寄り道が多くて間が開きましたが、京都・奈良の旅、最終日は嵐山です。
まずは、京都駅みどりの窓口でトロッコ列車のチケットを購入……するつもりだったのですが、当日分はまさかの完売。前夜、ネットで確認した時は十分余裕があったので、当日で大丈夫と高をくくっていたのが失敗だったかも……。意気消沈しながら、とりあえずJR嵯峨野線で嵯峨嵐山駅に向かいました。

JR嵯峨嵐山駅に到着後、すぐに隣接するトロッコ嵯峨駅へ。ダメもとで駅員さんに聞いてみると、「大丈夫です。まだありますよ~」ということだったので、すぐ行列の最後尾に並びトロッコ列車と保津川下りのチケット、運よく両方ゲットできました。

嵯峨野トロッコ列車。これが最後尾の5号車で、この車両だけ窓ガラスがなく、より自然に近い雰囲気を味わえると人気があるそうです。

こちらは私たちが乗る1号車。先頭車両ですヽ(^o^)丿

しかも、一番前のボックスで進行方向の座席。一旦は乗れないと諦めたトロッコ列車なのに、一番いい席に座れたみたいです~♪

乗車確認、安全確認して-出発進行!

終点のトロッコ亀岡駅まで3つの駅に停まりますが、一番最初に停車したのは嵐山駅。先頭車両はトンネルの中でした (^-^)ゞ

保津川の流れと山々の紅葉を眺めながら、トコトコ走ります。線路は、概ね保津川に並行して走っていますが、途中で一度だけ、保津川を渡って左右が入れ替わります。

線路沿いの木々は、目の前を流れるように過ぎていきます。

亀岡駅に着くころには、周囲は朝霧に包まれていました。亀岡市は四方を山に囲まれた盆地で、秋から春にかけては「丹波霧」と呼ばれる濃霧が頻繁に発生するのだそうです。
ここからはバスで、保津川下りの乗船場に向かいます。

楽しみにしていた保津川下り。バスを降りたら乗船手続き。その後、ほとんど待ち時間なく、スピーディに乗船場に案内されました。

霧が烟る桟橋を通って舟へ。

軽妙な語り口で保津川下りを満喫させてくれた船頭さん。
保津川下りの歴史は古く、京の豪商 角倉了以(すみのくらりょうい)が江戸初期の慶長11年(1606年)、木材や薪炭などの丹波地方の産物を都へ送るために、産業水路として開拓したのが始まりだそうです。

舟には3人の船頭さんが乗り組みます。船首で長い竿を操る「竿さし」は川底や岩に竿をさして、舟を押したり進行方向の微調整をします。木製のオールを漕ぐ「櫂ひき」は舟のエンジンで、旅の案内役でもあります。そして後方には、舟の進路を決める「舵とり」。何度かポジションチェンジしながら下っていきます。私たちは運よく一番前の席だったので、前方二人の船頭さんの動きがよく見えました〜♪

時には、狭い岩場をすり抜けて進みます。前に見えるのはJR嵯峨野線の鉄橋。

その鉄橋に列車が差し掛かりました。

川面から見る紅葉もきれい。

船頭さんが「スヌーピー」と呼ぶ岩。たしかに雰囲気が似ていますね。

江戸時代から400年に亘って、船頭さん(掉さし)が同じところを竹竿で突いて穿った穴。赤い丸で囲った二つのほかに、この先にもう一つありました。

ときどき、流れの急な瀬を通過し、そのたびに舟の中で歓声が湧きおこります(笑)
(短いですが、川下りの様子を動画で撮ってみました)

川面から眺める紅葉もいいものです。

トロッコ列車とすれ違い。お互いに手を振りあって、一体感が高まりました(笑)

保津川下りは、その時々の川の水位によって所要時間が変わります。私たちの時は水量が少なかったので、2時間くらいかけてゆったりと川下りを味わえましたが、夏場の水量が多い時は1時間程度で終わってしまうこともあるそうです。

船着場に近づくと川幅が広くなり、一艘の舟が近づいてきました。いったい何でしょう……?

これは川の中のコンビニのような舟で、おでんやイカ焼き、飲み物などを販売しているんです。面白い趣向ですね~♪

私たちも、川風を浴びながら団子を味わいました。
食べ終わる頃には、舟は船着場に到着。緩やかな流れの中に、時に急な瀬や段差を越える2時間の保津川下りもこれで終了です。川下りは、岐阜県木曽川の日本ライン下り以来。いい経験しました〜♪

渡月橋近くの船着場に着いたのがちょうどお昼どきだったので、通りがかりの蕎麦屋さんでランチにしました。
こちらは、京地鶏の天ぷらやとろろなどが付いた京地鶏そば。ボリュームたっぷりでしたよ〜。

京都に来たときは食べたいと思っていたにしんそば。数十年ぶりです (^-^)ゞ
しっかり煮込まれた身欠きにしんが、蕎麦や蕎麦つゆの味わいを深めてくれました。
午後はこの周辺をぶらぶら散策。次はその様子をアップして、京都の旅を締めくくりたいと思います。
まずは、京都駅みどりの窓口でトロッコ列車のチケットを購入……するつもりだったのですが、当日分はまさかの完売。前夜、ネットで確認した時は十分余裕があったので、当日で大丈夫と高をくくっていたのが失敗だったかも……。意気消沈しながら、とりあえずJR嵯峨野線で嵯峨嵐山駅に向かいました。

JR嵯峨嵐山駅に到着後、すぐに隣接するトロッコ嵯峨駅へ。ダメもとで駅員さんに聞いてみると、「大丈夫です。まだありますよ~」ということだったので、すぐ行列の最後尾に並びトロッコ列車と保津川下りのチケット、運よく両方ゲットできました。

嵯峨野トロッコ列車。これが最後尾の5号車で、この車両だけ窓ガラスがなく、より自然に近い雰囲気を味わえると人気があるそうです。

こちらは私たちが乗る1号車。先頭車両ですヽ(^o^)丿

しかも、一番前のボックスで進行方向の座席。一旦は乗れないと諦めたトロッコ列車なのに、一番いい席に座れたみたいです~♪

乗車確認、安全確認して-出発進行!

終点のトロッコ亀岡駅まで3つの駅に停まりますが、一番最初に停車したのは嵐山駅。先頭車両はトンネルの中でした (^-^)ゞ

保津川の流れと山々の紅葉を眺めながら、トコトコ走ります。線路は、概ね保津川に並行して走っていますが、途中で一度だけ、保津川を渡って左右が入れ替わります。

線路沿いの木々は、目の前を流れるように過ぎていきます。

亀岡駅に着くころには、周囲は朝霧に包まれていました。亀岡市は四方を山に囲まれた盆地で、秋から春にかけては「丹波霧」と呼ばれる濃霧が頻繁に発生するのだそうです。
ここからはバスで、保津川下りの乗船場に向かいます。

楽しみにしていた保津川下り。バスを降りたら乗船手続き。その後、ほとんど待ち時間なく、スピーディに乗船場に案内されました。

霧が烟る桟橋を通って舟へ。

軽妙な語り口で保津川下りを満喫させてくれた船頭さん。
保津川下りの歴史は古く、京の豪商 角倉了以(すみのくらりょうい)が江戸初期の慶長11年(1606年)、木材や薪炭などの丹波地方の産物を都へ送るために、産業水路として開拓したのが始まりだそうです。

舟には3人の船頭さんが乗り組みます。船首で長い竿を操る「竿さし」は川底や岩に竿をさして、舟を押したり進行方向の微調整をします。木製のオールを漕ぐ「櫂ひき」は舟のエンジンで、旅の案内役でもあります。そして後方には、舟の進路を決める「舵とり」。何度かポジションチェンジしながら下っていきます。私たちは運よく一番前の席だったので、前方二人の船頭さんの動きがよく見えました〜♪

時には、狭い岩場をすり抜けて進みます。前に見えるのはJR嵯峨野線の鉄橋。

その鉄橋に列車が差し掛かりました。

川面から見る紅葉もきれい。

船頭さんが「スヌーピー」と呼ぶ岩。たしかに雰囲気が似ていますね。

江戸時代から400年に亘って、船頭さん(掉さし)が同じところを竹竿で突いて穿った穴。赤い丸で囲った二つのほかに、この先にもう一つありました。

ときどき、流れの急な瀬を通過し、そのたびに舟の中で歓声が湧きおこります(笑)
(短いですが、川下りの様子を動画で撮ってみました)

川面から眺める紅葉もいいものです。

トロッコ列車とすれ違い。お互いに手を振りあって、一体感が高まりました(笑)

保津川下りは、その時々の川の水位によって所要時間が変わります。私たちの時は水量が少なかったので、2時間くらいかけてゆったりと川下りを味わえましたが、夏場の水量が多い時は1時間程度で終わってしまうこともあるそうです。

船着場に近づくと川幅が広くなり、一艘の舟が近づいてきました。いったい何でしょう……?

これは川の中のコンビニのような舟で、おでんやイカ焼き、飲み物などを販売しているんです。面白い趣向ですね~♪

私たちも、川風を浴びながら団子を味わいました。
食べ終わる頃には、舟は船着場に到着。緩やかな流れの中に、時に急な瀬や段差を越える2時間の保津川下りもこれで終了です。川下りは、岐阜県木曽川の日本ライン下り以来。いい経験しました〜♪

渡月橋近くの船着場に着いたのがちょうどお昼どきだったので、通りがかりの蕎麦屋さんでランチにしました。
こちらは、京地鶏の天ぷらやとろろなどが付いた京地鶏そば。ボリュームたっぷりでしたよ〜。

京都に来たときは食べたいと思っていたにしんそば。数十年ぶりです (^-^)ゞ
しっかり煮込まれた身欠きにしんが、蕎麦や蕎麦つゆの味わいを深めてくれました。
午後はこの周辺をぶらぶら散策。次はその様子をアップして、京都の旅を締めくくりたいと思います。