奄美の子供たち

相撲大会を見ていて改めて感じた事なんだけど、奄美の子供たちは実に素朴でひとなつっこい。
朝に家の前に立っていると通学途中の小学生、中学生が見知らぬ自分に「おはようございまーす！」
と挨拶をしていく。県道をはさんで10ｍの反対側歩道を歩いていく子達だ。

東京の地下鉄の車両で見る、大きな校章がついたピカピカのランドセルと靴を履いた小学生の中に時々
見受けられる、シルバーシートにふんぞりかえっている可愛げのない、こまっしゃくれたガキは
こちらではまず見ない。
まあ都会であまり愛想がいいと、どこかへ連れ去られてしまうかもしれないご時勢だから
いたしかたがないのかも知れないが・・。





朝帰りのモリヤマ監督の指示を神妙な顔つきで受ける小学生力士






小さな子たちも相撲が大好きだ
一列に並んでおとなしく観戦
坊主刈りの子が多い





直立不動で試合の行方を見守る豆相撲ファン
実に真剣な表情だった






試合と試合の間は子供たちの相撲大会
非常に楽しそうだった





よちよち歩きの幼児とも嫌がらずに相撲をとってあげる
そして倒す時も実にやさしく気を使って扱っていた
本当に感心してしまった


こういった環境で育った子供たちは大人になった時、やっぱり一味違った
人間に成長しているのではないか・・
でもこんな可愛い子たちも２０年もたてば飲んだくれになっているのだろうか・・
などと考えた1日でした。