奄美ロングステイ

奄美の自然の中でロングステイのできるペンションを作りました。毎日のできごとを紹介していきます。

さとうきび収穫手作業編

2014-02-20 20:00:11 | 奄美を楽しむ
今奄美大島の北部ではさとうきびの刈り取りの真っ最中である。
ある意味1年で一番活気のある時期だ。
ほとんど収穫は機械化されていて、きびが茂っている畑にハーベスターが入っていくとあっという間
に刈り取られ後にはこげ茶色の大地が広がっている。
しかしほんの一部の農家は手作業で収穫を行なっている。




と言ってもすべて手作業ではない
ハーベスターを使わないというだけである程度は機械に頼らざるを得ない
耕運機の動力を使って動くキビの皮はぎ機に次から次へと茎を入れているのは近所のマサさん





葉っぱと皮をむかれたサトウキビがどんどんたまって山になっていく
最終的にはこれらを製糖工場に運んでもらわなければいけないので、ひもでしばってひとくくりに
まとめる必要がある




そのための装置が用意されていた
下をくぐらせておいたロープをトラクターにつけたウインチのようなもので巻き取っていくのだ
これは昔この集落にアイデアマンがいて、軽自動車の部品を使って手作りしたものなのだそうだ
昔の人はそうやって工夫しながらなんでも自分たちで作りあげてしまった
素晴らしい知恵だ




なるほどきれいにキビを巻き上げロールを簡単に作ってしまった





出来上がった束をそのままトラクターで道路際まで運ぶ
皮はぎからここまでの工程が機械でできるだけでも格段の効率化が実現したのだろう
これを純粋な手作業で行なったら何十倍もの時間と労力がかかってしまう
昔のさとうきび農家はさぞかしきつかったことだろう

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