あのイーサン・ホークでも
人生に迷うんだなあ･･･（共感のため息）
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「シーモアさんと、大人のための人生入門」７０点★★★★
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「６才のボクが、大人になるまで。」も記憶に新しい
俳優のイーサン・ホーク。
彼は40歳を過ぎて
「俳優人生このままでいいのか」と迷っていたときに
あるパーティーで当時84歳のピアノ教師、
シーモア・バーンスタイン氏に出会う。
「出会ってすぐに、悩み事を話していた」というほどの
シーモアさんのキャラと演奏に魅了されて
彼のドキュメンタリーを
撮ることにしたんだそう。
イーサン・ホークってワシと同じ1970年生まれ！
「ああ、こんなに成功した俳優でも立ち止まり、悩むんだ･･･」
ということにまずは同世代として大共感。
映画として
ものすごいダイナミズムがあるわけではないんです。
シーモアさんは17歳から
ピアニストとして活躍してきた人で
でも
いまは人前で弾くことはなく
いろんな人を教え、ピアノについての本もベストセラーになっている。
でも、シーモアさんの教えは
ピアノだけに限らない。
シーモアさんのやわらかい言葉を聞いていると
後からハッと響く金言がある。
その言葉や立ち居振る舞い、なにより演奏が
こちらの腕をそっと取って、
優しく導いてくれるような気がするんですねえ。
「この年になると、
自分の気持ちを正直に表すようになるよ」と言うシーモアさん。
雑誌『つるとはな』じゃないけど
みんな、人生の先輩の教えを求めているんだなあと
思いました。
何かに迷ってる大人に、ぜひ。
★10/1（土）からシネスイッチ銀座、渋谷アップリンクほか全国順次公開。
「シーモアさんと、大人のための人生入門」公式サイト
