東京、北海道など13の都道県知事選挙が告示され、いっせい地方選挙が幕を開けた。知事選告示の日、各政党党首のなかで、首都東京で第一声をあげたのは、日本共産党の志位和夫委員長だけだった。日本共産党以外、どの党の党首も、東京で第一声をあげることができなかった。首都東京の知事選挙にあたって政党として語る場を持つことができないということは、これらの党が国民・都民の願い・要求といかにかけ離れた政治を日頃おこなっているかを端的に示すものである。同日、石原慎太郎東京都知事は神奈川入りし、松沢成文神奈川県知事の応援演説に立ち、逆に松沢知事は東京入りして、石原知事を応援した。石原知事を東京で支援しているのは自民党。松沢知事を神奈川で支援しているのは民主党。自民党も民主党も『オール与党』で変わらないということを象徴的に示すできごとであった。 . . . 本文を読む
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