先日、NHKテレビで寒牡丹が見ごろと放映された茨城県のつくば市にあるつくば牡丹園にいってきました。放映のとおり実に見事な菰(こも)をかぶって色とりどりの寒牡丹が梅林の花を鮮やかに咲かせておりました。このつくば牡丹園は、平成元年4月に設立された民間植物園で、池の眺望が美しい高低差のある敷地には、550種の牡丹を始め、215種の芍薬、80種のバラが植栽されております。その他にも、西洋シャクナゲやカルミアの古木やツツジ、サツキ、アジサイ、シャガなどもあり1年中花を楽しめます。また、ここには食堂もあり、昼食に700円のけんちんそばをおいしくいただきました。
この時期、1月から2月にかけては、写真のように寒牡丹まつりが行われています。では、以下にその概要を紹介してみますが、以下の内容は寒牡丹まつりのみのことですので、あらかじめお断りしていきます。
開催期間 1月14日(土)~2月5日(日)
開催時間 10時~16時(入園は15時30分まで)
開催場所 つくば牡丹園
※所在地:つくば市若栗500
電話: 029-876-3660
Fax: 029-876-4004
対 象 どなたでも
入園料 大人500円(くどいがこの期間のみの料金です)
※入園の際に甘酒を申込むと通常200円の
甘酒が100円となります。
休園日 金曜日(但し、4月~6月は無休とのこと)
主 催 農業生産法人
株式会社 茎崎観光農園
※事業内容としては、観光施設 (牡丹庭園、御食事処、
観光土産物販、農産物販売)
後 援 茨城県観光物産協会/つくば市観光協会/牛久市観光協会
駐車場 普通車500台/大型車20台(無料)
なお、冬期間(1月~2月)の他、春(4月中旬~6月中旬)と秋(10月中旬~11月)があり、それぞれ入園料と開園時間が違っていますので、ご確認の上お出かけ下さい。
次に話題を替えます。
1月25日の毎日新聞朝刊によると、柏市根戸の住宅街にある柏市有地から高濃度の放射性物質が検出された問題で、柏市は1月24日、汚染土壌を現地で保管する方針を明らかにした。これは、他に保管先が見つからないためで、コンクリート製の容器に入れて埋めるなど汚染物質が外部に漏れない方法を検討する。
柏市は「あくまで一時保管」としているが、柏市の清掃工場から出た1キロ当たり8000ベクレル以上の汚染焼却灰の保管場所が見つからない状態で、最高45万ベクレルの汚染土壌0・8立方メートルの行き場もないのが現状だ。
柏市資産管理課によると、保管方法としては(1)集水ますなど既存のコンクリート製容器に入れて埋める(2)汚染箇所をコンクリートで覆い、その上に土をかぶせる(3)道路をはさんだ反対側の市有地に移して埋める--などの案があり、担当者は「早急に保管方法を決めて、住民に説明したい。2月中をめどに決着させたい」と話している。市の除染計画の中に位置づけ、保管費用は国が負担する。
環境省は昨年末、汚染原因を「東京電力福島第1原発事故で放出された放射性セシウムを含む雨水が漏れて蓄積された可能性が高い」とする最終報告をまとめている。