千葉県北西部地区11市の文化財担当者によって縄文時代から近世に至るまでのムラの変遷を展示します。副題は、-掘り起こす土地の歴史―です。
千葉県北西部地区では開発に伴って発掘調査が行われ、様々なムラが発見されています。古代では、この地域の戸籍が正倉院文書に残されていることは有名です。今回の企画展では,正倉院文書ができた奈良時代を中心に,縄文時代から近代までのムラについてご紹介します。11月の船橋市飛ノ台史跡公園博物館から始まった展示は、今月1月は市立市川考古博物館で、2月は流山市立博物館にて巡回展示します。問い合せは、それぞれの博物館へ。なお、1月29日には市川市映像文化センターで展示に関する発表会も開催します。
<市立市川歴史博物館>
開催期間 平成24年1月7日(土)~2月5日(日)
開催時間 午前9時~4時30分
入館料 無料
休館日 1月9日を除く月曜日、1月10日(火曜)
開催場所 市立市川考古博物館
※所在地:市川市堀之内2-27-1
問い合せ 市立市川考古博物館 電話047-373-2202
<流山市立博物館>
開催期間 平成24年2月11日(土・祝日)
~3月25日(日)
開催時間 午前9時30分~5時
入館料 無料
休館日 月曜日、2月29日(水)
開催場所 流山市立博物館
※所在地:流山市加1-1225-6
問い合せ 流山市立博物館 電話04-7159-3434
なお、上記の主催は千葉県北西部地区文化財行政担当者連絡協議会
(我孫子、市川、浦安、柏、鎌ケ谷、流山、習志野、野田、
船橋、松戸、八千代、以上11市の教育委員会)並びに
船橋市飛ノ台史跡公園博物館・市立市川考古博物館・
流山市立博物館
<関連事業としての発表会>
開催日時 平成24年1月29日(日)
午前10時30分~午後4時
開催場所 市川市映像文化センター
※所在地:市川市鬼高1-1-4
プログラム
午前10時 開場
10時30分~ 開会の挨拶
10時40分~ 縄文時代前期のムラ
-習志野市実籾3丁目遺跡(11)-
11時10分~ 古墳出現期における濠を巡らすムラ
-手賀沼水系を中心として-
11時40分~ 我孫子市新木地区の遺跡と相馬郡意布郷
-奈良・平安時代のニュータウン-
午後0時10分~ 休憩
1時20分~ 国府域につどう人々
-市川市下総国府・下総国分寺-
1時50分~ 古代のムラのはじまり
-船橋市印内台遺跡群を中心に-
2時20分~ 八千代市向境遺跡
-下総国印波郡村上郷の古代集落-
2時50分~ 休憩
3時~ 古代から中世へ
-国府と郡衙の中間にあった村-
3時30分~ 下総小金中野牧跡の開墾
-明治政府の大プロジェクト-
※発表会場では遺物等の展示はありません。
定 員 先着200名
入場料 無料
問い合せ 市立市川考古博物館 電話047-373-2202