布施弁天界隈の自然と歴史情報

関東三弁天の一つである柏市布施弁天界隈の城跡、神社、仏閣等の歴史的遺産の紹介とあけぼの山近辺の花情報の提供

「小林多喜二と伊藤整」の講演会につて

2007-04-04 | 歴史
我孫子にある白樺文学館(写真)は、白樺派の文学作品等を中心に展示しているのに、なぜ、プロレタリア作家といわれる小林多喜二(1903年~1933年)の手紙も展示されているかについては、以前、志賀直哉(1883年~1971年)が多喜二を大変かわいがっていたことを紹介しました。その小林多喜二と伊藤整(1905年~1969年)についての講演会が下記の通り開催させます。多喜二(作家)は、整(詩人、文芸評論家)の小樽高等商業学校の1年先輩でありながら、文学上のライバルであったといわれる関係やその後の2人の関係についての講演だそうです。また、多喜二は同校教授の大熊信行に指導を受けている。
私は、多喜二原作のマンガの「蟹工船」を読んでみて、初めて、これまで喰わず嫌いで敬遠していた多喜二にアクの強さを感じながら若干の関心を覚えたので、この講演会を紹介してみます。
期   日  2007年5月11日(金)18時30分より
場   所  白樺文学館コミュニティルーム
講   師   曾根博義 氏 (日本大学文理学部教授)
会   費   1,000円
定   員   25名
主   催   面白白樺倶楽部 
<申込み・お問い合わせ>
電話・Fax・Eメールのいずれかで、先着順で、定員に達し次第締切りとのこと。Fax、Eメールで申込みの方は、氏名、連絡先を明記のこと。
Tel: 04 (7169) 8468  Fax: 04 (7169) 1837
Eメール:info@shirakaba.ne.jp 
なお、余談ながら29歳の若さで死んだ多喜二の命日は2月20日で、かわいがった志賀直哉の誕生日は2月20日とのこと、偶然とはいえ不思議ですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする