横浜公園の噴水は明治時代に造られたものらしいです。今の噴水は関東大震災の復興事業で
１９２８年（昭和３年）に造られたものと噴水の碑の文章はそうなってました。
この噴水は８５歳ということですね。私の父より１歳若い。
軍国主義時代から現代まで、さまざまな世の中の喜怒哀楽を、その池面に写してきたことで
しょう。貧困の戦後の日本を経て、高度成長期の浮かれたバブル時代を迎え、そしてまた
バブルがはじけた後の空白の１０年、それから再度離陸しようともがく今日まで…
YouTubeで「石川さゆり」の“まちぶせ”を聴いた。昔から好きな歌、好きな歌手。
身体を壊したと噂に聞いたけど、今なお元気に歌う姿を目に出来た。なんと５３歳だとか。
昔の顔・声しか知らなかったが、YouTubeとは非常に便利な道具だと今日こそ感じた。
顔こそ変わったけど、声の質、歌い方は昔とほぼ同じで、嬉しかった。
彼女のファンだった訳じゃないけど、同じ世代として好きな歌い手です。いい歌だし。
噴水も彼女も、と同列に語るべきものじゃないかもしれないけど、時は過ぎて周りが変わって
も、内側からあふれ出る情熱は、変わらないものなのかもしれません。但し、彼女も噴水も
同じように歌い続けられるうち、水をあふれさせられるうち、という条件でしょうけど。
