07年2月12日付の日本経済新聞は、「『新銀行東京』再建へ経営陣刷新、都知事選の争点に」と、新銀行東京が再建計画づくりに着手した、と報じた。05年石原都知事得意のトップダウンで華々しく開業した「新銀行東京」。しかし、新銀行は赤字続きで、経済誌「FACTA」2007年2月号は「重篤『慎太郎銀行』の深き闇 ~クリスマスに届いた金融庁の『最後通牒』。2年で500億円の大出血が、石原3選の最大の障害に。~」と題して新銀行東京の赤字の膨張ぶりがあまりに急激であること、また同行が石原都政のアキレス腱であることを伝えた。このまま赤字を脱しなければ、遠からず同銀行の自己資本はゼロに。都が出資した都税1000億円(84%持分)がいまや風前の灯である(J-CASTニュース2007/2/14 ) 。
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