日芸の江古田芸術祭を訪問

日大芸術学部の江古田キャンパスを初めて訪問した。
娘に日芸を薦めたのは、自分が行きたかった芸術系だったからというのもある。
だから、どんなキャンパスか見ておきたかった。

「きれいな」「新しい」「清潔感溢れる」という一昔前には、芸術とは結び
つかなかった形容詞が、こんなに似合うキャンパスに、ただただ感心する。
芸術が不潔と紙一重だったのは相当昔の話なのかもしれない。

まだ建築していくらもたっていない、いわゆる新築の薫りのする建物群。
その中で展示やパフォーマンスが行われていた。中庭には模擬店。

娘の所属する二つのサークルの展示をみる。
彼女は文芸なので、展示は本だらけ。彼女の作品が入った一冊を家人と私と
２冊購入し、コーヒーを飲みながら読む。娘の性格そのものが表現されている
のだと思うと、面白い。

大学の学園祭を見に親が行くのかって思ったけど、今は普通に来てるらしい。
それに、学生たちも皆さんイイヒトばかりで、娘の親としては実に安心した。
娘も先輩たちを次々と紹介してくれ、こちらが「娘がいつもお世話になって
ます」と挨拶すると恐縮していた。

確かに、今の芸術って、不潔、不健康、不躾というのとは一線をかくすモノ
なのかも知れないな。

それにしても、活き活きとしている学生たちの姿に思わず笑みがこぼれる。
今、君たちは人生の一番面白い時期にいるのかもしれないよ、真剣に楽しみ
真剣に悩みなさい。