奄美ロングステイ

奄美の自然の中でロングステイのできるペンションを作りました。毎日のできごとを紹介していきます。

我が農園をトラクターが耕す

2010-03-26 20:12:55 | 
かねてより畑の土壌改善に取り組んでいるが、その一環としてトラクターで土を深めに耕してもらうよう頼んであった。





仕事熱心なショージさんが自分の畑での作業を終えて、「今からそっちの畑を耕してやるよ」と電話が入ったのは
もう日が暮れかかってからだった
真っ暗な中で作業が開始された







ご自慢の新車トラクターは暗い中でも快調に畑を耕し続ける
結局耕し終わったのは夜の10時過ぎ







耕しても耕しても雑草が出てきていた南側の畑もきれいになった
それにしてもこうして見ると家庭菜園の畑としては広すぎる
早くお客さんがきて使ってほしいものである







夏に自分でユンボで耕したきりの北側農園はジャングルと化していたが、すっきり何もなくなった
ここは畑として使うのはもちろん、果樹用のビニールハウスや毎日卵を産んで貰うための鶏小屋を作る予定だ
自分で育てた甘いマンゴーや自家製&とりたてベーコンエッグを夢見てこれからも忙しい日々は続く







鉄骨で倉庫を増設

2010-03-25 20:23:52 | 住まい
あーりーばーどに長期滞在するお客さんが工作をしたくなった場合、溶接をはじめとして様々な工作道具を
借りて好きなものを製作することができる。
そんな環境を整えるため現在いろいろ準備中である。
まずは作業場の拡張である。
場所はタニヤマ師匠の仕事場を活用する






現在の倉庫の端に鉄骨を組んで屋根をかぶせて拡張しようというわけである
まず鉄骨を溶接して梁の部分を作る
師匠の手並みは鮮やかだ
今後溶接の仕方についても習っていかなければならない
奄美では何事も極力自分でやるのが原則なのだ





鋼管を溶接していく






どんどん骨組みが出来上がっていく
ここまでわずか数時間でやってしまうのがすごい
さすがプロである





骨組みが終わったら屋根にトタンを打ち付けていく
基本的に材料は他で余ったものや使わなくなったものを有効活用する
そうして集めた材料を自分で作業して作り上げることで、驚くほど経済的に完成させる事ができる





そのためにはあらゆる知識を身につけ、様々な道具を使いこなす技量が必要になってくる
奄美で生きていくためには、これからまだまだ学ばなくてはならない事が無数にあるのだ






最近の食卓

2010-03-24 20:07:39 | 食べ物
あーりーばーどに滞在するお客さんは希望すれば昨日の記事にあったような船での釣りを楽しむ事ができる。
今回は不漁に終わってしまったが、本気で取り組めばたくさんの魚を釣って帰ってくることになる。
そうなると新鮮な刺身の大漁舟盛コースは必須となることだろう。





この日は港で買った刺身で舟盛の練習
前回の盛り付けではダイコンのツマをつけなかったので各方面から非難のメッセージが多数寄せられた
今回は量は少ないがちゃんとつけておく
手作りのいくら醤油着けもどんとついている

奄美では漁船から水揚げされた生のシビ(キハダマグロの幼魚)とカツオが大体いつも手に入る
新鮮で非常においしい
内地から来ていたmさんが言ってたが「普通カツオを食べるときの薬味はしょうがだが、ここのカツオは
新鮮で生臭さがないのでわさびがとてもあう」
その通りである!
以前はカツオの刺身というやつは生臭くてあまり好きではなかったが、こちらに来てからカツオが好きになった






こちらは島豚のベーコンとハム(になるかどうかわからないが)
島豚は皮の部分が厚く硬い
いろいろなハーブを塩・ワイン・調味料をまぜあわせて作ったマリネ液に1週間漬けた肉のかたまりを取り出す
さっと水洗いをした後、1日冷蔵庫の中で乾燥させる






そしていよいよ薫煙
昼前からピザ窯の横にこしらえてある燻製室でいぶす
たっぷりのチップからでる煙であたりはもうもう






日が傾く頃、窯から取り出すと実にいい色になっていた
これをまた1日熟成させる
油がのって非常においしいです
是非奄美まで食べにきてほしいものです



奄美で釣りをする2

2010-03-23 19:39:10 | 奄美の自然
<前日までのあらすじ>
ある晴れた日、タニヤマ師匠の小船で釣りに出かけた。
釣りはじめる前から魚が針にひっかかり、大漁を予感させるスタートだった。






「ちびき」という魚
煮物にするとおいしいそうだ






舟の上なのでここはやはり刺身でしょう
料理人でもある師匠が手早くさばき始める







とりたての新鮮な魚を料理しているのを見ていると本当においしそうだ







あっという間にお昼ごはんのできあがり
うまかった
こんなに簡単に1匹目が釣れたのだから、夕食は豪華刺身舟盛かと期待していた

しかし世の中そうはいかなかった
そのあとぱったりと釣れなくなってしまった

結局おかずは残ったアラの味噌汁だった・・








奄美で釣りをする

2010-03-22 19:55:14 | 奄美の自然
天気がよかったのでひさしぶりに釣りに出かけた。





乗る舟は前回と同じタニヤマ師匠のサバニ(小型の漁師用のボート)
もう少ししたら同じ大きさのサバニをもう1艘連結してヨットに改造する予定だ
そのときははまた詳しく紹介したい







暖かな春の日差しをあびながらサバニはポンポンというエンジン音を響かせながらゆっくりと水面を走る






今日のごはんのおかずは昼食も夕食も豪華な刺身盛り合わせだ
ポイントに着くまでの間刺身用の包丁をひたすら研ぐ






まもなく今日の漁場に到着
釣りはじめる前に底の深さを確認するために釣り糸を投げ入れた
するといきなり獲物がかかった
餌もつけていなかったのに!
チビキという魚だそうだ