平成筑豊鉄道の旅を続けていますが、2013年5月19日のブログにもその記録を残していました。
その時は車で行って鉄道にそれほど興味がなくて、歴史的建造物として記録していました。
平成筑豊鉄道田川線には歴史的な鉄道遺産がたくさん残されていました。今回は知識不足で田川線に乗車しなかったことが後悔です。次回もう一度挑戦します。
最初の2枚が内田三連橋梁です。この上をへいちく号が走ります。
続いて石坂トンネルです。九州最古のトンネルです。その頃には価値に気づかずさらっと見ましたが作業員の人に頼んで線路の中に入れてもらって撮影できたのが幸いです。
車掌車も含め、今見たら生唾ごっくんものです。
直方の町の続きに戻ります。直方駅の線路の数は半端ありません。貨車の引き込み線と思われる線路が張り巡らされています。
石炭採掘最盛期の賑やかさが偲ばれます。
遠くにキハ40系と最新の813系電車が並んでいるのはちょっと印象的でした。
おやおや、817系の電車の横には平成筑豊鉄道の500型501号「ひとつ星」が止まっていて駅マルシェを楽しんでいます。
並べてみると相当ノスタルジックな車両です。
直方は元大関魁皇の出身地でもあります。駅前にどうどうとした魁皇関の姿が。
途中乗換駅で面白い電車に遭遇しました。
電車ではなく「DENCHA」です。バッテリーで走る電車です。非電化路線をディーゼル車ではなくでんちゃが走っているのです。
乗り換えた駅周辺は都市化がどんどん進み、人口が増加し、乗り換えのための立体交差が進んでいて、架線を引くスペースがなかったそうです。
でも電化区間との直通運転や高速運転を考慮するとこの道しかなかったようです。
結果、この「BEC819系」が誕生したようです。九州は交流電源、バッテリーは直流ということで技術的には大変難しかったようです。難点はやっぱり走行距離ということでしょうか。
下関まで帰り、山陽本線を待っていたら、向こうのホームがざわついていました。
何事かと思っていたら、「トワイライトエクスプレス瑞風」が発車しました。
噂通りの豪華な列車で「庶民の足を犠牲にしてまで豪華列車でもないだろ!」と毒づいていたこともすっかり忘れてその美しいフォルムに魅入ってしまいました。
その後、乗れないこともあるのでNゲージを買うことになるのですが。
3枚目の写真で展望デッキから手を振る人たちのいかに誇らしいことか!やっぱりムカつきます。