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奄美ロングステイ

奄美の自然の中でロングステイのできるペンションを作りました。毎日のできごとを紹介していきます。

奄美は台風15号襲撃真っ最中

2012-08-26 20:15:54 | 奄美の自然
先日台風15号の影響は少ないだろうなどと書いてしまいましたが、全くの間違いでございました。
史上最強の影響をもたらすと言われている15号は今ちょうど奄美で荒れ狂っています。
確かにすごい風です。
今までよりかなり強い。
雨はそれほど強くないのだがこれから夜半にかけて激しくなっていくらしい。




朝のうちはさとうきびの揺れ方もいつもの台風と同じくらいだったが、時間が経つにつれてだんだん
激しさをましてきていて現在は風速25メートルくらいか
未明には最大瞬間最大風速45メートルという予報が先ほどのテレビで出されていた






昨日のうちからまわりを片付けて風に飛ばされそうなものはしまい、シャッターを下ろして備えて
きた
そのシャッターの上から風が吹きつけるのだが、それがものすごい音をたててゆれる
部屋の中にいると何かが飛んできてシャッターにぶつかったのではと思わせるほどだ






ナスの風除けにしているアルミ枠が早くも吹き飛ばされていた
これが飛ばされるのは初めてのことである





あれよあれよという間にナスの葉が枯れてきた
今まで葉にかくれて見えなかった実がやたら目につくようになってきている
こうなるともう全滅は時間の問題だろう
実をすべて収穫してしまう








風に吹かれるバナナの木がとうとう最敬礼状態になってきてしまった
3年の経験の中で最も強い風だ






バナナの木は風に弱いとは言われているが、それでも今まで折られることはなかった
若いじょうぶな木が倒されていた
こうしてブログを書いているその間にも風と雨は激しさを増してきているのを感じる
いったい明日の朝にはどんなことになっているのやら







早朝のサイクリングロード

2012-08-02 20:00:54 | 奄美の自然
今年になって初めて朝のランニングで海岸まで行ってみた。
例年だと梅雨明けから毎日早起きしてウミガメの産卵を見るために海岸まで走っていたのだが
2年間続けても1度もウミガメの姿を目撃することができなかったので、朝にわざわざ走って
でかける気力が失せてしまい最近は時々夜中に観察を行なっているのである
しかしもう少ししたら集落の運動会もあることだし、練習しておかないと鈍った体がいうことを
きかなくなってしまうので、そろそろ早朝のランニングを始めなくてはならない





そんな中ある朝、意を決して土盛海岸までのランニングに出発した
久しぶりに走るサイクリングロードは去年の夏とはずいぶん風景が変わっていた






まず目につくのがパパイヤの木がたくさん生えていることだ
去年までは数本しか見られなかったのだが、今年はやたらたくさん目につく
ある場所では両サイドに数十本のパパイヤが並んでいた






パパイヤ並木がおわると今度はハマユウの花が並んで咲いている
まるで植物園の中を走っているような気がしてくる
これは誰かが植えたのだろうと思って後で何人かの地元住民に確認したのだが、皆がいうには
誰もそんなところにわざわざ植えたりしないので自然に生えてきたのもだろう、ということだった





どちらにしてもパパイヤの実がなってくれるということはうれしいことだ
いつも実を採りに行っているKさんの庭のパパイヤの木は最近、実のなりが悪いのである
地元の人たちはパパイヤの実など見向きもしない
ここらへんでパパイヤをめぐって争うライバルは鳥だけだ
これで朝ランニングでここまでくる張り合いもでてこようというものだ






朝出るのが遅かったためサイクリングロードから土盛海岸に降りるともう日が高くなりかけていた
7時を過ぎるととたんに暑く感じてくる


梅雨に顔を出す生き物たち

2012-06-15 20:00:00 | 奄美の自然
奄美では梅雨に入ってしばらくの間さっぱり雨が降らない日が続いたが、ここのところ毎日のように
雨が降り続いている。
そんな中今まで見かけなかった動物たちも新しく顔を見せ始めた







冬の間とんとお見限りだったヤモリが顔を見せ始めている
夜になるとキュッキュッと高い声で鳴く
今年も我が家をしっかり守ってほしいものだ





どう見ても海に住むカニだ
我が家は海岸から500メートルは離れている
はるばるここまで歩いて来たのだろう
梅雨だから遠出できるのかもしれない
カメラにむかって力いっぱい威嚇していた





また夜になるとカエルが騒ぐ季節になってきている





畑を耕していたら青いミミズを見つけた
珍しいので耕運機を止めてカメラを取りに行って写真を撮った





ピントを合わせながら思った
青いミミズなんて聞いたことがない
本当にミミズなのか?
のたうち回り方がどちらかというとヘビに似ている
頭はミミズに見えるけど、こいつはヘビなんじゃないのか
はたしてどっちだったんだろう
長さは15センチくらいでした





龍郷に手伝いをしていたときに防風ネットに飛び込んできた小さなセミ
クロイワニイニイというセミだそうだ
奄美では蝉時雨の夏ももうすぐそこだ



あやまる岬へ行ってみた

2012-04-29 20:00:54 | 奄美の自然
久々のパラグライダーの練習にあやまる岬へ行ってみた。
ところが風が強くてこの日の練習は中止だった。
3ヶ月ぶりに行ったのに・・。
しかしこのペースだといつまでたっても飛べるようにならないだろう。





しょうがないので展望台まで行って写真を3枚だけ写してそのまま帰ってきた
あやまる岬というのは奄美大島の北端近くの海に突き出した小高い丘につけられた名前である
最初に名前を耳にすると「誤る岬」の漢字が頭に浮かんでしまうのだが、こんもりと盛り上がった
丸い岬が綾で織った手まりのように見えるというのが、その名前の由来だそうだ

左手奥に見えるのが島の北端である笠利崎






この日はあまり天気がよくなかったが太陽の光が注ぐと、正面そして左右に広がる真っ青な海と
波がリーフに当たってたてる白い波頭のコントラストが鮮明でじつにきれいだ

正面の海の様子
海岸沿いには子供向けの遊園地や海洋プールが広がっている






ここまで、我が家から自転車で10分もかからない
空港から近いこともあり、観光客からはちょっとした時間つぶしに訪れるスポットという扱いを
うけてしまっているきらいがあるようだが、これは由々しきことである
あやまる岬に限らす空港から北にも素晴らしい景観はたくさんある
もっとじっくりと腰をすえてみてほしい場所である

土盛海岸の方角の光景
ここに来るといつも我が家を探すのだがなかなか見つけられない



奄美の海は一足先に夏の色

2012-04-10 20:00:03 | 奄美の自然
2月から3月にかけて続いたうっとしい曇り空が去り、奄美では青空が毎日のように見られる。
ゴールデンウイークの前後には梅雨入りしてしまうので、この時期に十分太陽を楽しんでおく
もっとも梅雨が明ければイヤというほど太陽が照りつける日々がずうっと続くのだけど。




この日も抜けるような青空
長ーい飛行機雲が水平線のあたりから空のてっぺんまでつながっていた





特に海がきれいに見える日だった
土盛海岸に行ってみた
もうコバルトブルーに変わっている






打ち寄せる波はもう夏の色そのものだ







近所のペンション「ブルーエンゼル」のクボさんのところでお昼に冷たいうどんをごちそうになる
きれいな海を眺めながら、テラスの屋根の下で冷たいうどん
気分も一気に夏モードだ