プロメテウスの政治経済コラム

プロメテウスは人間存在について深く洞察し、最高神ゼウスに逆らってまで人間に生きる知恵と技能を授けました。

改憲手続き法案   改憲突破のための非民主的で不公正な内容

2007-03-05 20:32:30 | 政治経済
昨日(3月4日)のNHK日曜討論で日本共産党の小池晃政策委員長は、郵政民営化に反対した衛藤晟一氏の復党容認や来年度予算案の衆院通過強行の動きを挙げ、「(安倍首相は)国民無視の姿勢をエスカレートさせている」と述べ、「安倍カラーというが、支持率がどんどん下がってきて、開き直って自分のやりたいようにやろうというものだ」と批判した(「しんぶん赤旗」2007年3月5日)。安倍首相は、貧困・格差問題、閣僚らの事務所費をめぐる疑惑や失言、「郵政造反」議員の復党問題などで下がる一方の支持率を、改憲を前面に掲げることで回復・突破するという危険な道にいよいよ突き進みはじめた。改憲への一里塚は改憲手続き法案(国民投票法案)の成立である。 . . . 本文を読む