久しぶりに、石橋文化センターの久留米市美術館(旧石橋美術館)に行ってきました。緑まばゆい庭園を散策する人、池のほとりのベンチに座って読書に耽る人など、初秋の麗らかな日和を、思い思いに楽しんでいるようでした。

8年前、石橋正二郎の生誕120年記念展示『Passion』で初めて訪れて以来、何度か足を運んだ石橋美術館。

石橋財団が所蔵する作品を一元的に管理するという方針から、昨年8月、石橋美術館が閉館し、所蔵作品の多くが東京のブリヂストン美術館に移ってしまったのは本当に残念でしたが、閉館から3カ月後の11月、久留米市美術館として再出発しました。今は、ブリヂストン美術館所蔵の作品展、『じっと見る』が開催中(7月29日~11月5日)。

この企画展では、「画家や彫刻家の熱いまなざしに注目(パンフレットより)」して選ばれた、ブリヂストン美術館所蔵作品約130点を、「人物」「自然」「馬」「静物」「都市」「見えないもの」の6つのジャンルに分けて展示しています。

藤田嗣治、岸田劉生、坂本繁二郎をはじめとする日本人画家を中心に、ピカソやセザンヌ、モネなど、興味深い内容となっています。2階の休憩室からの眺めも、まるで一枚の絵画のよう。

130点の作品を「じっと見た」後は、美術館周辺を散策しました。滔々と涼やかに水を湛える噴水。ペリカンがモニュメントです。

美術館前の日時計。このとき実際の時間は10時20分くらい(この写真は、石橋文化センターに着いた時に撮ったもの)でしたから、ほぼ正確です ヽ(^o^)丿

キバナコスモス。秋は、もうそこまで来ていますね。

見事な枝ぶりの柳と睡蓮の池。


純白の睡蓮の花。いかにも清楚な雰囲気です。

蓮の葉の窪みに残る水玉が、風に揺れる大きな葉の上で、ころころ転がっていました。

蓮の葉が大きければ、花もまた立派。

上の写真を撮っている時のこと、蓮の花に近づくよう橋の欄干に体を預けて前屈していると、シャツの胸ポケットに入れたメガネがストンと落下
幸い池ではなく、大きな蓮の葉の上に落ちてくれたので、なんとか拾うことができました
このことを後で妻に話すと、蓮の葉の上に落ちたメガネの写真を撮っておけばよかったのにと、無理なことを……。確かに惜しいチャンスではありましたが、蓮の葉が風に揺れて、メガネが今にも池に落っこちてしまいそうで、とってもそんな余裕はありませんでした(笑)
開き始めの蓮の花には、華やかさではなく可愛らしさが感じられます。


見事な枝ぶりのイチョウ。黄葉の時期は更にきれいでしょうね。

美術館のレンガの壁とイチョウの緑のコントラストがきれい。

早くも銀杏がたわわに・・・・・。

日差しは強くとも、秋の気配を感じさせる空でした。

石橋文化センターは、ブリヂストン創業者石橋正二郎が、故郷である久留米を「清潔で整然とした秩序を保ち、教養の高い、豊かで住みよい、楽しい文化都市にしたい(『ほとめきの街 久留米』より)」との強い思いから建設したもので、1956年に完成し久留米市に寄贈されました。その当時は、いま石橋正二郎記念館が建っている場所に、公式の50mプールがあったそうです。1993年、石橋美術館別館(現・石橋正二郎記念館)を建設するため閉鎖されましたが、飛び込み台だけがひっそりと残されています。

いつ訪ねてもきれいに手入れされ、きちんと管理されている石橋文化センターの庭園。コンサートなどの催し物も定期的に開催されているそうです。広々とした庭園や美術館だけではなく、図書館、音楽ホールなどなど・・・・・。身近にこんな施設があって、久留米っていいところですね~
北九州市にもグッドニュースがあります。2年前から改修工事のため閉館されていた市立美術館(本館)が、ようやく今年の11月にリニューアルオープンすることになりました。その記念イベントは『英国最大の巨匠 ターナー 風景の詩(11月3日~2月4日)』とのこと。楽しみです~♪

8年前、石橋正二郎の生誕120年記念展示『Passion』で初めて訪れて以来、何度か足を運んだ石橋美術館。

石橋財団が所蔵する作品を一元的に管理するという方針から、昨年8月、石橋美術館が閉館し、所蔵作品の多くが東京のブリヂストン美術館に移ってしまったのは本当に残念でしたが、閉館から3カ月後の11月、久留米市美術館として再出発しました。今は、ブリヂストン美術館所蔵の作品展、『じっと見る』が開催中(7月29日~11月5日)。

この企画展では、「画家や彫刻家の熱いまなざしに注目(パンフレットより)」して選ばれた、ブリヂストン美術館所蔵作品約130点を、「人物」「自然」「馬」「静物」「都市」「見えないもの」の6つのジャンルに分けて展示しています。

藤田嗣治、岸田劉生、坂本繁二郎をはじめとする日本人画家を中心に、ピカソやセザンヌ、モネなど、興味深い内容となっています。2階の休憩室からの眺めも、まるで一枚の絵画のよう。

130点の作品を「じっと見た」後は、美術館周辺を散策しました。滔々と涼やかに水を湛える噴水。ペリカンがモニュメントです。

美術館前の日時計。このとき実際の時間は10時20分くらい(この写真は、石橋文化センターに着いた時に撮ったもの)でしたから、ほぼ正確です ヽ(^o^)丿

キバナコスモス。秋は、もうそこまで来ていますね。

見事な枝ぶりの柳と睡蓮の池。


純白の睡蓮の花。いかにも清楚な雰囲気です。

蓮の葉の窪みに残る水玉が、風に揺れる大きな葉の上で、ころころ転がっていました。

蓮の葉が大きければ、花もまた立派。

上の写真を撮っている時のこと、蓮の花に近づくよう橋の欄干に体を預けて前屈していると、シャツの胸ポケットに入れたメガネがストンと落下


開き始めの蓮の花には、華やかさではなく可愛らしさが感じられます。


見事な枝ぶりのイチョウ。黄葉の時期は更にきれいでしょうね。

美術館のレンガの壁とイチョウの緑のコントラストがきれい。

早くも銀杏がたわわに・・・・・。

日差しは強くとも、秋の気配を感じさせる空でした。

石橋文化センターは、ブリヂストン創業者石橋正二郎が、故郷である久留米を「清潔で整然とした秩序を保ち、教養の高い、豊かで住みよい、楽しい文化都市にしたい(『ほとめきの街 久留米』より)」との強い思いから建設したもので、1956年に完成し久留米市に寄贈されました。その当時は、いま石橋正二郎記念館が建っている場所に、公式の50mプールがあったそうです。1993年、石橋美術館別館(現・石橋正二郎記念館)を建設するため閉鎖されましたが、飛び込み台だけがひっそりと残されています。

いつ訪ねてもきれいに手入れされ、きちんと管理されている石橋文化センターの庭園。コンサートなどの催し物も定期的に開催されているそうです。広々とした庭園や美術館だけではなく、図書館、音楽ホールなどなど・・・・・。身近にこんな施設があって、久留米っていいところですね~
北九州市にもグッドニュースがあります。2年前から改修工事のため閉館されていた市立美術館(本館)が、ようやく今年の11月にリニューアルオープンすることになりました。その記念イベントは『英国最大の巨匠 ターナー 風景の詩(11月3日~2月4日)』とのこと。楽しみです~♪
