とりあえず一所懸命

鉄道の旅や季節の花、古い街並みなどを紹介するブログに変更しました。今までの映画や障害児教育にも触れられたらと思います。

源明山(624.7m)山口県周防大島町

2010-01-24 17:13:20 | 週末は山にでも
今回は周防大島町の源明山にしました。
本当は、文殊山からの縦走路が望ましいのだけど、時間短縮の登山ということで、源明山だけにしました。
インターネットで検索して、一番近いルートを探しました。
すると大島大橋を渡って右折して、屋代ダムの上の農道を行くのが一番だということがわかりました。
車をどこに駐めたらいいか、今度はGoogleの地図で検索していると、元小学校の土地を使って公民館ふうの建物があることがわかりました。
そこへ、車を駐めることにしました。

妻は、岩国の山の会で、柱島に行くことになっていたので、由宇の港まで送って行ってから大島に向かいました。

目当ての会館はすぐにわかりました。
元小学校という割には狭い土地でした。
神社までできていてびっくりでした。

 

そこに車を駐めて、車道を歩き始めました。
ところが、これが長い長い。
農道ということで、奥畑という集落の所だけは道幅が狭いけど後は広い広い…。
どこに駐めても誰にも迷惑をかけるような道ではありません。
後悔の念がどんどんたちます。
帰りにまた、このだらだらアスファルト道を通って帰るのかと思うと憂うつな気分になります。
行けども行けども目的の峠にはつきません。
ずっとなだらかな登り道が続いています。

やっとたどりついた所は、工事中でその先は車が入れない所で、そこにはちゃんと車が駐車してあります。
悔しい思いをしながら、さらに登り道に向かいます。
そこからは、車が1台やっと通れるくらいの、でもやっぱりアスファルト道なのです。

さらに登って行くとやっと標識が出てきました。



そこを曲がるといきなり石ころだらけのガレ場になりました。
極端な話です。



でも、やっと山道らしい道になりました。
やっぱりこういう道がいいです。
ガレ場が終わると今度は、枯れ葉に覆われた山道です。
ここは気持ちのいいものです。
登って行くとあっという間に山頂についてしまいました。

山頂は幕末の長州征伐の時の戦いを顕彰して石碑が建っていました。
建てたのは、維新百年の年です。
文字は当時の佐藤栄作総理大臣です。
沖縄核密約をしながら、非核三原則でノーベル平和賞をもらった人です。



山頂に立ったらまずは証拠写真ということで、セルフタイマーで撮影しました。



山頂の景色はいつもと違って見えました。
というのも、今まで登ってきた山が全部手に取るように見えるのです。



嘉納山です。



右側が嘉納山、左が文殊山です。
http://blog.goo.ne.jp/dylan12283199/e/e8bc7883a1bc8a335b252659f7118ef0



海の向こうに見えるのが琴石山です。
http://blog.goo.ne.jp/dylan12283199/e/349590911d26cff08ec48fb5b9ff0486



うっすらと見えているのが大星山です。
http://blog.goo.ne.jp/dylan12283199/e/67245f81788c90b523583cf7ecb79ffd

本当なら嘉納山へ縦走するといいのですが、今回はここだけにするつもりだったので思い切りゆっくりしました。

昼はいつものうどんです。
今回は、牛肉のしぐれ煮の冷凍を持ってきたのでデラックス肉うどんです。
しょうがもたっぷり効いていて、美味でした。



食後は、家で朝いれてきたネルドリップのコーヒーをゆっくり味わいました。
この日は気温10度くらいでとても暖かかったので、久しぶりに流れる雲を味わいました。



そうこうしていると、山口市から来たという夫婦二組の中年登山組が上がってきました。
どこに車を駐めたのか聞くと、最後の通行止めの所にしたそうです。
ほとんど歩いていないんだと思いました。
この仲良し4人組はこの後縦走もせずに降りて、車で嵩山に移動してまた登るそうです。
「取りあえず登りました」と山の数だけコレクションしているみたい。
まるで、夏休みのラジオ体操のカードみたいだなと思いました。
もう少し山歩きを楽しんだらいいのにともったいない気がしました。

一人でゆっくり降りて行くと、車道もけっこう楽しいものでした。
登りはきついけど、下りは車道も風を感じて楽しいものでした。
下りは約1時間くらいで駐車場まで着きました。
途中に咲いていた水仙を愛でるくらいの余裕がありました。



駐車場に着く寸前に山頂であった仲良し4人組の車に会いました。
「けっこうあったでしょう」と言われましたが、
「下りはけっこう楽しかったですよ」と答えておきました。
本当に歩くことを楽しめた時でした。



 
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