うーんこれは
最大級に期待したんだけどなああ。
「インセプション」67点★★
人の頭の中に侵入して
アイデアを盗むプロである
コブ(レオナルド・ディカプリオ)と
相棒のアーサー(ジョゼフ・ゴードン=レヴィット)。
二人はサイトー(渡辺謙)から
ある依頼をされる。
それは盗むのではなく
「インセプション」=植え付ける、というものだった。
不可能と言われるミッションに
コブたちは挑むことになるが――。
これ概念は完全に
「マトリックス」なんですよ。
人の頭の中(夢)に入り込んで
そこを行き来し、現実に戻る、という。
で、夢のなかで「目が覚めた夢」を見るみたいに
それを何層も重ねて
世界が複雑になっていくんですね。
「メメント」「インソムニア」をやってきた
クリストファー・ノーラン監督ならではの挑戦ですねえ。
イメージの設計図は
すごくしっかり描かれているし
なによりやはり「マトリックス」以降、
こういう映画を作ろう、という
チャレンジ精神は買いでしょう。
でも
世界観はなんとなく理解できても
心に響いてこないんですねえ。
まず複雑に構築された舞台に比べて
話が薄く、単純すぎ。
「人の心を動かす種は
意外にシンプルなものなんだ」みたいなことを
ディカプリオが言うけれど
うーん、そこまで単純かなあと。
それに
見る人が提示された世界を
咀嚼して、消化するのって
もっとファジーで感覚的なものだから。
ガンガン攻め込むだけでは
入り込めないんですよ。
そこが計算できてない。
ただ俳優の人選はナイスで
ちょい役にも「おっ」という人を
揃えてますね。
特に
「(500)日のサマー」の
ジョゼフ・ゴードン=レヴィットが大活躍するので
うれしかったです。
彼のおかげで
寝ずにすみましたが
試写室ではけっこう
でかいイビキが聞こえてました。あちゃー。
★7/17、18、19先行上映。7/23から全国で公開。
「インセプション」公式サイト
最大級に期待したんだけどなああ。
「インセプション」67点★★
人の頭の中に侵入して
アイデアを盗むプロである
コブ(レオナルド・ディカプリオ)と
相棒のアーサー(ジョゼフ・ゴードン=レヴィット)。
二人はサイトー(渡辺謙)から
ある依頼をされる。
それは盗むのではなく
「インセプション」=植え付ける、というものだった。
不可能と言われるミッションに
コブたちは挑むことになるが――。
これ概念は完全に
「マトリックス」なんですよ。
人の頭の中(夢)に入り込んで
そこを行き来し、現実に戻る、という。
で、夢のなかで「目が覚めた夢」を見るみたいに
それを何層も重ねて
世界が複雑になっていくんですね。
「メメント」「インソムニア」をやってきた
クリストファー・ノーラン監督ならではの挑戦ですねえ。
イメージの設計図は
すごくしっかり描かれているし
なによりやはり「マトリックス」以降、
こういう映画を作ろう、という
チャレンジ精神は買いでしょう。
でも
世界観はなんとなく理解できても
心に響いてこないんですねえ。
まず複雑に構築された舞台に比べて
話が薄く、単純すぎ。
「人の心を動かす種は
意外にシンプルなものなんだ」みたいなことを
ディカプリオが言うけれど
うーん、そこまで単純かなあと。
それに
見る人が提示された世界を
咀嚼して、消化するのって
もっとファジーで感覚的なものだから。
ガンガン攻め込むだけでは
入り込めないんですよ。
そこが計算できてない。
ただ俳優の人選はナイスで
ちょい役にも「おっ」という人を
揃えてますね。
特に
「(500)日のサマー」の
ジョゼフ・ゴードン=レヴィットが大活躍するので
うれしかったです。
彼のおかげで
寝ずにすみましたが
試写室ではけっこう
でかいイビキが聞こえてました。あちゃー。
★7/17、18、19先行上映。7/23から全国で公開。
「インセプション」公式サイト
「メメント」面白かったよね。
番長、この映画の試写、すっごい楽しみにしてたけど、
響いてこなかったんだね……。
まあ、そんなこともあるさ~←オバア風。
きっと次また観ることがあったら、
期待がなくなっているぶん、楽しめるかもね。
クリストファー・ノーラン監督といったら
やっぱり「メメント」なんだよねえ。
マジシャンを描いた
「プレステージ」も好きだったけど。
バットマンの
「ダークナイト」みたいなのは
あんまり好きじゃないんだが
待機作は
「スーパーマン」と「バットマン」続編らしい。