最近目にする動物たち

梅雨入りしてしばらくたち、夏もそろそろという感じになってきている。

などと言っているうちに梅雨明け宣言こそ出ていないものの、最近の雰囲気はすっかり夏になって
しまっている。
奄美諸島すべてが梅雨前線の影響を受けなくなるまで梅雨明け宣言は出ないが、奄美大島だけで
いえばもう梅雨は飽けていると個人的には思っている。
梅雨から夏にかけてはいろんな生き物の活動が活発になってくる時期である。








梅雨の最中はかたつむりがいたるところで見られる
以前は特に嫌いな生き物ではなかったのだが、野菜を育てるようになってからこの虫が嫌いになってきた
ようやく育ちかけた野菜の苗の葉の上にこいつの這った後を見つけ、ましてや芽がかじられていたりすると
ひどく腹立たしく感じるようになってきた











今年もヤモリのシーズンがやってきた
夏になる前に虫が急激に増加する時期があるが、この頃にヤモリたちも顔を出し始める
この頃のヤモリは体は小さいが食欲旺盛で、窓ガラスにへばりついて小さなガを精力的に
食べ回っている
奄美ではエサの虫には困らない
彼らにとってはここは天国なのだろう












日に日に体が大きくなっていく
時々家の中まで入ってきてちょろちょろしているが、しまっちゅはヤモリは家の守り神といって全く
気にしない












海岸べりのサイクリングロードを走っていたら手すりの上をヤドカリが歩いていた
木登りをするのはわかるが、ここは表面がつるつるのコンクリートの手すりの上である
どうやってここまで登ったのだろうか、そしてどうやって下に下りるつもりなんだろうか













ムラサキオカヤドカリは天然記念物に指定されているのだが、そこらじゅうにうじゃうじゃいるヤドカリ
である
なぜ天然記念物なのかよくわからない
うわさでは、数がそんなに少なくないのに、間違って指定してしまったらしい

今回の写真の目玉は毎年梅雨の終わり頃に大発生するシロアリの羽化の様子の予定だったのだが
今年はそれが一度も見られないまま梅雨が終わろうとしている
いつも梅雨明けまでに３回大発生し窓ガラスいっぱいに羽ありがへばりついている光景が見られ
それはそれで気色悪いのだが、梅雨の終わりを告げる風物詩が見られないとなると何か物足りない
感じがする