トムさ~ん!体張りすぎや!(笑)
「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」70点★★★★
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IMFのエージェント、イーサン・ハント(トム・クルーズ)は
仲間たちと盗まれた3つのプルトニウムを回収する任務を遂行していた。
だが、仲間の命が危険にさらされたことで
イーサンは任務に失敗。悪党たちにプルトニウムを奪われてしまう。
イーサンは改めてプルトニウムを奪還し、
世界複数都市での同時爆破を防ぐミッションを受ける。
だが、この事件にはイーサンの想像を超える
複雑な事情が絡み合っていた――。
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主演トム・クルーズ(56歳)(!)が
スタントなしのアクションの数々に挑み、
ガチでどこまでやれるか――?!が、完全に見どころにシフトしているシリーズ6作目。
第一作が96年ですから、うわ、もう22年?!
トムさんの熱量に暑さも吹き飛びます、マジで。
「ゴースト・プロトコル」(11年)のドバイ・タワーやら
「ローグ・ネイション」(15年)の冒頭のジェット機やらのインパクトがでかすぎたので、
それに比べると、アクションがちょっと小ぶりかなーとも思ってしまうんですが
いやいや、ラスト30分のヘリシーンはやはりすごかった。
「世界を終わらせる」悪党が仕掛ける
タイムリミット感も、かなりのもので
「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」ならぬ
「え? 世界終わった?」なハラハラを味わいました。
エージェントとしてのトムさんのおもしろさは、
ピンチにおける行動が、かなり行き当たりばったりな雑さと
しかしそれが「実は計算してた?」な、緻密なオチに転換したりするところ。
どっちかわからん!な感じが、とらえどころのなさと、人間くさい味になる。
今回はそんな彼のキャラと人情味が全面に出ていて、そこは好きなんだけど
スパイものの展開としては微妙なところ。
だって敵は大事な仲間や、愛する身内を人質にすればいいんだもの。
そういう意味では、最近のシリーズで築かれてきた「仲間感」を逆手に取られ、
うーん、やや古典的かなあ・・・・・・という感じもした。
サイモン・ペッグの笑いパートも、もっとあってよかった。
それでも、やっぱり見応えはあるんですよねえ。
それに007シリーズはいつも主演が誰かにヤキモキするけど
これに関しては、トムさん絶対にやめないでしょう。そんな気がする・・・・・・。
この先、どこまで行くのか。
見届けるしかないでしょうねえ。
★8/3(金)から全国で公開。
そろそろギャグ化しそうな,,,(笑)
もう半ばギャグ・・・・・・?
トムさん自身もそういう自分のキャラを
笑えるくらいのスタンスがいいんですよねー
ワシ、「ナイト&デイ」(10年)
https://blog.goo.ne.jp/eigaban/e/34281cd135370701094d7ce608ed98b7
に大ウケした記憶がありますねー