石原慎太郎都知事の都政私物化や税金のむだ遣いなどが明らかになり、自民・公明・民主「オール与党」のなかからも4月8日投開票の東京都知事選に向かって「反石原」の動きが出始めた。自民・民主二大政党制を期待するマスコミは、「反石原」候補、とりわけ民主推薦候補のゆくえを追うことに熱中している。日本共産党の吉田万三都知事候補が都政改革プラン「憲法を都政にいかし、税金のムダづかいをやめて、くらし・福祉最優先の東京をめざします―三つの転換と六つの重点公約」を発表して奮闘していることなどまるで眼中にないかのようである。しかし、選挙で大事なことは、石原都政と同じ方向の政策をそのまま続けるのか、政策の転換を目指すのか、要するにどのような政治のちがいを選択するかである。いま名前の出ている黒川紀章、浅野史郎、海江田万里などと吉田万三とどこにちがいがあるのかを明らかにしなければならない。「反石原」を唱えても、候補者の個々の個性のちがいだけでは何の意味もない。 . . . 本文を読む
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