとき

「200万ドルを寄付する」という

アメリカの起業家からの連絡を受ける。

 

やったー!!と喜んだのもつかの間、

それには「イザベル本人が、寄付主に会いにニューヨークに来ること」という条件があった。

 

しぶしぶNYへやってきたイザベルは

一代で財を成した億万長者テレサ(ジュリアン・ムーア)と対面する。

 

だがテレサはすぐに寄付をしないと渋り、

あげく、イザベルをテレサの娘の結婚式に出席するように誘う。 

 

不快感&不審感丸出しのイザベルだが

インドの子どもたちを思い、仕方なしに、結婚式へと向かう、

 

そこで彼女が目にしたのは

あまりにも驚きの光景だった――!

 

***********************************

 

これは、ぜひ予備知識なしで観ていただきたい。

何が起こるのか、何を描いてるのが

なかなかわからないあたりが、おもしろいんですよ。

 

といいつつ

ここからは中身を明かしてしまいますがw

 

 

イザベル(ミシェル・ウィリアムズ)は

テレサ(ジュアリン・ムーア)の娘の結婚式に出て、

彼女のダンナが、20年以上前に別れた自分の元夫だと気づくのです。

 

で、いままさに結婚式を挙げてる新婦が

まさか、その昔、自分が生んだ元夫との娘?!となっていく――という展開。

 

 

正直、要素はベタベタだし

さらに展開はけっこう「え〜?(それ、ないわ〜)」なのに

めちゃくちゃ心を持ってかれてしまう。

 

監督はジュリアン・ムーアの実生活でのダンナでもある

バート・フレインドリッチ。(ちなみにジュリアン・ムーアは10歳上の姉さん女房ね)

 

この方、

感情という布の裾を「ふっ」とつかむような、

編集、いや構築がうまいのかもしれん。

 

で、観終わって

そうかこれ、スザンネ・ビア監督

「アフター・ウェディング」(06年)か!

と、気づかなかったほど巧みでびっくりしました。

スザンネ監督、大好きなのに!(笑)

 

「アフター・ウェディング」でマッツ・ミケルセンが演じた役が

ミシェル・ウィリアムズ演じるイザベルで

つまり、この映画は

元ネタと男女を入れ替え、

女性をヒロインにし、女性目線で同じ話を描いてるんですね。

 

なるほど、それもあってか、かなり味が違う。

しかも

ある種の“シスターフッド(女性の連帯)“テーマにもなり、

いまの時代にジャストフィットになった、というわけです。

 

もちろん

元ネタを知らずとも(実際、ワシも気づかなかったし)

その深みを味わえると思います。

 

心ならずも、の事情はあったとしても

自分のために子を手放したヒロインは、

その贖罪のように、人道支援に人生を捧げてきたのに

結局、そのツケを払うことになるのか?

 

それに自分の人生を売って

インドの子どもたちを救うのって、人道的なのか――?

 

人はなにを基準に「利己主義」「利他主義」を計るのか?

何を選べば、我々は人の道をゆけるのか、しあわせになれるのか。

 

さまざまを考えさせられました。

 

★2/12(土)からTOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開。

「秘密への招待状」公式サイト

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春江水暖〜しゅんこうすいだん

2021-02-13 23:54:59 | さ行

これはびっくりした!

 

「春江水暖〜しゅんこうすいだん」73点★★★★

 

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中国・杭州市富陽(フーヤン)。

有名な山水画に描かれた美しい水辺の都市は、

いま再開発の真っ最中だ。

 

その場所にある中華レストランで

一族の母(ドゥー・ホイジュン)の誕生日を祝う宴が賑やかに催されている。

 

レストランを経営する長男(チェン・ヨウファー)

漁師をする次男(ジャッン・レンリアン)

男手ひとつでダウン症の息子を育てている三男(スン・ジャンジエン)

そしていまだ独身の末っ子・四男(スン・ジャンウェイ)が

母を囲んでいる。

 

が、宴の最中に母が倒れ

介護が必要になる。

 

大きな変化を前に

兄弟それぞれの人生が現れ、

その思いが交差してゆく――。

 

*********************************

 

カンヌ国際映画祭批評家週間クロージング作品。

 

舞台は山水画の世界の向こうに

タワマンが立つ現代中国。

 

なんだかSFのようなシュールさのなか

市井のある一家の春夏秋冬が、描かれる。

 

たゆとう水面、ゆったりした時間の流れ。

望遠レンズで人物を捉える、独特のカメラワーク。

すべてを俯瞰するような鳥瞰の視点。

 

斬新でありつつ

ジャ・ジャンクー監督にも通じる悠久や達観の気配があり

さぞ熟練の老成した監督の作品だろうと思っていたら

 

上映後に

1988年生まれ、まだ32歳のグー・シャオガン監督の

長編デビュー作だと聞いて

腰を抜かしました(笑)

 

中国新世代、おもしろすぎます。

 

季節の移ろいのなか

個性の違う4兄弟の日々の暮らし、

それぞれの妻や子とのゴタゴタなど

市井の人々の息づかいがとても自然に、鮮明に捉えられていて

150分の長尺を飽きさせないし

 

さらに登場人物たちが

ほぼ監督の親族、っていうのもすごい。

 

それに国際社会で残念ながらいまなお

いろいろ不穏なイメージも持たれている中国から、

こんなにも穏やかで優しいまなざしを持った青年が出てきた驚きが

カンヌ受賞につながっているのだと思うのです。

 

で、そのグー・シャオガン監督は

アニメやコスプレ好きだったという

ホントにいまどきの、超・好青年(笑)

 

とても貴重なことに、監督にインタビューする機会をいただけたので

少しご紹介しますと

 

舞台は監督の地元でもあり

そこが再開発であまりにも変化していく様子に

「これを記録せねば!」とスタートしたそう。

 

家族に出てもらったのも

「いま」をリアルに切り取りたかったからだそうで

みな割と自然に、応じてくれたらしい。

 

カンヌでも各国映画祭でも「老成してる!」と言われることに、

驚きと喜びがあって

「撮るうちにだんだんと仙人のような気分になっていった、

作品が、僕にこれを“撮らせた”という感覚がいまはしています」

と話していました。

 

中国への国際社会への目も理解しつつ

「検閲など、多少の不満はあるけれど

そのエネルギーを創作に変えていく」

と、キッパリ。

 

本作は三部作の第1章にあたり

現在、第2章の撮影準備中。

現代を映す意味からも

「なんらかのかたちでコロナ禍の世界を映すものになるだろう」ということでした。

楽しみすぎる。

 

★2/11(木・祝)からBunkamuraル・シネマほか全国順次公開。

「春江水暖〜しゅんこうすいだん」公式サイト

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私は確信する

2021-02-12 01:37:00 | わ行

見ごたえ120%!

 

「私は確信する」78点★★★★

 

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2000年2月27日。

フランス南西部トゥールーズで

38歳の女性スザンヌ・ヴィギエが忽然と姿を消した。

 

スザンヌの夫で、3人の子の父であるジャック(ローラン・リュカ)に

殺人の容疑がかけられるが

スザンヌの遺体は見つからず、事件かどうかもわからない。

 

ジャックは証拠不十分で釈放されるが

マスコミはジャックが映画マニアだったことから

「ヒッチコック狂による完全犯罪!」と無責任にセンセーショナルに

事件を書き立てた。

 

そして9年後の2009年。

ようやくジャックの裁判が始まる。

 

ジャック一家と関わりのある

シングルマザーのノラ(マリーナ・フォイス)は

ジャックの弁護士(オリヴィエ・グルメ)から

事件に関わる膨大な通話記録を調べるよう依頼される。

 

その記録を聞くうちにノラは

スザンヌの愛人だった男の、不審な通話記録に気づくのだが――?!

 

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フランスで現実に起こった事件をもとに

限りなく事実に近く、

しかしあえてフィクションで描かれた作品です。

 

過剰にドラマな描写など一切なく、骨太で

それでもまったく退屈させないのが

スゴイ。

 

2000年に、遺体なきまま、

妻殺しの犯人にされた夫ジャック。

 

すぐに証拠不十分で釈放されるんですが

2009年にようやく裁判がはじまり(裁判まで、長っ!

そこで有罪になる確立が高まってしまう。

 

フランスでは裁判まで長い時間がかかることは

ままあるらしいんですが

それにしても、この裁判は特殊だったと

監督も言ってました。

 

で、ここで

一家と縁があるヒロイン・ノラが登場。

彼女の存在はフィクションなのですが

それこそが、この映画のキモなんですね。

 

で、ノラはジャックの弁護士デュポン=モレッティからの依頼で

関係者の膨大な電話の通話記録データを聞き起こすことになる。

 

そのうちに、ノラは

妻スザンヌの愛人だった男の怪しい通話記録に気づき

「ジャックは無罪だ!」と独自の捜査をしていく――

という展開。

 

血痕の謎、消えた電話帳や鍵など

ミステリー展開のハラハラ

さらに裁判の行方のドキドキも

存分にあるのですが

 

この映画のミソは

このノラの無償の奔走にある。

 

シングルマザーのノラは

息子との時間や、ついには仕事まで失いながら

「ジャックは無罪だ!」「真犯人は愛人だった男よ!」という確証を得て

そのことを証明せんと、突っ走るんですね。

 

彼女がいなければ、ジャックは有罪だったかもしれないし

観客も完全にノラの正義に引っ張られ

「それいけ!」となる。

 

のですが、ここが妙というか、おもしろいというか

意外なことに

監督は彼女の正義を、賛美するようなことをしないんです。

 

「ジャックは無実よ!これが証拠よ!」と

息巻くノラを

デュポン=モレッティ弁護士は、すごーく冷静に、突き放す。

 

我々観客も「え?」「ええ?もっと褒めてよ!」と思うほどの冷淡さなのですが

でも、そこに監督の意図があるのだと思うのです。

 

自らを正義と信じ、突っ走るノラの姿は

そのまま

ジャックを有罪だとする検察側(警視)や

彼を有罪と決めつけて騒ぎ立てた

マスコミの合わせ鏡にもなっている。

 

結局、人間は自分が見たい、と思うものを信じてしまう生き物なのだ、ということ。

その危うさを、

監督は示しているのだと思うのです。

 

ノラを演じるマリーナ・フォイスの熱演も素晴らしいし

実在するデュポン=モレッティ弁護士役オリヴィエ・グルメの名演も、さすがの迫力。

(ダルンデンヌ兄弟監督作品常連の、あの方です)

 

それに「ヒッチコックマニア」だというジャックに絡めて

映画ネタがちょこちょこ出てくるものおもしろい。

裁判官が裁判の冒頭でジャックに

「この(遺体なき殺人)事件のシチュエーションはどのヒッチコック作品だろうねえ?」

と聞き、

ジャックが「バルカン超特急」と答え、裁判官が

「『間違えられた男』もあるよね」とか応じるシーン。

思わず「え? 裁判でそんな話するの?」と思うんですが

実際に裁判を傍聴していた監督によると

ホントにあったことなんだそうです。

 

そのへんのお話、

「AERA」の「いま観るシネマ」で

監督にインタビューしております。

AERAdot.でも読めますので

ぜひ映画と併せてご一読いただければ!

 

★2/12(金)からヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開。

「私は確信する」公式サイト

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すばらしき世界

2021-02-11 16:58:47 | さ行

素晴らしかった。

世界は厳しくつらく、それでもやさしく美しい。

 

「すばらしき世界」80点★★★★

 

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冬の旭川刑務所から

三上(役所広司)が出所してきた。

 

上京した三上は、身元引受人の弁護士(橋爪功)と

妻(梶芽衣子)に迎えられ、

温かいすき焼きを前に感極まって泣きながら、更生を誓う。

 

そして下町のアパートで

つましく、真面目に生きていこうとする。

 

だが、なかなか思うようにいかない。

 

そんな三上をテレビドキュメンタリーにしようと

プロデューサー(長澤まさみ)と

作家未満の青年(仲野太賀)が接触してくるのだが――?

 

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佐木隆三氏のノンフィクション「身分帳」をもとに

「ゆれる」(06年)「ディア・ドクター」(09年)

「永い言い訳」(16年)の西川美和監督が描いた作品です。

 

下町の小さなアパートで

きっちり部屋を片付け、きっちり食事を取り、折り目正しく暮らす

元殺人犯の主人公・三上(役所広司)。

その生活の正しさは、長い刑務所暮らしで身についたものなのでしょう。

 

真面目でまっすぐな性格の三上は

生活保護を受けることも「申し訳ない」と恐縮してぶっ倒れてしまうほどで

どうみても

好ましい人物に思えるし

チャーミングな笑顔にやられてしまう。

 

しかし、その美点や長所は

反転すると、暴走する正義という欠点にもなる。

しかも怒りを制御できず、

一度キレると手がつけられなくなってしまうんですね。

 

アパートの階下で騒ぐ若造たちに

怒鳴り込んで決闘するシーンとか

教習所で悪戦苦闘するシーンとか

ブッと笑ってしまうエピソードもたくさんありながら

 

もっとヒリヒリ、ヤバイ展開にもなる。

 

誰にもある、表裏一体の顔。

あたたかな日だまりのすぐ後ろにのびる、暗い影。

 

西川監督は、そんな描写を丁寧に積み重ねて

おだやかななかに

暗転ギリギリ、スレスレのリアルを描いていく。

 

そして

彼をとりまく人々の、恐る恐るながら

それでも、関わろう、助けようという思いに

絵空事ではない希望を紡ぎ出すのです。

 

 

不寛容の時代に

社会からこぼれる側の視点から、新たな気づきをもらった。

 

世界は厳しく、つらく、

でも美しく、あたたかく、やさしい。

そう感じられる描き方がすごく好きでした。

 

役所広司氏は言うまでもないですが

役者たちが本当にみな素晴らしい。

 

おおらかであったかい梶芽衣子さん、

最初、彼だと気づかなかった仲野太賀氏、

スーパーの店長・六角精児氏、

そしてキムラ緑子さんのあのシーン、

心がグワッ!と動かされ、マジ泣きました。

 

★2/11(木・祝)から全国で公開。

「すばらしき世界」公式サイト

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ディエゴ・マラドーナ 二つの顔

2021-02-07 03:28:07 | た行

やっぱり伝説な、すごい人。

でも、モヤモヤの正体もわかった。

 

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「ディエゴ・マラドーナ 二つの顔」71点★★★★

 

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秀逸ドキュメンタリー映画

「AMY エイミー」(15年)監督が

サッカーのレジェンド、マラドーナを追った作品。

 

2020年11月に亡くなった彼の近々インタビュー、

そして

彼の元妻などにも粘り強く交渉して取材を取り付けていて

貴重な映像と音声が満載です。

 

 

編集もさすがの手腕で

マラドーナの名前は知っていても

「神の手」がなんだったのか、もよく知らず

晩年の報道からなんとなく黒いイメージのほうが勝っていたワシにも

すごい人だったんだ!というリスペクトを喚起させ

さらに

様々を考えさせてくれました。

 

それに

歴史的な試合でも、知らないと勝ち負けがギリギリまでわからない、という

構成もうまい!(笑)

けっこうハラハラします。

 

 

まずはその生い立ちからスタート。

アルゼンチンの貧困地区に生まれ、

15歳でサッカーの才能を発揮し、

そこからずっと、一家を背負う任を課せられてきたんだ、と知って驚いた。

 

そして映画の中心となるのは

1984年、23歳にしてイタリアのSSCナポリに移籍したときから。

 

そもそもイタリア国内でも

南部のナポリという場所は、いろいろ差別されていたのだ、と初めて知ったし

そこにやってきた異国人マラドーナの

疎外感と期待とプレッシャーたるや、いかばかりだったか、と。

 

しかし、天賦の才と努力で彼は

チームを格上げしていく。

そんな彼の活躍に、ナポリ、そして国中が熱狂していく様子も

記録映像などからリアルに感じることができます。

 

1986年、 FIFAワールドカップでの“神の手”と5人抜きゴールなどの活躍で

「神」とあがめられ、

しかし後年、薬物問題などで転落していく様子も

しっかり描かれている。

 

「ゴモラ」(08年)などで観てきた

イタリアの犯罪組織「カモッラ」の怖さもジワジワと伝わるし。

 

と、総じておもしろい映画なのですが

どこか、ビミョーに複雑な気分になったんですよね。

 

例えば

勝利に沸き、雄叫びを上げながら盛りあがる

イタリア・ナポリのチームメイトたちのロッカールームでの様子。

あるいはワールドカップでの勝利に沸く

アルゼンチンの街や国の熱狂や狂乱ぶり。

 

まるで闘牛のように荒ぶる男衆の波が、正直怖いほどで

なんだか居心地悪く感じられたんです。

 

このモヤモヤはなんだろう?と考えて思い当たったのが

これってすごくわかりやすいマッチョ的世界で

「マチズモ(男性優位主義)」の表出なのだ、ってこと。

プレス資料でも

本作に関わった重職の女性スタッフたちが同じことを言っていて、

よりその思いがクリアになったんですけどね。

 

監督が切り口を「二つの顔」としたのは

家族思いでやさしい青年ディエゴと、

神とあがめられる対外的な“マラドーナ”の顔、ということなのですが

“マラドーナ”の顔は、このマチズモに相当に引っ張られ、

もまれることで生まれたんじゃないかと思うのです。

 

だってそもそもは

幼なじみとの約束を守って、その彼女と結婚したりする人なんですもん(ピュア!

でも、同時に若くして得た名声に溺れて

ほかの女性と関係してしまったりもするわけで。

 

そして次第に

“マラドーナ”の顔にのまれたのだろうか

男らしくあれ、勝者たれ、の弊害として自身の弱みを人に見せることができず

薬物に溺れてしまった、とも言えるのかなと

 

社会における男性の生きにくさ、をも

考えさせるのでありました。

 

ま、2021年のニッポンには

そんな同情の余地などなさそうな人もいますけど。

 

★2/5(金)から全国で公開。

「ディエゴ・マラドーナ 二つの顔」公式サイト

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