ぽつお番長の映画日記

映画ライター中村千晶(ぽつお)のショートコラム

恋とニュースのつくり方

2011-02-22 13:09:32 | か行
気難しく手強い
キャスター役の
ハリソン・フォードに笑いました(笑)


「恋とニュースのつくり方」73点★★★☆


地方TV局で働く
ベッキー(レイチェル・マクアダムス)は

ある日、突然リストラの憂き目に遭う。

だが採用試験を受けまくり
奇跡的に
ニューヨークのTV局の
プロデューサーに採用!


しかし
彼女が任されたのは
局の“お荷物”朝の情報番組。

ベッキーは番組を立て直すため
伝説のキャスター(ハリソン・フォード)を
招聘しようとするが――?


「ノッティングヒルの恋人」監督と
「プラダを着た悪魔」脚本家という
最強タッグによる
ワーキングムービーです。


過剰にはしゃぎすぎることなく
でも元気をもらえる作品で

「この手の映画」で想像するものを
ちょい裏切る意外性が
おもしろかった。


主人公のベッキーは
若くみえるけど
20後半~30歳くらいの設定らしく

ペイペイのヒラではない。

なので
人を使う苦労や、会議のさばきかたなど
より突っ込んだ「お仕事」ぶりが
披露されます。


そして
大御所キャスター役のハリソン・フォード。
こういう映画では
主人公を導き、成長させる
よき導師でありそうなものの

これが
ぜんっぜん違う(笑)。


さらに先輩キャスター役の
ダイアン・キートン。


さぞや
主人公をいじめるおっかない先輩かと思いきや
これも
ちょっと違うんですよ。


ときどきちょっと
陳腐な展開もあったりもするんですが
けっこう笑っちゃいました。


この系統に飢えてた人には
満足できると思います。


に、しても。

ハリソン・フォード演じるキャスターが
なぜか筑紫哲也さんに見えて
しょうがなかった(笑)

いや、ご本人の人格や行動は
まったく知りませんし
もちろん魅力的だからですよ。

て、
フォローすんなら
言わなきゃいいのに。(失笑)


★2/25から全国で公開。

「恋とニュースのつくり方」公式サイト
コメント (4)
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