![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/e9/ddddfc350f3dbb91a4307303909c8835.jpg)
いまのところ
これが今夏のベスト1映画!![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_jump.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_jump.gif)
「セラフィーヌの庭」88点★★★★![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_en2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_en2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_en2.gif)
実在の画家セラフィーヌ・ルイ(1864-1942)の生涯を描いた
真に力強く、美しい作品です。
1912年、フランス・パリ郊外で
家政婦として働く
中年女性セラフィーヌ(ヨランド・モロー)。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_en1.gif)
寡黙で孤独な彼女が
たったひとつ熱中していること。
それは絵を描くことだった。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0062.gif)
ある日、セラフィーヌの働く屋敷に
ドイツ人の画商ウーデ(ウルリッヒ・トゥクール)が
引っ越してくる。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_walk.gif)
かのアンリ・ルソーを見出した目利きのウーデは
偶然、屋敷でセラフィーヌの絵を見て
衝撃を受けるのだが――。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyoko_thunder.gif)
不肖・美大出ながら
セラフィーヌという人については
まったく知りませんでした。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock2.gif)
しかしその人生もすごければ
絵も素晴らしいんですよ
。
こんなにスゴイ人がいたんですねえ。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_uru.gif)
一見、愚鈍なセラフィーヌが
いったい何者なのか![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_en1.gif)
川底をさらったり、教会で油を失敬したり、
木の実や草花を集めて
何をしているのか![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/s2_sum_sunflower.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/s1_spr_chulip.gif)
そして彼女の絵を見せるまでの
前半部分の高まりが
ほんとに見事!![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
さらに
画商ウーデとの運命的な出会いで
ようやく日の目を見るかと思いきや
戦争という出来事に
彼女の人生は翻弄されていくのです。
そこからまだまだ
二転三転。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/up.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/down.gif)
それでも
雑草のようにしぶとく生きるセラフィーヌ。
その
ずんぐりした彼女の内なる輝きを
ハッとさせる演出で魅せてくれるんです。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/rabi_happy.gif)
身軽にスルスルと木に登ったり
無愛想さのなかに
ときどき見えるチャーミングさとか。
とてもうまい。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_jump.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_jump.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/97/da6f2cd8f2618f8b18da7a3b05569461.jpg)
ほら、どこみてんだか(笑)。
さらにウーデのある“事情”で
セラフィーヌの想いがすれ違ってしまう
切ない描写もたまりません。キューン!![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/rabi_cry.gif)
先日、セラフィーヌの絵を1点所蔵する
世田谷美術館の学芸員・村上由美さんに
この映画についてインタビューをし
その際にうなずき合ったのが
「画家を“エキセントリック”なふうに
描いてないところがいい」
ということ。
本当にそうなんです。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_jump.gif)
画家や音楽家を描くときって
よく髪をかきむしってみたり
狂気とのはざまにあるような描写が多いけど
でもこの映画のセラフィーヌは
彼女の描く絵のとおり
大地からエネルギーを得ているような
原始的(プリミティブ)な生命力に満ちあふれていて
ほんとうに魅力的です。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/s2_sum_sunflower.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/s2_sum_sunflower.gif)
演じるヨランド・モローがすごいって
話でもあるのですが。
なお
村上さんのお話は
「週刊朝日」(7月末週発売)の
おなじみ「ツウの一見」に登場しますので
お楽しみに。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_jump.gif)
そして
映画を見たあと
ぜひ実際の絵を見てください。
9/5まで世田谷美術館2階
「建畠覚造展」内でコーナー展示されています。
詳しくは
世田谷美術館ホームページで。
★8/7から岩波ホールで公開。
「セラフィーヌの庭」公式サイト
これが今夏のベスト1映画!
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「セラフィーヌの庭」88点★★★★
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_en2.gif)
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実在の画家セラフィーヌ・ルイ(1864-1942)の生涯を描いた
真に力強く、美しい作品です。
1912年、フランス・パリ郊外で
家政婦として働く
中年女性セラフィーヌ(ヨランド・モロー)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_en1.gif)
寡黙で孤独な彼女が
たったひとつ熱中していること。
それは絵を描くことだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0062.gif)
ある日、セラフィーヌの働く屋敷に
ドイツ人の画商ウーデ(ウルリッヒ・トゥクール)が
引っ越してくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_walk.gif)
かのアンリ・ルソーを見出した目利きのウーデは
偶然、屋敷でセラフィーヌの絵を見て
衝撃を受けるのだが――。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyoko_thunder.gif)
不肖・美大出ながら
セラフィーヌという人については
まったく知りませんでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock2.gif)
しかしその人生もすごければ
絵も素晴らしいんですよ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
こんなにスゴイ人がいたんですねえ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_uru.gif)
一見、愚鈍なセラフィーヌが
いったい何者なのか
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_en1.gif)
川底をさらったり、教会で油を失敬したり、
木の実や草花を集めて
何をしているのか
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/s2_sum_sunflower.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/s1_spr_chulip.gif)
そして彼女の絵を見せるまでの
前半部分の高まりが
ほんとに見事!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
さらに
画商ウーデとの運命的な出会いで
ようやく日の目を見るかと思いきや
戦争という出来事に
彼女の人生は翻弄されていくのです。
そこからまだまだ
二転三転。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/up.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/down.gif)
それでも
雑草のようにしぶとく生きるセラフィーヌ。
その
ずんぐりした彼女の内なる輝きを
ハッとさせる演出で魅せてくれるんです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/rabi_happy.gif)
身軽にスルスルと木に登ったり
無愛想さのなかに
ときどき見えるチャーミングさとか。
とてもうまい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_jump.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_jump.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/97/da6f2cd8f2618f8b18da7a3b05569461.jpg)
ほら、どこみてんだか(笑)。
さらにウーデのある“事情”で
セラフィーヌの想いがすれ違ってしまう
切ない描写もたまりません。キューン!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/rabi_cry.gif)
先日、セラフィーヌの絵を1点所蔵する
世田谷美術館の学芸員・村上由美さんに
この映画についてインタビューをし
その際にうなずき合ったのが
「画家を“エキセントリック”なふうに
描いてないところがいい」
ということ。
本当にそうなんです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_jump.gif)
画家や音楽家を描くときって
よく髪をかきむしってみたり
狂気とのはざまにあるような描写が多いけど
でもこの映画のセラフィーヌは
彼女の描く絵のとおり
大地からエネルギーを得ているような
原始的(プリミティブ)な生命力に満ちあふれていて
ほんとうに魅力的です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/s2_sum_sunflower.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/s2_sum_sunflower.gif)
演じるヨランド・モローがすごいって
話でもあるのですが。
なお
村上さんのお話は
「週刊朝日」(7月末週発売)の
おなじみ「ツウの一見」に登場しますので
お楽しみに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_jump.gif)
そして
映画を見たあと
ぜひ実際の絵を見てください。
9/5まで世田谷美術館2階
「建畠覚造展」内でコーナー展示されています。
詳しくは
世田谷美術館ホームページで。
★8/7から岩波ホールで公開。
「セラフィーヌの庭」公式サイト
興味をそそられる映画だね。
フツーのおばさんで
家政婦ってとこがいいね。
猫村さんみたいです、ハイ。
能あるネコは
爪を隠す・・・
あれ、違った?