市内の若柴にある個人の美術館である「柏わたくし美術館」において、5月から6月にかけて、7人の女流画家の作品展が開かれます。その名も「女流作家展」と銘打って。
模倣ではなく創造する芸術家、本物の絵を描く女流作家の作品を集めた企画展だそうです。全ては青山氏との出会いから始まり、青山氏から高橋氏を、高橋氏から森氏といった具合に広がっていったそうです。このようにして7名の女流作家が集まったようです。この柏わたくし美術館は、堀良慶さんのコレクションを常設展示する個人美術館で、20年近くにわたってコツコツと収集した1000点あまりの絵を、自分だけのものにせず、いろんな人にも見てもらおうと、2000年11月に開館されたものです。
では、以下にこの企画展の概要を紹介します。
開催月日 2008年5月11日(日) ~ 6月11日(水)
開催時間 日・月・火・水曜日 13:00~17:00
開催場所 柏わたくし美術館
所在地: 柏市若柴1-358 TEL: 04-7134-8293
アクセス ・柏駅より
~西口前バス若柴循環 入谷津バス停下車5分。 北へ2筋目、ホテルハイラ
ンドの15m先右折40m右
・柏の葉キャンパス駅より(つくばエクスプレス)東口下車
~東へ徒歩15分 国道16号に平行に走る一本内側(南側)の道、田中病院
を左に見ながら、若柴バス停の先200m、左タクミハウスの看板を左折40m
先右側。
展示内容 展示作品は80点
青山美野子(15点)、高橋正子(15点)、森敬子(5点)、木原千春(15点)、
田端麻子(15点)、内藤瑤子(15点)、水野朝(5点)
対 象 どなたでも
費 用 入館料は大人 500円、子ども(18歳まで) 200円
主 催 柏わたくし美術館
問い合せ TEL: 04-7134-8293
その他 予約・念のため電話にてご予約の上、ご来館下さい。
最後に作品を展示する7人の女流作家を簡単に柏わたくし美術館のホームページから引用して紹介してみます。
青山美野子氏は、1952年東京生まれ マルチ作家(洋画、水彩、墨絵、コラ-ジュ、写真) 個展
を現代画廊やギャラリ-武者小路などで発表。2001,2002年柏わたくし美術
館で青山美野子展、宮城県美収蔵、「マチエ-ルが素晴らしい」(洲之内徹)
高橋正子氏は、1958年京都府生まれ。東山美術研で油彩、京都女子大で日本画を学ぶ。油彩、
日本画、水彩、フレスコ画、立体を個展中心に発表。2002年柏わたくし美術
館で高橋正子展、美しい色彩が特徴。
森敬子氏は、1947年兵庫県生まれ。1968年二科会藤井二郎に師事。1970年に二科展初入選
以来連続入選。1988年に二科会天野三郎に師事。平成1995年池袋三越、
2003年柏わたくし美術館森敬子展、心象風景を半抽象表現。
田端麻子氏は、1972年神奈川生まれ。1996年多摩美卒、Oギャラリ-、Jin等個展で発表。
2003年柏わたくし美術館で田端麻子展開催。
木原千春氏は、1979年山口生まれ。独学、ギャラリ-北村等個展で発表、2004年柏わたくし美
術館で木原千春展開催。
内藤瑤子氏は、1985年茅ヶ崎市生まれ。伊藤潤に師事、長谷川利行、恩地孝四郎等の作品に
興味、街路樹、羽黒洞等個展中心に発表。2006年柏わたくし美術館で内藤瑤子展。
水野朝氏は、1945年名古屋市生、1984年日本画家中村正義に師事。1986年中部日本画総合
展で名古屋市長賞、個展 日本画廊、羽黒洞、マエダ画廊、朝日ア-トギャラリ-
(羽黒洞)、ギャラリ-内村、宇治画廊等個展中心に発表。現在名古屋市在住。
2005年柏わたくし美術館で水野朝展。